50年前、高校2年生の秋。この日は東京オリンピックの開会式が秋晴れの中、始まった。
天高く馬肥ゆる秋の到来だ。半世紀前のきょうも気持ち良い青い空が広がっていた。
国立競技場の開会式をカラーテレビで見ていて感激したことを今でも思い出す。
TVのカラー放送が始まったばかりで、電気店の店頭で見るカラーテレビは今のようなデジタルの美しい映像、音声ではなかった。自宅は当然、モノクロのテレビだったが、それでもテレビで中継される競技に見入っていた。
あれから50年経ったのだから、私の目も疲れが出るのは当然で、老眼、近眼、それに乱視が混じって厄介な目になってしまった。
特に長い間パソコンの液晶画面を見ていると、2時間もすると細かい字がぼやけてしまって・・・・。と同時に、頭もボーっとし始める。若いころのようには進まない。
ディスプレーの字の大きさの設定を一段大きくして対応するが、やはり思うようにはいかない。テレビをはじめ、スマホ、そしてパソコンの液晶画面をトータルで1日何時間見ているのだろうか?目が悪くなるのも当然だろう。
きょうは「目の愛護デー」。
青い空を眺めていて、ふと、目を大切に使っていないといけないとつくづく反省した。