Some Like It Hot

お熱いのがお好きな映画ファンtakのつぶやき。
キネマ旬報社主催映画検定2級合格。

どのくらい映画が好き?

2010-06-05 | 映画・ビデオ
最近、職場が変わったせいで自分について話す場面が当然多くなっている。
「趣味は?」と尋ねられて、「(音楽と)映画です。」と迷わず答えている。
でも、たまにDVD借りてきて観る映画好きもいれば、
映画館通いこそ映画道!と思う映画好きもいる。

僕は明らかに後者だ。
しかし、ここを表現するのってなかなか難しい。
映画ファンサイト運営して10年です。」
と正直にいきなり言うのも
「わっ!ヲタ!」
とひかれてしまうこともあるだろう。

トルーマン・カポーティは、映画が生活に欠かせないものだということを
「映画館に行くのはミサに行くようなものだ」
と表現した。

確かに僕も映画館に行かない時期が続くと、「何でもいいから映画館に行きたい!」と禁断症状が出ることがしばしば。でもその言い方もどうかと思うのね。

そしてたどり着いたのが、
佐々木恭子アナの著書「恋恋シネマ」に出てくるあるフレーズ。
「一食ぬいても映画がみたい」
これはよく伝わるんです。
「三度の飯より・・・」というとなーんか古くさいし、オーバーに聞こえることもある。
でも「一食ぬいても・・・」と言うと、”映画に対して真剣な思いがある人なんだ”
と理解してもらえることが多い。
まぁ、お財布厳しき時期には実際にそうなることもありますけどね(泣)。

そんな僕の強い味方が小倉昭和館
2本立て1000円は本当にありがたい。
あー、そろそろ禁断症状が・・・。
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2 コメント

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Unknown (mats)
2010-06-06 00:51:16
やっぱり、映画は映画館で!
真っ暗な館内、でかいスクリーン、
ポップコーンの香り。
本当、「暗くなるまで待てない」
という感じですね。

返信する
ポップコーンをほおばって (tak)
2010-06-06 20:12:45
「ベルリン天使の詩」のエンドクレジットに、「全てのかつての天使、特に安二郎、フランソワ、アンドレイに捧ぐ」とある。夢を与え続けてくれる映画監督を天使と呼んだヴェンダース。

このクレジットを見たときに「はっ!」と気づいたことがあるんです。甲斐バンドの「ポップコーンをほおばって」の歌詞の一節。

ポップコーンをほおばって/ポップコーンをほおばって
天使たちの声に/耳を傾けている

甲斐よしひろの曲は、「地下室のメロディー」「女と男のいる舗道」や「きんぽうげ」などフランス映画を元ネタにしていることが多い。それはわかっていたけれど、そこに「天使」。これは偶然かもしれないけど、嬉しい呼応じゃないですか?
返信する

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