2011年夏アニメ「ロウきゅーぶ!」 「神様のメモ帳」第1話の感想文

2011-08-15 23:57:43 | 2011年夏アニメ関連

今期から新たな節目として、米国映画会社大手ワーナー・ブラザーズの日本法人ワーナー・エンタテイメントジャパンが2011年夏アニメから日本アニメ事業に本格参戦してきました。今回はその初参戦作品の2つ「ロウきゅーぶ!」「神様のメモ帳」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

RokyubuRokyubu1「ロウきゅーぶ!」…電撃文庫から刊行されている蒼山サグのライトノベル「ロウきゅーぶ!」のアニメ化作品で、アニメ制作はproject No.9と、Studio Blancです。この作品、放映前は全く無名の作品でしたが、主題歌を歌う声優ユニットRO-KYU-BU!の実写宣伝が放映前から盛んに行われていたためネットとかでは一部話題になっていたようです。

早速小学生の女子バスケ部員達がメイド服に着替えて「ご主人様!」とか言っていたので頭が痛くなりましたが、ここで即切るのは早急すぎるのでまだ様子を見たいところです。

Rokyubu2Rokyubu3Rokyubu4Rokyubu51話から早速姉ちゃんがパンチラを披露したりシャワーシーンにひまわり柄の規制などなどお色気描写が目白押しなのは慣れましたが、これが小学生というのがなんとも凄まじいモノがあります。アニメ独自の等身の低さも相まって、これをエロいとか可愛いとかは全く思えません。

主人公はバスケ部の高校1年生でしたが、何やら事件を起こして活動停止に追い込まれているため臨時で3日だけ小学校の女子バスケ部のコーチを引き受けたようです。しかし謎の妨害を受けていたため何やら裏がありそうで、後半では男子小学生に捕まっていたし2話から早速急展開しそうな予感はしました。

Rokyubu6Rokyubu7Rokyubu8Rokyubu9この作品、一応バスケアニメのようでしたが萌え描写が多かったためバスケはオマケ程度なのかと思いきや、バスケシーンは良くできていてちょっと意外です。シュートシーンも様になっていたし、バスケアニメは非常に珍しいしちょっと期待してもいいかもしれません。

作画はあまり良いとは言いがたいかもしれません。しかしバスケシーンは頑張っていたように感じたのでこちらに作画を回しているようならば納得です。主題歌はバスケ部員の声優ユニットROーKYUーBU!のキャラソンでした。実写を妙にプッシュしていたユニットですがアニメではさすがに出てこなかったです。

総評

Rokyubu101話の全体的な感想としては、最初はただの小学生ロリ萌えアニメのように感じましたが、練習シーンや個人分析などを真面目にやっていたためもしかしたら面白くなるかもと感じさせる作品でした。

1話の個人的評価としては、バスケシーンの中身が無かったら打ち切ってよさそうでしたが面白くなる予感も感じたのでとりあえず視聴継続のBランクです。

かつて野球シーンを真面目にやって大化けした「大正野球娘。」の件があるしスポーツアニメは侮れないものがあると思います。

KamimemoKamimemo1「神様のメモ帳」…電撃文庫から刊行されている、杉井光のライトノベル「神様のメモ帳」のアニメ化作品で、アニメ制作はJ.C.STAFFです。最近ではすっかりメジャーになったイラストレーター岸田メルが挿絵をしているこの作品、女の子を可愛く描くという点では評価の高いJ.C.STAFFが制作しているため、岸田メル絵を高く再現していて前評判は高い作品でした。

冒頭から援助交際らしい展開だったためエロく女子高生が下着姿でダイブするところはとても素晴らしかったです。

Kamimemo2Kamimemo3Kamimemo4Kamimemo5そして主人公の藤島鳴海は冴えなくて個性の薄い存在ですが、クラスメイトの彩香に誘われ園芸部に入部し、そのつながりでアリス率いるNEET探偵事務所に巻き込まれるといった、分かりやすいラノベ展開でした。

ラノベといえば厨設定も多いですが、この作品の1話においては特に目立った設定は無くちょっと分かりやすかったです。しかしアリスの言い回しはかなり分かりづらく、死人を生き返らせられるのは作家で掘り起こすのは探偵とか、無責任な言葉の象徴が神様のメモ帳とか、文章で読めば面白いかもしれませんがアニメでこんなこと言われたら訳が分からないと思います。

Kamimemo6Kamimemo7Kamimemo8Kamimemo9今回の事件の重要人物だった翔子と後輩の回想以降のシーンはエロく、序盤の氷を買った伏線が最後に回収されたのは良かったですが後半もあまり盛り上がらなく、結局主人公は基本無能なのにNEET探偵事務所に入ってたりと少々納得がいかないまま終わったので、もう少し盛り上がりが欲しかったところでした。

作画はさすがJ.C.STAFFらしく安定していて女の子達は可愛く、さらに主題歌もOP、EDとも良く、特にOPの歌は夏アニメで上位に入るほど素晴らしかったです。EDも良かったですが一枚絵のコマ送りばかりだったので目が痛かったです。

総評

Kamimemo101話の全体的な感想としては、作画と主題歌は良かったけど内容はなんかイマイチでした。あまり厨二設定の無い探偵ものというのは良かったですが、意表を突くような展開や盛り上がりがあまり無く淡々と話が進み、ライトノベルらしいカッコつけた言い回しばかり目立って鼻につくし内容が頭に入ってきませんでした。しかしJ.Cが制作しているので女の子達は可愛く岸田メル絵をよくアニメ版にアレンジしていたとは思います。

1話の個人的評価としては、女の子がエロいのは良かったですが如何せんつまらなかったのでこのままの調子なら視聴打ち切りのCランクです。ある意味J.Cらしいそこそこ売れそうだけどすぐ忘れ去られるような作品でした。


2011年夏アニメ「NO.6」第1話の感想文

2011-08-15 17:45:49 | 2011年夏アニメ関連

今回は最近再び勢いがついてきたフジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」の新作の1つ「NO.6」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

No6No61「NO6」…講談社YA!ENTERTAINMENTから刊行されている、あさのあつこの小説「NO.6」のアニメ化作品で、アニメ制作はボンズです。

冒頭から少年が追われる展開から始まり、行き止まりで叫んでそのまま画面が切り替わり…て、少年はどうなったんでしょうか。いきなり気になります。

物語の舞台は未来の管理社会のような場所らしく、完全に自動化された設備の動きは非常に未来的で良い感じでした。特に住宅設備や腕輪での信号受信などが格好良かったです。

No62No63No64No65そんな時代ゆえにアナログなことはかなり珍しいようで、セーターとかが蔑まれているというのも印象的です。こういうのを見ていると雰囲気としては最近のアニメだと「フラクタル」に近いかもしれません。

時期的に台風が来ているようで、その台風と共に現れたもう一人の主人公ネズミと主人公紫苑とのやりとりは妙にフレンドリーかつスキンシップが多く、紫苑の「こういうのに慣れてる」発言含め手を握りしめたり、おでこ同士を優しく合わせて体温を確かめたりしていたので意表を突かれました。

そしてそのネズミが言った「NO6は巨大なオモチャ」等の意味深な発言とともに次の日には去り、続いて治安局が来たところで終わりと少々気になるところで終わっていました。

作画はさすがボンズといったかんじで非常に安定していました。作画に関しては最後まで安心してよさそうです。

総評

No661話の全体的な感想としては、何か妙にボーイズラブを感じさせる作品でした。近未来の管理社会を舞台にその裏で行われている謎の活動を暴いていくような作品でしょうか。

1話の個人的評価としては、管理社会の裏側も気になるところですが1話が良いところで終わってしまったのでこのまま視聴継続のBランクです。


2011年夏アニメ「BLOOD-C」第1話の感想文

2011-08-15 12:19:35 | 2011年夏アニメ関連

今年に入ってオリジナルアニメが増えてきて、TBS枠でもオリジナル作品が今期も始まりました。今回は「BLOOD C」 の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Bloodc_3Bloodc1_2「BLOOD C」…アニメ制作会社Production I.GとCLAMPが共同で制作したオリジナルアニメ作品で、アニメ制作はProduction I.Gです。「BLOOD」シリーズの3作目ということで知る人ぞ知る作品でしたが、今回は制作にCLAMPが参加したことでどのような作品に仕上がったかと気にしつつ第1話を視聴してみました。

ヒロインの小夜の声が水樹奈々かつ黒髪ロングでメガネかつドジっ娘だったのでここは評価したいところです。鼻歌を歌いながら登校していましたがその鼻歌が上手すぎるのはさすが紅白出場声優といったかんじです。

Bloodc2_3Bloodc3_3制服に鎖がついているのはすごい衝撃的なデザインだったし、キャラクター達の等身が全体的に高く、男性は10等身くらいありそうなのはCLAMPらしいと感じます。CLAMPの大川七瀬が脚本を書いているので実質CLAMP制作に近いかもしれません。

Aパートは学園生活がメインでしたがBパートになると雰囲気が一変して、お勤めという名で古きものを討伐していました。そこでついに日本刀が出てきてBLOODシリーズらしい展開になってきましたが…相手は地蔵?これは意外でした。しかもその地蔵が動く動く。腕が鎌に変形したり空飛んだりして圧巻でした。

Bloodc4_4Bloodc5_4最後では沙耶が地蔵を倒して返り血を浴びていましたが、この演出でBLOODらしい印象を与えたかったのかもしれません。しかし1話でいきなり何の説明も無しにバトルが始まったため視聴者置いてきぼり展開でした。あと前期BLOOD+のときと日本刀の形状が違うので別モノと見たほうがいいのかもしれません。

OPは曲はもとより沙耶の動きや表情も格好良く良い感じでした。振り向いて日本刀を抜くシーンが特に良かったです。EDは水樹奈々が歌っていてこちらもカッコいい曲でした。

総評

Bloodc61話の全体的な感想としては、バトルものとしては良く出来ていたとは思いますが少々視聴者置いてきぼり展開だったのでイマイチでした。あとCLAMPの作風が強いので今までの歴代BLOODとは別物の印象を受けます。

1話の個人的評価としては、予想していたより面白くはありませんでしたが水樹奈々の演技と地蔵のシュールさを評価して今のところ視聴継続のBランクです。


2011年夏アニメ「セイクリッドセブン」第1話の感想文

2011-08-15 10:57:52 | 2011年夏アニメ関連

せっかくの大型連休なので、レコーダの整理と共に夏アニメも視聴を続けています。今回はローカル局で放映された「セイクリッドセブン」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

SacredsevenSacredseven1「セイクリッドセブン」…サンライズ制作の完全オリジナルアニメ作品で、アニメ制作はサンライズです。サンライズのオリジナル作品といえば現在放映中の「TIGER & BUNNY」がありますが、あちらはサンライズの二軍メンバーが作ったのに対しこちらは一軍メンバーが制作していたようで、タイバニが大ヒットした分プレッシャーもあったようです。

冒頭から早速船が炎上して、その姿を目撃していた主人公の丹童子アルマの邪気眼が突然発動したりして展開の早さゆえに良く分かりませんでした。

Sacredseven2Sacredseven3続いて学校では主人公がみんなから避けられたりしていて過去に何かがあったようでした。そして立て続けに物語は展開していき、登場したのは…メイド?どうやらメイド隊なるものがいるらしく、ヒロイン藍羽ルリの私設部隊のようですがこういう設定はすごい古臭い印象を受けました。

人類と敵対している存在のアシ、ヒロインが持っている石の存在や主人公の過去や邪気眼を持っている理由など1話から大量の伏線を張っていったため1話はかなり駆け足で話が進んでいったので良く分からないところも多かったです。

Sacredseven4Sacredseven5しかしバトルシーンは問答無用で格好良く、執事が乗っていた乗り物はロボットに変形したりするし、主人公が暴走したときの格好や暴れ方がダークヒーローぽくて良かったです…が1話で早速主人公の暴走が押さえられていたのが残念。序盤はあの格好で戦ってほしかったです。

作画はさすがサンライズ一軍メンバーが揃っている分非常に良かったです。バトルシーンも良く動いていたし本領発揮といったところでした。特に石が砕けるシーンが音も含め美しかったです。主題歌もFictionJunctionが歌っていて格好良く、厨二全開のこの作品に合っていたと思います。

総評

Sacredseven61話の全体的な感想としては、オリジナルの正統派バトルものとしては良くできていて面白かったです。ただメイド隊含め登場人物が美男美女だらけなのでちょっと厨二すぎるのが気になりました。

1話の個人的評価としては、面白かったですが少々詰め込みすぎて展開が早く良く分からなかったのでとりあえず視聴継続のBランクです。

同じサンライズオリジナルアニメの「TIGER & BUNNY」と比べられることも多そうですが、あちらより金も人材も揃っている分がんばって欲しいものです。


PC買い換え

2011-08-15 03:08:40 | 雑談

今回の連休中についにPCを買い換えました。

Pc
それまでメインで使っていたLavieから実に7年ぶりとなる買い換えで、今回もノートPCを続けて購入しましたが、今回はさらに一回り大きいハイエンドノートに買い換えました。

今回もLavieにしようかと思いながら価格comを見ていたりしましたが、その口コミを見ているとどうやら売れ筋はLenovoやDynaBookのようでした。コストパフォーマンスという面で見るとLenovoが圧倒的な印象を受けましたが、自分の場合そう簡単には買い換えないため長く使えそうな部分を考慮してDynaBookにしました。形式はT551/58CBで色は黒、地デジチューナーは非搭載なモデルです。

今回は前回と違いPCが急に動かなくなった突発的な状況ではなかったのでデータの移行は非常にスムーズにいきました。今までため込んでいたアニメのキャプが13万枚以上あったのは少々驚きでしたが他ソフトのパスワード及び設定もほとんど保存してあったので2日足らずで設定は終了です。

しかしOSをXPから7に乗り換えたため、今まで使っていたソフトが動かなくなることもあったので現在でも前のPCを使っていることもあります。このあたりを近いうちになんとかしたいところです。


8月10日槍ヶ岳(3180m)登山

2011-08-15 00:47:08 | スポーツ

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会社の先輩のお付き合いで先日岐阜県北アルプスの槍ヶ岳に行ってきました。

栃木県からはさすがに距離が遠く、しかも人気のあるらしい場所とのことで出発は午後7時すぎで、登山口がある深山荘無料駐車場に到着したのは24時すぎでした。その時点ですでに9割近く駐車場が埋まっていたので人気の高さがうかがえます。

登山を開始したのは午前5時30分で、複数の山小屋を経由して槍ヶ岳山頂に到着したのは15時30分でした。片道の登りだけで10時間という長丁場にもうフラフラです。しかも自分は高山病持ちなので息を整えるだけで一苦労で、常に深呼吸をしながら登っていました。

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槍ヶ岳山荘で一夜を明かし続いて2日目。山荘に泊まったのは初めてでしたが、この時期はシーズンなのもあり宿泊客は多かったです。しかし予想外の展開が…天気がかなり荒れていて強風に加え濃霧がひどく視界がかなり悪かったです。おかげで朝日もほとんど拝めず予定だった大キレットも視界不良で見られず、そのあたりは残念でしたが天然記念物のライチョウや万年雪は拝めました。8月中旬だというのに気温は1桁、さらに強風だったため体感温度はかなり低かったので雪が残っているのも納得です。

8時間ほどで下山し翌日14時30分に深山荘駐車場に到着し帰路につきましたが、さすが北アルプスだけあって半端ないところでした。一歩間違えたら即落下のような場所も多かったしお付き合いで軽いノリで行ける場所ではなかったです。次回は9月に富士山が控えているのでトレーニングの日々が続いています。