次々と新番組アニメが始まっていますが、もちろんこの局の新番組も欠かせません。今回は日テレ深夜アニメの新作「RAINBOW 二舎六房の七人」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。
「RAINBOW 二舎六房の七人」…週刊ヤングサンデーとビッグコミックスピリッツで連載されていた、安部譲二原作・柿崎正澄作画の漫画「RAINBOW 二舎六房の七人」のアニメ化作品で、アニメ制作はマッドハウスです。今期の日テレ深夜アニメの新番組で個人的にも期待していました。
自分は原作の四章を少し読んでいたりしていたので内容を少し知っていましたが、まさかこの作品をアニメ化するとは予想していませんでした。少なくともこの作品をアニメ化するような局は日テレしかありえないと思います。戦後の日本が舞台となっているため、不安定な情勢の中弱い者が虐げられる時代が生々しく描かれていました。
冒頭から「過激なシーンは時代性を考慮した上で重要と考えております」という見出しから始まり続いて林原めぐみのナレーションがきたと思ったらいきなりのキツイ展開…これは暗くて酷い。しかしそれゆえに画面に釘付けになってしまいました。
そして立て続けに少年院生の殴り合いになり、殴られる描写と共に名前と犯罪歴を紹介して、気がついたらいつのまにか30分経っていました。暴力シーンが多く印象が強かったのでいつの間にか見入っていたようです。今回は1話ということで話はあまり進まなく、主人公達の出会いとキャラ紹介で終わっていました。
全体的な感想としては、萌えアニメや明るい作品のアニメ化が多い現代アニメ業界とは明らかに一線を画す暗く男気のある硬派なアニメで、まさに日テレらしい期待通りの良い作品でした。原作はつい少し前に完結したのでこの作品も最後まで描ききるならかなり期待できそうです。余談ですが、この作品が終わった直後にTBSで「けいおん!!」が始まるので実況ではRAINBOWで荒れた心をけいおん!!で癒すというのが恒例行事になっているようです。
そして日テレアニメといえば恒例である最後の実写コーナー、今回はネタに走らずミスマガジン2009による日テレ作品の紹介をしていました。今回はキミトドのような路線に入っていなかったので大分マシだったと思います。
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