季節はずれの黄砂が訪れ、うっすらと霞がかかった土曜日、実家の庭木が伸び放題になっているのが気になっていたのだが、気候もよくなってきたので、剪定に行くことにした。
墓参りを済ませ、実家に着いてみると、妹夫婦が二人で既に剪定を始めていた。
妹の旦那が切った木の枝を細かくし、ビニール袋に詰めていた。
妹「木が隣の屋敷に入りすぎていて気になっていたので、切っていたのよ・・・」
実家の庭は、亡くなった親父が定年後、庭師を入れて造り、大切に育てていたのだが、その後放っておいたら松や樫の木などが伸び放題で家を囲むように成長してしまっていた。
もちろん、下の方の草はきちんと抜いていたが、木々には手を入れるまでには至っていなかった。
当然、幹が大きくなっているわけだから、鋸などで切っていると何日もかかる。
そこの登場したのが、妹夫婦がDIYショップで買ってきたという『チェンソー』。価格は5,000円ほど。
早速、切り残した大木を切り始めた。大きな音を出して数秒でカットできる。それも面白いように早い。だから切りすぎるぐらいに枝切りが進む。
しかし、全体を見ながら切っていかないとよろしくない。4人で相談しながら、ダイナミックに切ってはいるつもりだが、やはりまだまだ・・・・。最初はすぐに終わる作業だと思って手伝っていたが、約3年、伸びるに任せていたため結局、切った枝木は駐車場一杯になるぐらいの量になってしまっていた。
そして、なんとか出来上がったのが、日没寸前だった。
チェンソーのお蔭で案外早く終わったのだが、今日になって、ふだん使わない筋肉が痛む痛む。
チェンソーの振動による筋肉運動が知らない間に出来たのだろう。
いつものウォーキングだけでは、腕や肩の筋肉が出来ないことをチェンソーが教えてくれてたような気がする