実は筒井康隆を初めて読んだのは小学校三年生。
SFジュブナイルの「三丁目が戦争です」がそれだ。
永井豪が挿絵を担当したハードカバーだった(これにだまされた・笑)。
子供の喧嘩に親が介入して、町と町が真剣に憎み合い、戦争を始める。
物語の最後に刻まれるのは、あまりにもブラックな結末。
グロテスクな描写は、想像力たくましかった僕のトラウマになった。
SFジュブナイルの「三丁目が戦争です」がそれだ。
永井豪が挿絵を担当したハードカバーだった(これにだまされた・笑)。
子供の喧嘩に親が介入して、町と町が真剣に憎み合い、戦争を始める。
物語の最後に刻まれるのは、あまりにもブラックな結末。
グロテスクな描写は、想像力たくましかった僕のトラウマになった。
中学時代、筒井康隆のSF作品を読みあさってる中で、それが筒井作品だと知った。
衝撃再び。
今は講談社「青い鳥文庫」でも読めるようだ。
大きくなっても心に引っかかるようなハードな読書体験、今ドキの子供にもっともっとやって欲しい。
この作品に描かれているのは、いかに戦争がつまらないことなのか。
「青い鳥文庫」がこの作品を取りあげてくれたことに、静かだけど確固たる意志を感じます。