2014年春終了アニメ「キルラキル」最終回の感想文

2014-04-07 22:51:36 | 2013年秋アニメ関連

今回は2013年秋アニメの話題作の一つだった「キルラキル」の最終回を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Kirurakiru_3 Kirurakiru1_4 Kirurakiru2_2 Kirurakiru3_2 「キルラキル」…「天元突破グレンラガン」のスタッフが再び集結して制作されたオリジナルアニメ作品で、アニメ制作はTRIGGERです。

Kirurakiru5_2 Kirurakiru4_2 Kirurakiru6_2 Kirurakiru7_2 この作品と言えば、どうしても「あのグレンラガンスタッフが再び集結して作った作品」という宣伝文句がつきまとっていたため期待されまくっていた部分も大きかったと思われます。そのため最初からハードルが上がっていましたが、結果的には見事その期待に応えていたように見えました。

Kirurakiru8_2 Kirurakiru9_2 Kirurakiru10_2 Kirurakiru11_2 変身するセーラー服、そして壊惨総選挙による四天王との戦い、三都制圧襲学旅行など本能寺学園との戦いかと思いきやそこから急展開していくシナリオ、気がつけば世界を救うための戦いであったり、服を題材にしたアイデアや最近では珍しい熱血バトルアニメだったのもあり新鮮で面白かったです。

Kirurakiru12_2 Kirurakiru13_2 Kirurakiru14_2 Kirurakiru15_2 しかし勢いがあるのは確かでしたが話が急展開する前は勢いだけだった感じは否めませんでした。4話のノー遅刻デー回や7話の喧嘩部など勢いだけでワンパターンだった箇所も少なからずあったため、ワザと昔のアニメ風にした演出だったかもしれませんが面白いとは思えませんでした。この辺りは惜しかったように感じます。

Kirurakiru16_2 Kirurakiru17 Kirurakiru18_2 Kirurakiru19_2 それ以外はさすがにレベルは高いうえに演出も面白く、特に後期オープニングで流子と皐月がお互い違う道を歩きながらも、その後ろに仲間達がそれぞれついていっているところや、総集編をアバンだけで一気に終わらせるところ、終盤での同時変身シーンなど印象に残る名場面も多く後半は飽きる展開がありませんでした。中途半端に2期を匂わせることなくハッキリと完結させたところも清々しく最初から最後まで勢い良くしっかりと締めた素晴らしい作品でした。

作画は良好です。中にはかなり崩れているように見える絵もあったかもしれませんが、その分勢いはあったので全く気になりませんでした。独特のカメラアングルや90年代を思い出させる背景、変身シーンなどアニメならではの演出の数々が素晴らしかったです。BGM及び主題歌も良く、特にオープニングは前期後期共に印象的で、盛り上がるときのBGMも良かったです。

総評

Kirurakiru20 全体的な感想としては…良いね!非常に面白かったです。グレンラガンスタッフによるオリジナルアニメという期待に応え、中盤こそ勢いだけで進んでいてダレかけていましたが後半の怒濤の展開に加え演出も熱く最後も完結させていて非常に良くまとまっていました。

全体的な感想としては、1話の時点では独特の演出に加え勢いがあったので永久保存版のAランクでしたが、ケンカ部あたりはダレかけていたため一時期Bランクにまで落ちました。しかし後半は持ち直し最後は見入ってしまうほどの面白さと勢いだったため再び評価を上げ最終的には永久保存版のAランクでした。

場合によっては2期もできたかもしれませんが、そこで中途半端にそういうそぶりを見せることなく完結させたのも好印象です。そして萌えとはあまり結びつきづらい絵柄ながらBD/DVD売り上げは10000枚越えと2013年秋アニメでは5位につけていたようで、また何かオリジナルアニメを作って欲しいと感じさせる作品でした。


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