久々に心が震えた11

2011-06-06 18:17:21 | 2010年秋アニメ関連

普段アニメとニュースしか見ていないような気がしますが、そんなことは無くちゃんと他の番組…たとえば特撮ものも見ています。最近特撮ものも面白い。

Gokai8 Gokai9 まずは「海賊戦隊ゴーカイジャー」、こちらは先週から私掠船が登場しマーベラスの過去話と共にかつての同僚バスコが敵として登場してきましたが…持っていたのはまさかのレンジャーキー、そして戦隊召喚!予想はされていましたがついに実現した戦隊vs戦隊、しかも召喚されたのは戦隊の中でも6人目などで登場していたキャラクター達で色が白やシルバーとかなり異色です。

今回は見事バスコを撤退させてレンジャーキーを手に入れていましたが、バスコはまだレンジャーキーを隠し持っていたためまだまだ出番は多そうです。久々にもの凄くイヤな感じの敵役だし面白くなってきました。こういうのを見ていると歴代戦隊ものをもっと良く見ておけば良かったです。

Ooo Ooo1 そして「仮面ライダーオーズ」、こちらはバースこと伊達さんの死亡フラグが立ちまくっていて非常に危険な状況が続いていますがついに伊達さんがグリード側につき、次回予告でも後藤さんが変身しそうだしいよいよ来週伊達さん退場か?と言われています。プトティラコンボの参入によりますます混迷になっているオーズ、最近特撮ものが面白くて毎週見逃せません。


2011年夏終了アニメ「もしドラ もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読ん

2011-06-02 22:52:12 | 2011年春アニメ関連

いよいよ6月4日に映画版が放映される作品があるのでこの作品の感想を載せずにはいられません。この作品は春アニメでありながら2週間で終わってしまったため分類に困りましたが夏に終了ということにしておきます。今回はNHKで放映された「もしドラ もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」の最終回を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Mosidora7 Mosidora8 「もしドラ もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」…岩崎夏海の小説「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」のアニメ化作品で、アニメ制作はproduction I.Gです。

200万部を越える大ヒットとなったベストセラー小説のアニメ化ということで注目されていたこの作品、1話では川島みなみがドラッカーの『マネジメント』を手に取るところから始まっていましたがイマイチ内容が分かりづらく普通の萌えアニメのような印象でした。

Mosidora9 Mosidora10 そして1話からすでに疑問視されていましたが、肝心のマネジメントの部分についてお世辞にも良いとは思えず、2話で「マネージャーとは専門家と現場の橋渡しとなる翻訳家であるべき」といったかんじの名言が生かされるべきシーンで主人公が何もせず監督が一人で全部解決してしまったことにより「あれ?マネジメントしてなくね?」という意見が出て以降マネジメントの部分はかなり簡略化されていて良くわからなかったです。

Mosidora11 Mosidora12 中盤になり、革新的な考えという意味で「イノベーション」という単語が重要になり監督が高校野球の常識を覆すべく編み出した「ノーバント・ノーボール作戦」…打たせて取るピッチングによりピッチャーに余計な球数を投げさせない作戦は不意打ちとしては有効かもしれませんがトーナメント戦で対策されたらどうなの?と突っ込みどころも多かったです。他にもマネージャーが新入部員を面接して独断で12人以外全員入部させなかったりと、ありえないシーンが多かったため実況向きなアニメでした。

Mosidora13 Mosidora14 そして極めつけは後半の強引な展開で、その作戦によりいつのまにか東京屈指の強豪校となりほとんどの試合をコールド勝ちにしてしまうのはかなり無理があったと思われます。そして最初から病弱で入院していた夕紀がいきなり死んでしまったのが衝撃的でした。しかも病名不明だし…。作品唯一の良心だったディフォルメ顔すら登場しなくなった終盤のグダグダっぷりはまるで30年前のドラマのようでした。

Mosidora15 Mosidora16 しかも決勝戦に至っては対戦相手の名前すら一瞬しか出なく、とても東京都大会決勝戦とは思えないチープさでした。せめて東京都ではなく他の県が舞台だったならリアリティがあったかもしれません。最後はお約束の甲子園に出場できたぞ!俺達の戦いはこれからだENDだったし、なんというか言葉にもしづらい酷さでした。

Mosidora17 Mosidora18 そんな作品でしたが良いところもあり、みなみのディフォルメ顔に加え女子マネージャー達は個性派が揃っていて良かったです。中でも「え、あ、はい」のキャラはAKBの人が声優をやったとは思えないほど普通に聞ける演技でした。

本編が散々だった分おまけの実写コーナーは案外おもしろく、著名人がドラッカーの著書について自分の考えを述べているところは興味深くて本編より見応えがありました。

作画は極端に悪いことはなかったですが動きは無く、野球シーンは見ごたえが全く無かったです。オープニングの主題歌は個人的に結構いけました。

総評

Mosidora19 全体的な感想としては、期待はずれで予想以上につまらなかったです。少なくとも原作に興味を持つどころか逆にこの内容で200万部を越えたのが信じられません。結論として分かったことは、高校野球の常識を覆す革新的なやり方を思いつけば弱小チームでも東京都大会で優勝して甲子園に行けることです。

野球アニメとしてありえないほど盛り上がりに欠けていたしマネジメントの部分も分かりづらかったし、やはり10話でまとめるには無理があったと思われます。ただ決勝戦の9回裏のラストシーンと、みなみのディフォルメ顔は可愛かったためそこは良かったです。

個人的評価としては、1話の時点ではまだマネジメントに出会ったばかりだったので様子見のBランクでしたが、終わってみれば全て中途半端で散々だったので視聴打ち切りのCランクです。最後まで見た理由は全10話を2週間で放映したからで、毎週放映だったら見てません。

実写映画が6月4日から公開ですのでそちらはがんばってほしいものです。


久々に心が震えた10

2011-06-02 01:23:32 | 2011年春アニメ関連

2011年春アニメも後半戦に入り、面白い作品とやっぱり駄目だった作品がくっきり分かれてきています。

Gintama13 Tigerbunny11 そんな面白いアニメの中でも思わず吹いてしまうほど笑えるアニメとなると一気に数が減り、個人的にはパロディが放送禁止ギリギリ…というかたまに見事に伏せ字になったりモザイクがかかるほど勢いがつきすぎている「銀魂」や、常に見切ることに情熱を燃やし続け写真撮影にまで折り紙サイクロンが見切った瞬間は思わず吹いてしまった「TIGER & BUNNY」などがありますが、その影で信じられないレベルで突き抜けた作品があります。

Jelelpet7_2 Jelelpet8 その作品は「ジュエルペット サンシャイン」で、ジュエルペットのラブラが魔法を使ったらクラスのみんながハゲになったり学校が真っ二つになったり、他にもガーネットが小林幸子ばりの衣装でコンテストに出場したこともあり、イルカグランプリの回ではジュエルペットが原付になって異様な出来のCGでレースを展開したり、花音様はウンコクッキー作るし…と、とてもサンリオ作品のアニメとは思えないほどカオスになっています。

Jelelpet9 Jelelpet10 そして極めつけが7話のサンクスジュエルデーで、ジュエルペットに感謝する日という話でしたが、ジュエルペットに失礼な行為を行うと黒タイツのおっさんに逮捕されるという無茶苦茶な設定の中、ジル先生はイルカ先生の「僕を調教して下さい!」というお願いを聞かなかったら逮捕されていたりして、いつもより特にイカれた回でした。

終盤は天ぷら油にチターナの魔法が引火して収容所が爆発!そしてそこでなぜか英語の挿入歌が流れながら花音、ジル、昌子達が炎の中から生還してしかもうまくまとめて良い終わらせ方をし、そしてエンディングもついに完成と破天荒ながら予想以上に面白かったです。

「子供向けじゃんwww」とか「もう3期目だしキャラわからん」とかで最初から見ないのはもったいないほどのアニメです。土曜日の朝に放映してるので気が向いたら見てみると新たな一面が見られるかもしれません。