2009年秋・アニメ最終回の感想文その4

2009-10-01 12:28:54 | アニメ・コミック・ゲーム

 今週は残業が多いので妙に忙しくアニメを視聴する時間がガリガリ削られています。こ、このままでは最終回を視聴し終わる前にまた新番組がどんどん始まっちゃうよ!そのため睡眠時間を削ってアニメを見続ける日々です。そして今回は「しゅごキャラ!! どきっ」「ライブオン CARDLIVER翔」の最終回を視聴したのでこちらの感想を書いてみたいと思います。

Syugokyara Syugokyara1 「しゅごキャラ!! どきっ」…講談社なかよしで連載されている、PEACH-PITの漫画「しゅごキャラ!」のアニメ化作品で、アニメ制作はサテライトです。この作品は年度ごとにタイトルを変えてきていて今回のは2年目で、自分は1年目の第1話を見ていましたが少女漫画原作でありつつも少女漫画ぽくなくて普通に少年漫画でも読めそうな作品でした。

 PEACH-PIT作品といえば真っ先に思いつくのが「ローゼンメイデン」ですが、こちらの「しゅごキャラ」ではこれまでのPEACH-PIT作品を生かしたような作りになっていて、小学生の女の子を主人公にした少女漫画の雰囲気を保ちつつ、キャラなりで変身して×たまと戦うなどといったバトルものの要素も取り入れられていたりしています。さらにキャラクターの頭身が高めで少女漫画特有の絵柄ではないため大きなお友達にも十分ウケがいいと思いました。アニメの方も作画は安定していてよかったし亜夢たん萌えで面白いです。

 今回の第2期では秘密のたまごエンブリオを巡ってイースター社との戦いが描かれていましたが、終盤ではイースター社会長の正体や主人公の新キャラなりアミュレットフォーチュンが初登場とかしてました。そしてアミュレットフォーチュンの姿がウエディングドレスとはびっくり。最後ではエンブリオの正体が明かされてイースター社との戦いも終わりましたが、なかなか感動的な話でちょっと涙腺がゆるくなりつつも、来週からは第3期として「しゅごキャラ!パーティー!」が始まりますのでまだまだしゅごキャラ人気は続きそうです。個人的にはプリキュアよりもこちらのしゅごキャラのほうが好きですね。オープンハート!

Cardriver1 Cardriver2 「ライブオン カードライバー翔」…月刊プレコミックブンブンで連載されている、原作・吉川兆二、漫画・あいやーぼーるの作品「ライブオン カードライバー翔」のアニメ化作品で、アニメ制作はトムス・エンタテインメントです。最近は色々と種類の増えたカードバトルゲームの新たな作品として放映された第1話を見たときは、ダメージを受けるとデッキのカードが減ったり、ライブチェンジというプレイヤー自身がモンスターに変身して戦うなどなかなかの意欲作と感じました。

 同時期に放映されていた、カードゲームを題材にした別作品「バトルスピリッツ 少年突破バシン」と軽く比較すると、ルールは省略して、まずバトスピではモンスターがCGで描かれていたのに対しこちらのライブオンでは普通に絵で描かれていていました。キャラクターもライブオンのほうが絵が淡泊でしたね。あと萌え度はバトスピのほうが上だったと思います。そして主題歌の熱さは互角だったかもしれません。

 決定的なのはシナリオで、バトルスピリッツは最終回では世界を賭けたラストバトルを繰り広げていたのに対し、こちらのライブオンでは世界征服を企むQ・Bと名乗るモンスターが県大会決勝第2試合で現れそのままどこかへ行ってしまい、その後普通に試合を続行していたところです。しかも決勝戦の相手はやんちゃ坊主赤丸…これがラストバトル?と思いつつ、最後にライブチェンジ・スーパータテガミウルフに変身した主人公の連続攻撃で見事優勝、その後は優勝パーティーでスタッフロールが流れて終わりという流れでした。結局謎のモンスターQ・Bは追い詰めたもののどこかへ逃げてしまったそうです。最後に全国大会の出場チームが何人か出ていましたが最終回でそんなことされても。

 そうだ、一体原作はどうなっているんだろうと思ったら、この作品が掲載されている月刊プレコミックブンブンは今月で休刊、それに伴い「ライブオン CARDLIVER翔」は打ち切り最終回でした。無理言ってすいませんでした、そしてお疲れ様です…。