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鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第111回】 商品力のブラッシュアップ

2011年04月21日 | 住宅コンサルタントとして
住宅会社が業績を高めていき、その適正な成長を持続するためには、
マーケティング力やセールス力、組織力など、幾つかの要素をバランスよく
高めていかなくてはなりません。

その要素の中に含まれるものとして、商品力が当然含まれます。

商品力というと、コストダウンやデザイン力も含まれますし、
スペック的によりいいグレードのモノを標準仕様に入れる、ということも含まれます。

これからの時代、絶対にお客様の支持を受け、
クチコミで良い評判が市場に広がっていくであろう、
と思える商品イメージが、私の頭の中にあります。

ただ、それを扱いきれるセンスがあるかどうかが問題で、
扱いきれると判断した会社には、そのアイデアをお伝えし、
商品をブラッシュアップしていただいています。

ホンモノ志向であり、コストダウンにもつながり、お客様が絶対に喜んでいただける。
そんな住宅が日本に広がれば、本当にいいなぁ、と思います。

昨日、そのブラッシュアップされた商品をお客様に見える形にするために、
クライアントの新しいモデルハウスを建てる土地をクライアントの社長と一緒に見て、
そしてモデルハウスのイメージやこれからの商品ラインアップの打ち合わせをしていました。

おそらく、これがイメージ通りに進めば、
今年の後半はメチャクチャ面白い展開になるだろう、と思います。

ただ、その商品の価値をスタッフ全員が理解するまで、ちょっと時間がかかりそうです。
私は、その良さが十二分に分かっていますが、若いスタッフの場合、
その良さを心の底から分かるだけの経験がまだ出来ていないのかもしれません。

しかしながら、面白い展開になることは間違いないです。

今の時代、小手先のマーケティング手法が通用しなくなってきました。
クライアントの商品の更なるブラッシュアップをやっていきたいと思いますし、
そもそもそのこと自体が商売の本質なのです。
コメント
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