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女性閣僚でゆっくりできない安倍首相

2014年10月19日 | Weblog

松島大臣の『うちわ』問題に今度は小渕大臣の『政治資金(政治とカネ)』問題。

先日の委員会審議を見ていても、二人の閣僚は答弁をうまくこなしていたという印象はなかった。私としても、彼女たちは、少々迫力に欠けるとは思ったのだが、せっかく主要ポジションに就いているのだからと大きな心で臨んでいた。

民主党の蓮舫議員が"女の敵は女"とばかりに松島大臣を追及する。法務大臣だから、国会議員は法律を守ることは当然だし・・・などと公選法違反に対しても厳しい対応を求められるはずなのに、まぁ脇が甘いというか、答弁がタジタジの状況だった。

野党は安倍内閣の女性閣僚をターゲットにして次に出てきたのが小渕経産大臣。小渕大臣は安倍総理が前回も大臣候補として挙げていた2世議員で、父親は元総理。サラブレッドらしく凛として業務を遂行する姿は素晴らしかったのだが・・・

こんな政治家として、基本的なことを、本人が知らなかったとはやや呆れた。本人は若いのだが、父親と同じような政治手法というか有権者対策をしていたなんて驚いた。

この2件で安倍総理もグラグラと来はじめているのが正直なところだったろう。女性の時代だと女性閣僚を5人も配置し、満足をして外遊中に2件もの大臣の不祥事が出てくるとは予想外の表情で帰国した。

政治は本音と建前があるというのだが、今のマスコミが発達した時代、議員さんが勘違いをしていると大変なことになる。

安倍総理も改造を急いだあまり、『身体検査』が甘かったのではと、今になって反省をしているに違いない。

総理大臣はゆっくりできないのは当然だが、内閣を統治するのも仕事のうち。第1次政権がうまくいったとしても今回の第2次安倍内閣がグラグラと来はじめるとあっという間に内閣支持率が大幅に下がることになれば、また体調を崩し、さらに低下の一途をたどるのではないだろうかと、考える。

今後、安倍さんがどのようなリーダーシップを発揮していくのか、安定していた政局が難局に向かいそうな気配もする。。。

コメント
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