2011年夏アニメ「いつか天魔の黒ウサギ」第1話の感想文

2011-08-18 01:19:02 | 2011年夏アニメ関連

続いてローカル局アニメを視聴していきます。今回はニコ動でも配信されている「いつか天魔の黒ウサギ」 の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

ItukatenmanoItukatenmano1「いつか天魔の黒ウサギ」…富士見ファンタジア文庫から刊行されている鏡貴也のライトノベル「いつか天魔の黒ウサギ」のアニメ化作品で、アニメ制作はZEXCSです。鏡貴也の作品といえば2010年に「伝説の勇者の伝説」がアニメ化されていましたが、あちらは鳴かず飛ばずで話題にもならず忘れ去られていましたが、早くも2作品目がアニメ化…果たして今回はどうなるのかと思いながら第1話を視聴してみました。

ファンタジーものラノベ特有の過去回想から始まっていましたが、二度と離れない呪いとかまさにラノベらしい設定です。ところであの謎空間どこ?

Itukatenmano2Itukatenmano3Itukatenmano4Itukatenmano5主人公の鉄大兎には、幼なじみで好意を持ちつつ世話を焼いてくれる女の子の時雨遥がいるあたりお約束を感じずにはいられませんでした。続いてはドS発言の生徒会長の紅月光が登場し、早速パンチラに光の規制…とよくあるラノベらしい設定の数々でした。

そんな主人公が「平凡もいいかもな」とかいう発言は、もはや胸焼けがしてくるレベルでしたが生徒会室で謎の魔物が出てきてからは雰囲気が一変し、主人公は居眠り運転のトラックにひかれたと思ったら首だけでも生きていて復活、その直後異世界に切り替わり序盤で登場していたサイトヒメアが力を取り戻し復活、そのとき口にした「900秒の魔術」とか…一気に物語が視聴者置いてきぼりで進んでいき訳が分かりませんでした。

Itukatenmano6Itukatenmano7Itukatenmano8Itukatenmano9そしていつのまにか約束していたらしい公園でヒメアと9年ぶりに再会したと思ったらいきなり後ろから生徒会長が現れてヒメアが刺されそのまま続く…?結局最初から最後まで意味不明でした。

作画は案外良く、女の子達は可愛く描かれていました。パンチラシーンも多かったので萌えアニメとしてなら合格点かもしれません。

総評

Itukatenmano101話の全体的な評価としては、面白くないうえに訳が分かりませんでした。途中でいきなりグロい展開があったので思わずびっくりする場面こそありましたが、最初から最後まで意味が分からないため理解できず、これはまさに「11eyes」の再来です。

1話の個人的評価としては、作画だけは良かったですが意味不明だったので余裕で視聴打ち切りのCランクです。もし2話以降で詳しく説明があるのなら評価が上がるかもしれませんが、1クールアニメなのでそういうのは期待できそうにありません。