Kampfansage Der letzte Schüler 2005年 ドイツ作品
監督 ヨハネス・イエガー
制作 ヘルマン・ヨハ
出演 マティス・ラントヴェアー フォルクラム・チーシェ クリスティン・モンツ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
2045年。内戦がヨーロッパ全土に広がり暴力が支配する世の中に変わってしまっていた。
残虐な将軍によって支配されてしまっているベルリン。
最高の武術が記載されている「極意の書」も彼の息子ボスコの手にあった。その書を書いた老師の最後の弟子ヨナスは、その息子によって重傷を負わされていた。
数ヶ月後。
回復したヨナスは、ベルリンに舞い戻って来る。そして、リンダという女性を救った事により軍隊に対抗しているビンセントのグループに出会うのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
一言でいうと、ドイツ版、香港映画。(爆)
師匠の敵を弟子が取るという典型的な話の展開だった。
昔よく見たジャッキーの映画やジェットの映画に基本的に似ていた。
ただ、舞台が近未来なので銃とかトラック、ヘリが出てくるだけの違いだったかな。
ドイツ映画でこんな作品に出会えるとは!
ヘルマン・ヨハのセンスを疑ってしまうが・・・。(良い意味で)
主人公のヨナスを演じたマティス・ラントヴェアーは、彼自身マーシャルアーツ(東洋武術)が出来る方らしく、スッゴク上手だった。
ついでに、仲間になったビンセントも。(俳優自身出来る方なのか分からないけど)
二人の出会いのシーンで、対戦するのだが、見応えがあった。
本当に久しぶりに武道ものを見たので、真剣に力がこもって見てしまった。
武術シーンは申し分ないのだが、細かくシーンを見ると突っ込み所が多いというか、80年代のカンフー映画だよなあ~と言いたくなる。(爆)
いかにもの演出に爆笑してしまったのだ。久しぶりにあんなシーン見たぜ。
(気になる方はどうか見てやって下さい)
極めつけは、エンドロール。メイキング&NG集なのだ!!
おいおい、そこまで似なくても・・・。
個人的にはメイキング等が好きだから良かったけれど。
アジア系の方以外のマーシャルアーツっていつも違和感を持っていたのだが、今回はそれが回避された。
なかなか凄いかも?ドイツ人って・・・。(爆)