Some Like It Hot

お熱いのがお好きな映画ファンtakのつぶやき。
キネマ旬報社主催映画検定2級合格。

Greatest Albums(その66) うる星やつらヒットパレード&ミュージックカプセル

2010-07-05 | 僕のGreatest Albums
音楽はグッとくればどんなジャンルだろうが何でも受け入れてしまう雑食性の私tak。「どうしてそんなに音楽の趣味に節操がない?」とよく言われる訳だが、いかにしてtakがそういう音楽的嗜好をもつに至ったかを、1アーティスト1アルバムで検証する企画第66弾。これまでの目次はこちら

さて、アニソンが巷でブームになっている。今や日本の文化と言ってもいいくらいになってきた。僕のiPodの中にも恥ずかしながらアニソンが急速に増殖している。40歳も過ぎてアニソンにハマる自分・・・。でもそうなる素地は既に高校時代にできあがっていたのだ。今回とりあげるアルバムは「うる星やつら ヒットパレード」「ミュージックカプセル」だ。



高校時代。僕は特に仲がよかった友人3人と「うる星やつら」のアニメに夢中になっていた。アニメは毎週録画して繰り返し見ていたし、放送日の翌日は感想を言い合ったり、友人の一人はVHS標準モードですべて録画していたり・・・。うちの母親はそんな僕らを見て「男子高校生がラムちゃんラムちゃん・・・って、どうなの?」と呆れていたが、そんな言葉も気にせず僕らは週刊少年サンデーを読み、アニメを見てあの台詞がたまらんだの、BGMが素晴らしいだの語り合ったもんだ。今思えば押井守監督をリスペクトするのもそれが原因だし、それなりにアニメに詳しくなったのも、今じゃ当たり前のキャラソンだって「うる星」で免疫ができたんだと思うのだ。

当時繰り返し聴いたのが主題歌集である「ヒットパレード」。特に押井守時代の主題歌を収めた1枚目はどんだけ繰り返し聴いたかわかんない。カヴァーも数々存在する名曲「ラムのラブソング」はもちろんだが、エンディングテーマの「心細いな」や「Dancing Star」、劇場版2作目のエンディングテーマ「愛はブーメラン」は特に大好きだったなぁ。大学時代にバンドで劇場版3作目の「Remember My Love」を演奏したこともあるんだよね。「ミュージックカプセル」はBGM集。当時の最先端シンセを駆使した楽曲は、短いながらも工夫やアイディアが詰まっていて、これについても語り出したら止まらない友人がいたもんさ。類は友を呼ぶ?テクノポップのピコピコ感は今聴くとチープにきこえるかもしれないけどね。

アニメ作品に単独の主題歌だけでなく複数の挿入歌やすぐれた楽曲が使われるようになったのも、思えばこの時代からかもなぁ。「キャッツアイ」を筆頭にアニメ主題歌を歌うことを一般の歌手、アーティストが選ぶようになったのもこの頃かな。そうした楽曲が時代を超えて今も受け入れられているのは、作品と楽曲の見事なコラボがあってこそ。そしてあの頃「うる星」に夢中になったからこそ、今のアニソンも好む自分がいるのだ。え・・・?。それでも水樹奈々の歌唱力にキャアキャア言ったり、「けいおん!」や「ハルヒ」に夢中になったり、職場のデスクにガンダム飾るのはいかんですか?。

※主題歌だけならとりあえず以下のCDはお勧め。





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
なつかしや (ボー)
2010-07-16 06:40:54
私も大好き!
「ハイスクール!奇面組」の歌も好きでしたねー。
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ボーさんへ (tak)
2010-07-16 07:44:34
奇面組懐かしい!主題歌は、うしろゆびさされ組でしたね。おニャンこ関係の楽曲ではいちばん好きでした。

あの頃のアニメは「さすがの猿飛」も大好きだったなぁ。
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