2009年秋アニメ第1話の感想文その5

2009-10-13 00:22:24 | 2009年秋アニメ関連

Hagaren2 ニーサン…今週から「鋼の錬金術師FULLMETAL ALCHEMIST」のオープニングとエンディングが新しくなりましたが、残念ながら不評でした。特にオープニングが不評で「映像と歌が全然合ってない」との意見が圧倒的に多く、自分もそう感じました。ただでさえ原作通りにしたらテンポが悪くなって評判悪いのに曲も悪いのではどうしようもありません。前シリーズのポルノグラフティとかは評判良かったのに今シリーズはどうしてこうなったのやら。

 そんなわけで今回の秋アニメ第1話の感想文、今回は「犬夜叉 完結編」と、ローカル局で放映された「天体戦士サンレッド 2期」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Inuyasya Inuyasya1 「犬夜叉 完結編」…週刊少年サンデーで連載されていた、高橋留美子の漫画「犬夜叉」のアニメ化第2期作品で、アニメ制作はサンライズです。第1期は2000年に始まり3年以上放映して原作36巻まで消化したところで原作に追いつき終わったようで、今回はそこから原作の最後まで放映するようです。

 最近は人気が出なかったら途中でも最終回にしてそのまま放置というのが当然になっている風潮の中、最後まで作ろうとする日テレの方針には非常に感銘を受けました。しかも原作者高橋留美子の要望により声優は放映当時のままで5年前のキャストが勢揃いしていて、さらに今回は原作36巻から最終56巻までを26話にして一気に放映するためかなり話のテンポが早くなっています。そのため途中で中だるみやグダグダ展開が無く退屈せずに視聴できそうな予感でした。

 第1話から完全にあらすじ無しのそのまま放映のため第1期や原作見てない人は完全おいてきぼりだったのが気になりましたが、5年のブランクがあるにも関わらず全く違和感無しに演じていた声優の方々には感服しました。話のテンポも早く1話でいきなり1巻分消費とはかなりのハイペースおよびぜいたくな使い方で、1話目でいきなり重要人物の一人が退場とは早い。

 日テレアニメらしく妖怪とはいえ流血シーンや色々飛び散るシーンは多く、ちょっと深夜アニメらしい演出でしたが普通に面白く、自分は原作途中までしか見てなかったのでちょうど良いからこの機会に最後まで見てみようと思います。

Sunred Sunred1 「天体戦士サンレッド 2期」…ヤングガンガンで連載されている、くぼたまことの漫画「天体戦士サンレッド」のアニメ化第2期作品で、アニメ制作はAIC ASTAです。自分は第1期を見ていませんでしたが実況などではかなり評判の良い作品だったため個人的に非常に気になっていました。そのサンレッドの2期がついに始まると聞いたので期待しつつ第1話を視聴してみることに。

 この作品はtvkでのみ放映されていて、放映終了後はニコニコ動画で無料配信されるという特殊な形態になっているので視聴できない地域に住んでいたり見逃してしまった人でも、ネットさえつながっていれば視聴できるのでなかなか面白い試みだと思います。

 神奈川県川崎市で繰り広げられる悪の秘密組織フロシャイムと正義の味方、気象戦隊ウェザースリーとの善と悪の壮絶なバトルが繰り広げられる作品ですが、いきなりウェザースリーがやる気無くて吹きました。そして本編が始まり、今回はフロシャイム川崎支部に男版サッチーと呼ばれる参謀がやってくる話でしたが、そこで参謀にアピールするためにサンレッドに八百長申し込んで怒られていたりしてさらに吹きました。いやはや…たしかに実況で面白い言われていた理由が分かりました。たしかにこれはギャグアニメとして非常に面白い!最近は萌えアニメが多いせいかよけいにそう感じました。

 サンレッドが無職のヒモだったり、悪のヴァンプ将軍が町内会の会合に欠かさず出席してたりと善と悪が見事に入れ替わっている設定も面白く、声優に髭男爵がさりげなくメインで出ていて全然違和感無かったのもすごかったです。描写が荒いですが逆にそれが味になっていて、話も面白くショートストーリーなのでマンネリすることも無くてギャグアニメとして非常に素晴らしい作品になっていました。しかもニコ動で無料配信もしていて気軽に見られるのでオススメです。たしかに実況で高評価を受けていただけあって面白い作品でした。