2016年冬アニメ「ノルン+ノネット」第1話の感想文

2016-01-09 13:35:19 | 2016年冬アニメ関連

今回はローカルアニメ「ノルン+ノネット」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「ノルン+ノネット」…オトメイトより発売されたPSP用女性向けゲーム「NORN9 ノルン+ノネット」のアニメ化作品で、アニメ制作はキネマシトラス×オレンジです。

タイトルから全くどういう話か見えて来ませんでしたが、雪国に日本の町並みかと思いきや奇抜なデザインの飛行機が飛んだり自給自足可能な船に住んだりと世界設定が全く分かりません。そもそも地球なのかすら分からず原作を知らないと完全に意味不明でした。

トントン拍子で話が進んでヒロインが船に乗り込んでしまいましたが、作中で船に乗るということが予言されていたので視聴していて唐突な展開に驚かなかったのは良かったと思います。メインキャラが11人いるらしく序盤から誰が誰か全く覚えられなかったので、2話以降どう見せてくるのかで評価が変わりそうです。

原作が乙女ゲーなのでヒロイン+男10人かと思いきや、ちゃんと女性キャラもヒロイン以外に2人いてしかも意外と魅力的だったのが良かったです。逆に男性陣のほうが人数多いのに個性があまり感じられませんでした。それに加え良く分からない世界設定もあるのでマイナス面のほうが目立っていました。

作画は普通です。特に良くもなく悪くもなくでしたがヒロインが魅力的に描かれていたのは良かったです。BGMは悪くはありませんでしたが妙に壮大でした。

総評

1話の全体的な感想としては、設定がかなり意味不明でしたがキャラクターはゲーム原作なだけになかなか良かったです。乙女ゲーの女性キャラが結構魅力的に見えるのは男性向けのありきたりなキャラ設定とはひと味違うからかもしれません。

1話の個人的評価としては、女性キャラは良かったけどそれ以外はイマイチだったので視聴打ち切り予定のCランクです。


2016年冬アニメ「無彩限のファントム・ワールド」第1話の感想文

2016-01-09 10:27:22 | 2016年冬アニメ関連

今期は京アニもアニメを制作してきています。今回は「無彩限のファントム・ワールド」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「無彩限のファントム・ワールド」…京都アニメーションのKAエスマ文庫から刊行されている秦野宗一郎のライトノベル「ファントム・ワールド」のアニメ化作品で、アニメ制作は京都アニメーションです。京アニの弱点であるオリジナル脚本を書けない部分を克服するために原作となる作品を募集したことが昔ありましたが、このアニメがその作品の一つかもしれません。2013年に1巻が出て2016年にアニメ化ということは相当早い段階で準備が進められていたようです。

ラノベ原作らしく序盤からいきなり超設定なのはお約束として、中盤で無理矢理ながら世界観についての説明があるのは良かったです。しかしいくらなんでもファントムが存在しだした理由に無理があるように感じます。この辺りはもう少し現実味を持たせてほしいところでした。実はファントムが現れだした原因が他にもあったとかどんでん返しがあれば面白いかもしれませんが、なんか典型的なラノベ展開っぽいしお約束の流れになりそうです。

そしてこの作品と言えば目につくのは制作が京都アニメーションということですが、案の定品質は非常に高くキャラの可愛さから安定感、バトルの動きも良くファントムや電流シーンのCGに至るまで細かい出来なのはさすがです。全体的に見ても品質の高さが分かるくらいなのは京アニならではですが、それにシナリオが全く追いついていないのが非常に惜しかったです。

しかしその惜しさをカバーするかのように、作品からにじみ出るエロスに至っては素晴らしかったです。序盤の舞先輩の上は制服で下はブルマで戦うところ、そして終始存在感をアピールし続けるおっぱい、玲奈の仕草も幼いながら艶があり萌えアニメとしてなら文句無しに近い出来でした。そのぶん主人公の存在感の無さも典型的ラノベといったかんじで、おそらく頭脳バトル要員として存在しているんでしょうがあまり役に立っているように見えませんでした。1話くらいもうちょっと目立って欲しかったです。

作画は文句無しです。立ち絵からアクションシーン、おっぱいに背景に至るまで細かいところも作り込まれていました。BGMも良好で、リンボーダンスの曲も妙に良かったし、封印が完了したあとの学校で流れたBGMが印象的でした。主題歌もエンディングが良かったです。

総評

1話の全体的な感想としては、話はつまらなかったけどおっぱいは素晴らしかったです。ただおっぱいにばかり集中してしまい話が全く頭に入りませんでした。キャラ萌えアニメとしては一級品だと思います。

1話の個人的評価としては、京アニ作品らしくつまらなかったけど女の子は可愛かったので視聴継続のBランクです。これで話が面白ければ…と今回も残念に思います。


2016年冬アニメ「プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ」第1話の感想文

2016-01-09 09:35:46 | 2016年冬アニメ関連

 ついに3ヶ月に一度の怒濤のアニメラッシュが始まりました。今回も色々と視聴してみたいと思います。今回はローカルアニメ「プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ」…電撃Girl's styleのメディアミックス作品「プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ」のアニメ化作品で、アニメ制作はマッドハウスです。

序盤の走る演出はなかなか動きがあって良かったですが、ストライドって何?といった感じでルールらしい説明はほぼありません。しかし見た感じではシンプルな障害物走らしく分かりやすかったのは好印象です。単なる徒競走なら飽きそうですがコースが街や施設のようなので毎回違ったかんじでレースが見られそうでした。

そして登場してくる選手達はもちろんイケメン揃いで髪も長めなため、印象としては京アニの「Free!」の障害物競走版といった印象です。申し訳程度に女子がいるところもご愛敬。しかし女子でもレースに参加できるというのは少し意外かもしれません。

面白いのは演出でCGを使ったコース説明やカットインで入る文字など細かいところでセンスが光っていたところは良かったです。ただ基本的にキャラクターの個性が薄くイマイチ印象に残るキャラがいなかったので、これでキャラが魅力的なら化ける可能性はありそうです。マッドハウス制作なので男臭いアニメのほうが実力を発揮できそうですが、逆にイケメン揃いなので強みを生かし切れていないように見えました。

作画は普通です。特に良いというほどではありませんが走るシーンの躍動感はなかなかでした。BGMは良く、冒頭のレースシーンを筆頭にちょっとクセの強い曲が要所要所でかかっていましたが意外と作品に合っていました。ですが主題歌はあまり印象に残らなかったです。

総評

1話の全体的な感想としては、陸上版Freeみたいなかんじでしたが単なる徒競走ではなくアクション要素が強くそこそこ面白かったです。BGMや演出にややクセがあるのも印象的でプラスに働いていたと思います。ただ先輩達の個性があまり強くないのでやや力不足に感じました。

1話の個人的評価としては、キャラは弱いですが演出及びアクションは良かったので視聴継続のBランクです。