マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

初めに
カテゴリーの「基本ルール」をお読み下さい。

「愛が微笑む時」

2010-12-03 10:50:19 | 1980~1990年代 映画

Heart and Souls (愛が微笑む時) 1993年 アメリカ作品



監督 ロン・アンダーウッド
出演 ロバート・ダウニー・Jr チャールズ・グローディン アルフレ・ウッダード キーラ・セジウィック トム・サイモンズ B・B・キング

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1959年、サンフランシスコ。
出産間近の妻を車に乗せ病院へ急ぐ夫。
その一方で路線バスに乗り合わせた、4人。歌手のオーディションを落ちたウィズリー、3人の子持ちで仕事へと向かうアグネス、恋人のプロポーズを受け損ねたジュリア、盗みに入ったが逃げ出して来たマイロが、転落事故にあってしまった。天国へ行くはずが、何故かこの妊婦の車に停まり、生まれてくる赤ちゃんの側についてしまう。
見えない友人と遊ぶ赤ん坊トーマスを不憫に思った4人は彼から姿を消し、30年が経過したある日。
逆に天国から迎えが来る。実はトーマスは彼らの心残りを代理してくれる人物だったのだ。もう終わったかと言われ焦る4人。
再び彼に姿を見せ心残りを要求するが、突然の事でトーマスは頭が混乱するのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
個人的にはこのようなハートフルな話が大好きだ!
これもほんわかいい感じの物語で話の展開はベタベタなんだがすっごく許せるのだった。
いや~久々で良い気持ちになったぜ。(^_^)V

それでは早いですが、
ダウニー・Jrはと言いますと。この4人の代理人トーマスだった。
なにせ彼が赤ちゃんの時のエピソードがじ~んとくるのだ。
(役者は彼じゃないんだけど)
空を見つめながら嬉しそうに話す赤ん坊。
大きくなるとそういう友人としか遊ばなくなり、危機を感じた両親がケンカを始めてしまうのだ。
それを見て4人は心を痛め、彼の為に姿を見せない決意をする。
その別れのシーン。
もう、見ていて瞳がウルウルものなのだ。
しかし、次のシーンはしっかり側にいた!(爆)

トーマスが恋人といい感じの時に再び姿を現す4人。
焦るトーマスが最高!!
それに、車に乗り込まないから、屋根の上にみんなが座る!
あれはCGじゃない感じだから、幽霊とはいえその場面は最高に楽しかったのだ。(笑)
だってみんな何気にのっかているのだもの。

戸惑うトーマスを尻目に、彼らは彼の体を借りて願いを叶えていくのだが、
その様子がダウニー・Jrの芸達者ぶりを存分に発揮させてくれているのだ。
特に、アグネスのシーン。
彼の中に彼女が入って瞬間の女性っぽい仕草。もう!素晴しいに尽きるのだ。
そのアグネスの子供を捜し当てた場面。
そんな展開になっているとは!
アメリカならではだな~なんて思ったりしたのだった。
ぶつくさ文句を言いながらも、彼らの心残りを代理してくれる、トーマス。
いや~めっちゃ好きだぜ(^_^)V

そうそう、彼のキスシーンも素敵なんだよなあ。
あ、だけど、その後のシーンってあまりないような?

なにはともあれ、
来週もダウニー・Jrの出演映画を紹介するので楽しみにしていてくれよ~。(^_-)-☆

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「エア★アメリカ」

2010-12-02 09:57:09 | 1980~1990年代 映画

Air America (エア★アメリカ) 1990年 アメリカ作品



監督 ロジャー・スポッティスウッド
出演 メル・ギブソン ロバート・ダウニー・Jr レイン・スミス ナンシー・トラヴィス

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1969年、東南アジア、ラオス。物資を運んでいた貨物飛行機が現地人に撃ち落とされパイロットが死亡した。
一方、アメリカ本国。道路渋滞をヘリコプターで中継していたパイロットのビリーは、その渋滞を悪化させたとして、免許をとりあげられてしまっていた。
彼の元へ、エア・アメリカという航空会社の人物が話し掛けて来た。我が社でパイロットとして働かないかというのだ。ビリーは空を飛べるならと承諾。
そして、ラオスへと行き、そこである事実を知るのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
そういうのもありなのね~という作品だった。
ちょっと意地悪な言い方をすれば、陰であおっているってことだよね~と。
そういえば、ボビーの主演映画「カルラの歌」でもそんな事言ってたっけなあ~。

あらすじの補足をさせてもらうと、
この会社、戦争をしている現地の人々に物資を運んでいるという事らしかった。
非公開でアメリカが関与しているという事。
そこへ、本国から政治家がやってくる。視察ってやつですよ。
そこにはある裏事情もあって~という展開だった。

それでは、
ダウニー・Jrはと言いますと。免許を取り上げられたパイロット、ビリーが彼の役だった。
典型的な正義感あふれるアメリカ人の青年という雰囲気だった。
オープニングこそ変わり者みたいな感じになっていたが、変わり者ばかりの中に入ると、まともになってしまったのだ。(爆)
なんたって、
クセがない彼が新鮮で、今では考えられないほど、まともで普通。(^◇^;)
だって、正義の為にある工場を単独で破壊してしまおうとするのだもの。
考えられないぜ!(失礼な)
嬉しくってバレーのように回転しながら歩いてくる姿は、むっちゃお茶目で。
う~ん、可愛い~。(*^_^*)

その変わり者代表みたいなのが、メル・ギブソン演じるジーンだった。
現地の女性と結婚している彼は、密かにある計画を立てていたりした。
だけど、ラストにはこのビリーに挑発されて・・・。

話しは映画からそれるが。
何作か見ていくと、ダウニー・Jrって必ず2度は同じ俳優さんと共演している様子。
この映画の前にギブソンと共演した映画を見ていたので、「どうして彼と?」と思ったら、きっかけはこの映画だったみたい。
プライベートでも友人だとか。
ちょっと意外な感じと思ったのは、自分だけかな?

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「レス・ザン・ゼロ」

2010-12-01 09:10:09 | 1980~1990年代 映画

Less Than Zero (レス・ザン・ゼロ) 1987年 アメリカ作品



監督 マイク・カニエフスカ
出演 アンドリュー・マッカーシー ジェイミー・ガンツ ロバート・ダウニー・Jr ジェームズ・スペイダー

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1987年、高校を卒業した、仲良しの3人、ジュリアンとクレイとブレア。
数ヶ月後、LAの大学に通っているクレイの所にブレアから電話が掛かってくる。それも一言「会いたい」と。ちょうど大学の休みに入りクレイは久々に故郷の地を踏む。
高校時代の懐かしい面々と再会をしながら、そこで、ブレアとジュリアンにも再会をはたす。
だが、変わり果てた姿のジュリアン。彼は大学へ行かずレコード店を経営していたが失敗。今では薬に溺れ級友リップに借金をし、父親とも絶縁状態だった。
ブレアはそんな彼をクレイと共に立ち直らせたいとの思いから彼に電話をしたのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
当時夢中で見ていた俳優、アンドリュー・マッカーシー。
しかし、こんな作品があったなんて知らなかった。
まあ、今ほど情報がたくさんあった訳ではないし、熱心に情報を集めた訳ではないから仕方ないけども。
彼の役は、正義感溢れる青年、クレイ。
いつもながらの好青年ぶり。
クセがないというか、平凡というか。まあ、そこが彼の魅力でかっこいいところなんだけども。
今で言う草色男子って感じかな。(爆)

そうそう、懐かしいとえばもう一人。
ジュリアンの借金取り、リップを演じたジェームズ・スペイダー。
こちらも嫌らしい感じがそのままだった。
彼も当分こんなイメージの役が続いたとおもうけども。

作品的には、昨日話した80年代の青春絵巻そのもの。
ラストはちょっと苦い結末で新鮮だったぞ。

それでは、
目的のダウニー・Jrはと言いますと。薬に溺れる青年、ジュリアンが彼だった。
いや~すば抜けて上手い!
この時から演技は天下一品。
今見ると薬物中毒の役だから複雑な感じはよぎるが、それにしても名演技なのだ。
父親から勘当されている、あのさびしそうな様子とか。
ガキぽいおふざけとか。
借金の為に身を売る行為とか。
もう、彼だけに釘付けになってしまうのだ。

街の雰囲気や乗る車。
特に女性が着る洋服でもろ80年代って感じがした。デザインが独特だからだけど。

当時にこれを見ていたら、そうとうショックだったかもしれない。
昔は無理矢理ハッピーエンドが自分は好きだったからねえ。(^◇^;)

コメント (2)
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