もうすっかりアニメが定着しているTBS、話題作も多いですが萌えアニメも安定して供給し続けています。今回は「まよチキ!」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。
「まよチキ!」…MF文庫Jから刊行されている、あさのハジメのライトノベル「まよチキ!」のアニメ化作品で、アニメ制作はfeel.です。MF文庫Jアニメといえば冬に放映された「IS インフィニット・ストラトス」の大成功が記憶に新しいところですが、制作が萌えアニメを制作し続けているのに実績があまり伴っていないfeel.というのが気になりつつも第1話を視聴してみました。
冴えない男の主人公坂町近次郎に、朝起こしにくる妹、廊下の角を曲がったら女の子にぶつかり、トイレのドアが偶然鍵かかってなくてうっかりのぞき見したり、偶然押し倒したら偶然服が脱げていて偶然胸をもんでしまったり…と胸焼けがするほどの萌え展開に頭が痛くなりました。
そして執事の近衛スバルは女の子というのを隠しているみたいですが、最初からどうみても女にしか見えなかったため、このあたりの潔さはかえって評価できるかもしれません。井口裕香が珍しい役をやっていることもありますが、何かとエロいシーンも多く、ラストの風呂場シーンが特にエロくて素晴らしかったです。
明らかにドSな涼月奏お嬢様と一緒に、半ば強引にスバルが女の子であることを秘密にすることになりましたが、あのSっぷりはちょっとクセになりそうかもしれません。しかし主人公はかなり冴えていなくて個性がほとんど無かったのでこれはなんとかしてほしいところです。女に触られると鼻血が出る体質のようですがこれが何か重要な意味があるんでしょうか。
作画は悪くは無かったですがちょっと期待していたよりイマイチでした。feel.制作ならばこのくらいが限度なのかもしれません。しかし主題歌はかなり良く、オープニングの喜多村英梨の歌のうまさに衝撃です。けっこう前から声優として活躍している印象でしたがCDデビュー1枚目とは思えないうまさでした。
総評
1話の全体的な感想としては、とても予想通りの萌えアニメであまり面白くなかったです。井口裕香に男役をやらせているのは評価できますがそれ以外はコレといった特徴も無く、スバル以外女の子のエロも今一つだったので良くも悪くもスタッフ通りの作品になっていました。
1話の個人的評価としては、スバルがエロかったのでそこは良かったですが内容がつまらなかったのでこのままなら視聴打ち切り予定のCランクです。