マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「シェルタリング・スカイ」

2014-11-06 21:08:38 | イギリス映画&ドラマ

The Sheltering Sky  1990年 イギリス作品

監督 ベルナルド・ベルトルッチ

出演 デブラ・ウィンガー ジョン・マルコビッチ キャンベル・スコット ティモシー・スポール

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー) 
目覚めた男は、荷を持って港に降り立った。
1947年。
まだ、外国人があまり訪れないアフリカの地に、作曲家のポートと作家で妻のキットは、あくまでも、旅行者(トラベラー)として、やってくる。二人の仲をこの旅で修復しようと互いに思っていたからだ。
カメラを持ち写真を写しているのは、同行した、ビジネスマネージャーで友人のタナー。
彼はあくまでも観光客としてきていたのだった。
立ち寄った店で、母親と旅をしているというエリックに出会う3人。
彼が北アフリカ方面へ行くというので、ポートはその車に同乗する。
しかし、キットはタナーと共に列車へ現地へ向かってしまうのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
出ました、くせ者俳優、マルコビッチ。
なんだかんだでどんだけ、彼の作品を見ているだろう。見る度に、何か特有な印象を残していってくれるのだ。
今回もそうだった。
まだ若い頃なのに、彼の演技というか、イメージはもう方向性を確立してたんだなあ~と思ってしまったくらいだ。

とはいえ、基本恋愛もの。一癖も二癖もあったけどね。

個人的には、こういう土地の、旅行は苦手だし、砂漠うんぬんは、見ているだけでも辛い。
特に、後半の出来事は、こっちまで喉が渇くくらい辛かった。
女性だから生き抜けたのかも?とも思ってしまうけども。(意味深)

それでは、
目的のキャンベルはと言いますと。この同行する金持ちタナーが彼だった。
きゃ~金持ち、ぼんぼん、ちびっとチャラ男君。
ご主人が同行してるというのに、いなくなると、ねえ~。
半分、旦那も承知だったような感じだったけども。
そうそう、帰るからみたいな事をいいながら、彼女を探していた様子は感激だった。
いいとこあるじゃん!!って感じで。

何度もいうが、
男性2人に女性1人の関係は成り立つみたいなんだけど、逆ってどうしても成り立たないみたい。
行き着く先は、一夫多妻制だったからなんとも言えないけど。(再びの意味深)

夫婦再生のお話は、何本か見ているが、冷め切っている夫婦感を取り戻す方法って、あまりないような気がする。
今回は、取り戻せたと思ったら~だったの展開だったと思うが、あまりそう感じなかった。

砂漠という過酷な土地というのしか印象に残ってないからだ。

それにしても、この時代、よくロケをしたと思う。
ロケも大変だった感じだからね。
現代はきっと、もう少し良くはなってると思うよ。

行きたいとは思わないけどね。

コメント
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