マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「BEAST 最終話」

2011-01-25 08:05:41 | 永遠の俳優 パトリック・スウェイジ

原題「The Beast」 アメリカにて2009年に放送された作品。


最終話「戻れない道」 (原題「No Turning Back =引き返さないこと」)
Season1 Episode13 2009年4月23日放送)


出演 
パトリック・スウェイジ(チャールズ・バーカー) 
トラヴィス・フィンメル(エリス・ダヴ)


勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー) 

バーカーの元に、エリス、レイ、コンラッドが集まった。そして、証拠とされるバーカーの弾丸がねつ造だと証言出来る人物も来ていた。しかし、証言者は射殺され、バーカーはエリスと共にその場を逃げ出す。
味方だと断言したエリスにやっとバーカーは、「レッド・ガントレット」という組織(アウトフィット)が存在している事を説明した。彼らは金を払えば殺しもする連中だというのだ。バーカーは、レイからその組織の一員だと疑られていた事を知り、その捜査を指示したのが、ロビショフ主任だと教えられる。そして、殺し屋エゼキセルから聞き出した中で、『バイパー』というコードネームの人物を捜し始める。
その人物とは、組織のリーダーだというのだが。



勝手な感想(自分の思い込み多々) 

完結といえば、完結。中途半端といえば、中途半端に終わっている感じがするこのドラマ。
スウェイジが元気だったらもうちょっと見れたのかな?とも思える終わり方だったからだ。

それにしてもラストは意味深。
エリスやレイは味方だと分かったけど、コンラッドって本当はどっちだったんだろう?(@_@)


それでは、
命を狙われているバーカーはと言いますと。
彼女と再会したときの表情がすっごく切なかった。

偽りの過去をすり込まれているとは分かっていても、必死に訴える感じにじ~んと来たのだ。
きっとバーカーの中で一番の気がかりだったんだろうなあ~彼女の事が。
騙されていたと分かった時からさ。
そして、久々の殴り合い。
暗くてよく見えなかったのが残念だったけども(^_^;)。

では、
いい相棒になった感じのエリスはと言いますと。
上司に向かってのあのおとぼけ具合はすっごく上手かったぞ。
だけど、彼女の事はちょっと切なかったね。
でも、彼を信じてくれたからそういう行動をしてくれたんだと信じたいなあ。

あ、そうそう、
彼の友人君もいいとこ取りだったねえ。
もう出番ないかと思ったから出て来て嬉しかったなあ。

実は個人的にすっごくじ~んと来てしまったワンシーンがあったのだ。
何気ないシーンでそんなに意味深でもなんでもないシーンなのだが、

現在の事を考えるとすっごく涙が出て来てしまったのだ。

ちょっとネタバレになってしまうが我慢してくれ。


気がかりだった彼女にお金を渡しに行くシーン。
渡された彼女は、バーカーに向かってこう言うのだ。
「皆のように消えないわよね」
その言葉を受け止めるバーカーの表情がなんとも言えなかった。

そして、
「あ~あ、約束するよ」

本当に守って欲しかったよ~と思うのは言うまでもない・・・。(>_<)


このドラマの感想を書き始めた時にも言ったが、
1回目はとっても見れたもんじゃなかった、ich。
というのも

痩せゆくスウェイジの演技の必死さにもう見てられなくなってしまったからだ。
あんな事があってから見てしまったからどうしようもないのだが、知らずに見ていたらきっと印象もそうとう違っていたと思う。

ドラマ全体的にはどうだったか?と言われると、物足りなさが多く残ってしまうのだ。
アクションも初めは多かったのでは?とか。


しかし、
ラストの主演とはいえ、
今までと違ったアンチヒーローぶりが見れたのは本当に嬉しかった。
かっこいいスウェイジが目白押しだったのにも大満足だったぜ。(^_^)V

コメント
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