2010年冬・アニメ最終回の感想文その6

2010-03-22 17:22:14 | 2009年秋アニメ関連

 そろそろ冬の新番組だったアニメも終わりを迎えてきた頃ですがまだまだ前期の最終回も見逃せません。今回はローカル局で放映された「聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)」の最終回を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Blacksmith Blacksmith1 「聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)」…MF文庫Jで刊行されている三浦勇雄のライトノベル「聖剣の刀鍛冶」のアニメ化作品で、アニメ制作はマングローブです。第1話では主人公のセシリー・キャンベルがエロさと反比例して弱い印象を受けながら、後半になって刀鍛冶ルークが祈祷契約によって刀を作り出したところで終わりなかなか面白そうなかんじでした。

 2話では鎧が砕けたりしてエロに関しては申し分無く、バトルシーンも頑張っていたと思うし作画に関しては特に気になるところは無かったと思います。しかしシナリオとなると微妙と言わざるを得なく、結構要所要所を飛ばしている印象を受けかなり早いテンポで話が進んでいたと思います。それでも悪魔契約や代理契約戦争の内容について説明はあったので原作知らない人が置いてきぼりになることは無かった気がしました。

 ただ序盤であれだけ刀を欲しがっていたセシリーが魔剣を使えるようになったら全く刀の話題をしなくなったりしたので現金だなと思いつつ、刀鍛冶のルークとリサや、シャーロットと3人の侍女にアリアやアニメオリジナルのエルザといいキャラクターは良かったと思います。

 最後はラスボスのようなあのお方が空気を読んで祈祷契約完了まで待っていてくれたりしながらも、傷ついたら撤退して終わってしまい思いっきり不完全燃焼でした。これは2期やらないと怒られるレベルだったと思います。

Blacksmith2 Blacksmith3 全体的な感想としては作画や主題歌は良くできていたと思いますが、複雑な設定があるので原作を知らないと良く分からない部分がアニメだと多々あり、あとセシリーが弱いのにかなり演説口調なのでウザいと感じる人もいるかもしれません。でも個人的にはネットの評判の悪さとは裏腹に思ったより面白いと思いました。2期が確定してるらしいし今度はもうちょっと期待したいところです。