2009年秋アニメ第1話の感想文その11

2009-10-28 10:18:24 | 2009年秋アニメ関連

 長々と続いている高崎の秋アニメ第1話の感想文、いよいよあと2回で終了です。今回のでまずはキー局が全て終了、今回は「ご姉弟物語」「たまごっち!」「怪談レストラン」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Gokyoudaimonogatari 「ご姉弟物語」…ヤングマガジンで連載されている安達哲の漫画「バカ姉弟」のアニメ化作品で、アニメ制作はシンエイ動画です。

 両親が仕事でほとんど家にいない環境の中で姉弟2人が下町で暮らしていく様子を描いた作品でしたが、弟の声になんか聞き覚えが…これは「東京マグニチュード8.0」の悠貴!これはいい弟に違いありません。そして姉ちゃんのデコ広っ!これに萌えを求めるのは無理そうです。

 作品は15分の話が2つある形式で、萌えは皆無でしたが前半は下町の人情に触れるイイ話で、後半は姉弟をメインにした話でとても子供向けのイイ話だったと思います。これはお茶の間で家族揃って見るような作品ですね。後半部分で弟と町人がすれ違う瞬間のスローモーションになる演出は面白かったと思いました。

Tamagotti Tamagotti1 「たまごっち!」…バンダイのキーチェーンゲーム「たまごっち」のアニメ化第3作目となる作品で、アニメ制作はOLM Team Kameiです。

 たまごっちのイメージといえば、自分は初代たまごっちが大ブレイクしたときしか覚えていないため、もっとキャラがシンプルだった印象でしたが今のたまごっちはずいぶん可愛くなったもんだと感心してしまいました。しかも主人公のまめっちの声優が釘宮理恵とは…今期も釘宮理恵は忙しそうです。

 第1話はたまごっち星でのタマストリート恒例みんなでワクワク大レースとやらが開催されて最後はハンバーガーを食べ過ぎて危機一髪のくちぱっちを、まめっちとくろまめっちが助けてとてもいい最終回ENDでした。作品の内容はとても子供向けでしたが、釘宮理恵のまめっち役が極めてツボにハマっていたので釘宮理恵ファンなら一見の価値ありだと思います。

Kaidanrestrant Kaidanrestrant1 「怪談レストラン」…童心社から刊行されているホラー児童文学シリーズのアニメ化作品で、アニメ制作は東映アニメーションです。

 レストランのメニューの名目でそれぞれのストーリーが展開される作品になっていて、前菜が第一部、メインディッシュが二部、デザートが三部とそれぞれ分かれていました。

 怖いのが苦手な人に対する配慮として、自称当店自慢のオリジナルスパイスを加えてあるそうで見た目はかなり萌え系でした。主人公達は小学生で委員長の黒髪ロングキャラや眼鏡っ娘もいるためオリジナルスパイスはかなり強烈です。だがそれがいい。

 主人公達が暮らしている町には大量の心霊スポットがあるようで、その中の一つに「怪談レストラン」がありそこがメインに話が繰り広げられるのが第一部で、メインキャラはそのままで今度は学芸会の死神人形作りから始まる怖い話が二部、最後の三部はメインキャラが語り部となって完全オリジナル話として話が進行していました。

 2話以降もメインキャラはそのままで怖い話が展開されるみたいで、何度も言いますがオリジナルスパイスのおかげで萌え度が高いため自分のようにバイオハザードとか怖くてプレイできなかった人間でも普通に最後まで視聴できました。キャラクターもなかなか良かったんですが男子生徒のショウが非常に強引な性格なため男性キャラの人気は低そうです。その代わりに毎回ショウに振り回されている女性キャラのアンコとか委員長の人気は高いと思われます。ショートストーリー形式なので話のテンポが早く、ホラーものが好きならオススメかもしれません。