たまてばこ新聞

アニメ&特撮オタ歴50年、まだ×2現役やってます!FF7リメイク絶賛プレイ中♪

レコーダー録画鑑賞「アラタカンガタリ ~革神語~」。

2013年07月15日 22時49分06秒 | TVアニメ鑑賞記録
 毎度のことですが、連載中のマンガ原作のアニメを1クールしか放映しないのはどうかと思います。単純に声優さん人気(信彦君、小野友君、松岡君、浪川君、達央君、真守君、石田君他いっぱい)にあやかってのコミックス宣伝にしか見えないですし(外れてないだけに、ねぇ)。続きはコミックス買って連載を雑誌で読んで、ですよね…わかります(汗)。面白くない作品だったらここまで厳しく書かなかったんですけどね…(大汗)

 原作作家さんのことは、マンガ読んでいないけど(汗)不思議遊戯の時からずっと気になっていたんです。古代日本風ファンタジー世界が主舞台というのが珍しくて更に惹かれました。

 1話からストーリーが面白く、またキャラクターの心情描写もきめ細かかったのがツボにきました。「信じる」心を巡り入り乱れる人間関係、その中で心の傷から臆病になってしまった現代人の革が少しずつ変わっていく姿は、見ていて気持ち良かったです。現代に入れ替わりで飛ばされた異世界人のアラタの奔放さとの対比も楽しいものでした。

 人間が剣の鞘となり剣の力を使い、勝ち負けを「下す」「下される」で表現する設定も面白くて、中二心をくすぐります♪こういうところは少年マンガ!

 革に歪んだ感情を(ヤンデレ?/爆)ぶつける門脇、徐々に革の真っ直ぐさに惹きつけられていく(デレていく?)カンナギ、ナナテ、コトハ達も皆良いキャラですね~。12話(あえて最終回とは言わない)は明らかに続いていく感じの終わり方でした。大人の事情で続編製作難しいかもしれないけど出来ればこのまま終わらせないで欲しいです。

 最近の少年マンガは女性作家さん大活躍ですね。女性作家さんの描く少年マンガは、絶園のテンペストなどもそうですが、内面を描くところに重点を置き、ドラマもひどい破たんが無くきちんと構築されているのが好感持てます。最近は絶叫系アクションシーンばかりのアニメだと観ていても疲れてしまうので、好んでこういう傾向の作品を選んでしまいますね。

 ただ、作画が…とにかく残念でした。1話からデッサンおかしかったですし(汗)。エフェクト効果などの演出はピッタリ合っていただけに勿体無い!
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