Le gang 1976年 フランス・イタリア作品
監督 ジャック・ドレー
出演 アラン・ドロン ニコール・カルファン ロラン・ベルタン アダルベルト・マリア・メルリ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
「事実と類似は偶然ではない。実在の人物も登場する。1945年の終戦直後。欧州は、平和をとりもどしつつあった。」
店主のコリネリウスは、イカレ野郎のロベールから、新しい仲間のジョーを紹介される。ジョーは、ドイツの強制収容所にいたという。
他の仲間は、機械屋のレイモン、めかし屋のマニュ、マンモスのリュシアン。
彼らは、世間を騒がす強盗犯だった。
ロベールには、恋人のマリネットがいた。彼女との出逢いは、アメリカ兵も来るバーで彼らとケンカをしたことだった。ロベールはその後、マリネットを家まで送り恋に落ちたのだ。
ある日、隠れ家が警察に包囲されてしまう。
それを知ったロベールは、脱出不可能と思われたその場から、逃げ出す方法を思いつくのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
今週もアラン・ドロンの特集と参ります。70年代~80年代の作品です。(その頃の彼が好きなもんで)
シトロエンギャングという実在したギャングがモデルの物語だそうで、半分フィクションなんだとか。
名前の由来は、彼らが犯行で使っていた車の銘柄からなんだと。
巧みというか、大胆に銀行強盗なんかをやってのけていたよ。
あらすじにも書いた警察の包囲網を突破する方法。
初めは、何をしているのか分からず、あ~そういうこと~と納得したのでした。
現代ではギャングがらみの物語のオチによく使われているパターンだと思うのですが、まあ、とっさによく思いついたものだと関心してしまったのでした。
それでは、イカレ野郎のロベールを演じた、ドロンはと言いますと。パーマ姿が似合うの似合わないのって。(;゚ロ゚)
誰だか最初は分からなかったのだ。え?カツラ?と思ったほど。
イカレ野郎独特のコメディ感漂う野郎でした。
そして、これまたラストが、いつもの彼のラストでして・・・。
切ないというか、奪おうとしなければというか・。(意味深)
そういうキャラだから仕方ないか~。
演技は、やっぱり上手かったです。(*^^)v