光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

Nゲージサイズのミニカーに思うこと

2022-08-18 05:16:24 | 思いつくままに・考察
 今回は半分愚痴みたいなものです(最近、こういう書き出し多いな汗)がご勘弁を。

 以前は結構なペースでリリースされていたカーコレクションですが、ここ1,2年くらいは新作もなくお値段もトミカ4台よりもなお高いというレベルでおいそれと買える代物ではなくなりつつあります。
 (それどころかジオコレのトップページのメニューからも外されていますし)

 レイアウト派やジオラマ派にとってはこれだけでも由々しき状況です。そういえば行きつけのショップでは以前は旧製品のカーコレをばら売りしていて結構な在庫があったはずなのに「ある日突然来たお客さんが一気に買い占めてしまい」今ではほとんど残っていないという体たらく。

 まあ、カーコレ自体Nの鉄道モデルに負けないくらいのレタリングと造形なのでコストアップは避けられないと思うのですが、新製品がないという現状は困りものです。
 先日紹介したカラーブックスの「大阪市営地下鉄」なんかを見ても「鉄道車両と線路際のクルマの絡み」の場面はどんどん増えていますし、購入のサイクルが鉄道より短い分、クルマも鉄道と同じくらいに「時代を語る雄弁さ」というものを持っていると思います。

 その意味ではカーコレのみならずKATOや津川洋行などをひっくるめても「必要なのにリリースされない、時代を象徴するクルマ」で欲しいものはまだまだあると思うのです(20世紀までのクルマの世界では一旦流行ると「あっという間に右ならえ的に同じ車種に飛びつくことが多かったので、道端のクルマで時代を語りうる」のです)

 個人的な趣味性を一旦リセットして、Nゲージのアクセサリとしてリリースして欲しい車種をいくつかリストアップするなら

 1970年代、80年代の空気の再現に欠かせないと思う「4代目までのホンダシビック」

 80年代に驚くほどの勢いで路上を埋め尽くした「スズキアルト(初代)」

 60年代末の風景を引き締め、現在でもマニアが乗っている事が多い「日産ブルーバードの510」

 登場が60年代ながら1990年代まで生産され、営業車からカスタムカーまで使われる応用力の高さを持ち風景への親和度が最も高い「日産サニートラック」

 1980年代後半に登場し1990年代には日本中の道を埋め尽くした「初代・2代目の三菱パジェロ」

 と、レイアウトでの使用を前提とするならば、今のラインナップとは別に最低これくらいは出て欲しいですし、ミニカーのマニアと風景創成の為のジオラマ派、レイアウト派が必要とする車種は違うという事は作り手ももっと認識していいと思います。

 (人形と同様にまとまった数が欲しい割に自作が難しいアクセサリでもあるのですから)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。