今回はイイ男特集!というわけで今回はローカル局で放送された作品でなおかつ腐女子向け作品だった「薄桜鬼」と「裏切りは僕の名前を知っている」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。
「薄桜鬼」…アイディアファクトリーから発売されている女性向け恋愛アドベンチャーゲーム「薄桜鬼 ~新撰組奇譚~」のアニメ化作品で、アニメ制作はスタジオディーンです。
自分はこの作品の原作を全く知りませんでしたが、どうやらこの作品は腐女子には人気が高い作品らしくすでにPS2版、DS版、PSP版が発売されさらにファンディスクまで発売されているようでした。
腐女子向け作品となるとやはり女性にしか楽しめない作品なんじゃないかと先入観を持ちかねないですが、過去に「金色のコルダ~primo passo~」や「ミラクル☆トレイン~大江戸線へようこそ~」など女性向け作品ながら性別問わず面白い作品があるのも事実なので色々と期待しつつ第1話を視聴してみました。
一目見て中嶋敦子と分かる特徴的なキャラクターデザインも印象的でしたが、U局アニメでは最近珍しく1話から流血シーンがありました。そして妖怪?のような人外がいたりしたのでどうやらひと味違う幕末もののようです。
そして新撰組を中心に物語が展開していたのでここは腐女子向け作品らしく土方歳三や近藤勇などイイ男がいっぱい登場するのはお約束として、意外だったのが主人公の雪村千鶴でした。昨今の男の娘ブームとは真逆?の男装する女性で、このキャラの仕草に加え声優が桑島法子だったため予想以上に良い感じで素晴らしく、おそらく今期で4番目の萌えキャラかもしれません。
全体的な感想としては、作画はいつものスタジオディーンといったかんじでしたが主人公の雪村千鶴が予想以上の萌えキャラで良かったです。
ストーリーもゲーム原作なためか先が読めない展開でなかなか面白そうだし、これで男性キャラが良ければ結構面白い作品になるかもしれません。
「裏切りは僕の名前を知っている」…月刊Asukaで連載されている小田切ほたるの漫画「裏切りは僕の名前を知っている」のアニメ化作品で、アニメ制作はJ.C.STAFFです。
おおういきなり黒い巨大な剣…そして頭身高い…。J.C.STAFFがこういう作品作るのは「隠の王」以来でしょうか。作画は背景を含めJ.C.STAFFだけあってかなり良いと思いました。しかしキャラクターは思いっきり少女漫画のクセがあるので人を選ぶかもしれません。
あとファンタジーものの要素もあるようですが、スズメと会話?してたり、主人公が人と触れるとその相手の心情や過去が分かったり、ラジエルの鍵と呼ばれる謎の本があったりと結構厨設定がありそうでした。まぁ極めつけは「この汚れた世界はリセットされるべき」とか「俺はお前を裏切らない」の決め台詞でしたが…。ちと原作知らないと訳が分からない展開も多かったです。
最後は無人トラックに襲われたあとに謎のイイ男が決め台詞を言って次回に続くみたいなところで終わりましたが、これはちと原作ファンじゃないと少々つらいと思いました。
全体的な感想としては、作画は結構良いと思いますが原作を知らないと展開についていけなさそうです。あと絵柄のクセが強いためこの辺も人を選びそうな予感。自分はもうしばらく様子を見るつもりですがそのうち視聴やめてしまいそうです。