今月半ばに郵便物と一緒に『10/1から郵便料金などが変わります』のチラシがポストに入っていた。
定形郵便物が2円上がって84円に、通常はがきが1円上がって63円に・・・そのほか速達、書留、レターパックといった取扱料やゆうパックなどの基本運賃変更についても記されていた。
消費税率改定に伴うものですべてが変わるのだろうかと思い、今朝ゆっくりとそのチラシを見ていると、定形外郵便物で変更にならないものもあった。
消費税率改定に伴う料金改定だったら全商品について変更するのが普通だけど、そうでないことが分かった。どうも釈然としない。
実は去年、知人宅へ普通定形郵便物を送ったが、余裕を持って投函したにも拘らず、予定していた日までに到着せず迷惑をかけたことや、台湾留学中の友人から私宛に届くはずのはがきが、なんと1か月以上も遅れ到着したことなど、この1〜2年、私の郵便物に対する不信感が増大している。
それに今回の料金改定についても、便乗値上げといわざるを得ないと私は思う。消費税率アップごとに少しずつ値上げしていて、企業努力で据え置くことは出来なかったのだろうか?株式会社になっているのに、会社の中身は旧態依然で親方日の丸の意識が強く、企業の体質改善が図れていない。
郵便料金は公共性の強い料金だ。メールなどの利用で世の中の通信形態が大きく変わってきているのに、最初に値上げありきで決定に到ったのではと疑わざるを得ない。値下げなどは眼中になかったのだろう。
かんぽ生命問題などいろいろこれまでの膿が出て来ているが、企業である以上、国民(利用者)のメリットとは何なのだろうかをしっかり考えて行かないと、会社の未来は見えてこないような気がする。大改革が必要だ。