2016年冬アニメ「無彩限のファントム・ワールド」第1話の感想文

2016-01-09 10:27:22 | 2016年冬アニメ関連

今期は京アニもアニメを制作してきています。今回は「無彩限のファントム・ワールド」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「無彩限のファントム・ワールド」…京都アニメーションのKAエスマ文庫から刊行されている秦野宗一郎のライトノベル「ファントム・ワールド」のアニメ化作品で、アニメ制作は京都アニメーションです。京アニの弱点であるオリジナル脚本を書けない部分を克服するために原作となる作品を募集したことが昔ありましたが、このアニメがその作品の一つかもしれません。2013年に1巻が出て2016年にアニメ化ということは相当早い段階で準備が進められていたようです。

ラノベ原作らしく序盤からいきなり超設定なのはお約束として、中盤で無理矢理ながら世界観についての説明があるのは良かったです。しかしいくらなんでもファントムが存在しだした理由に無理があるように感じます。この辺りはもう少し現実味を持たせてほしいところでした。実はファントムが現れだした原因が他にもあったとかどんでん返しがあれば面白いかもしれませんが、なんか典型的なラノベ展開っぽいしお約束の流れになりそうです。

そしてこの作品と言えば目につくのは制作が京都アニメーションということですが、案の定品質は非常に高くキャラの可愛さから安定感、バトルの動きも良くファントムや電流シーンのCGに至るまで細かい出来なのはさすがです。全体的に見ても品質の高さが分かるくらいなのは京アニならではですが、それにシナリオが全く追いついていないのが非常に惜しかったです。

しかしその惜しさをカバーするかのように、作品からにじみ出るエロスに至っては素晴らしかったです。序盤の舞先輩の上は制服で下はブルマで戦うところ、そして終始存在感をアピールし続けるおっぱい、玲奈の仕草も幼いながら艶があり萌えアニメとしてなら文句無しに近い出来でした。そのぶん主人公の存在感の無さも典型的ラノベといったかんじで、おそらく頭脳バトル要員として存在しているんでしょうがあまり役に立っているように見えませんでした。1話くらいもうちょっと目立って欲しかったです。

作画は文句無しです。立ち絵からアクションシーン、おっぱいに背景に至るまで細かいところも作り込まれていました。BGMも良好で、リンボーダンスの曲も妙に良かったし、封印が完了したあとの学校で流れたBGMが印象的でした。主題歌もエンディングが良かったです。

総評

1話の全体的な感想としては、話はつまらなかったけどおっぱいは素晴らしかったです。ただおっぱいにばかり集中してしまい話が全く頭に入りませんでした。キャラ萌えアニメとしては一級品だと思います。

1話の個人的評価としては、京アニ作品らしくつまらなかったけど女の子は可愛かったので視聴継続のBランクです。これで話が面白ければ…と今回も残念に思います。



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