ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

救われる話

2007-07-21 10:27:40 | 時事(海外)

フランス人は、大変不潔だそうである。
より正確に言うと、フランス男である。

一般に欧米人は毎日お風呂に入らない。そして、パンツも毎日は
着替えないのである。
気候が乾燥しているからという見方もあるが、気候が乾燥していようと
湿っていようと、パンツは汚れる。
特に男性にその傾向が見られるようであるが、女性も推して知るべしである。

数年前にフランスの、ルモンド紙が「フランス人の清潔感」
と銘打ったアンケート調査をやり、結果を紙面に載せた。
その質問の中に、あなたは毎日パンツを取り替えていますか?
という項目があった。

女性は半数以上が、取り替えると回答した。我々の感覚からすると
当然である。というか、本来は90%以上あって然るべきである。

さて、男性はというと、これがすごい結果になった。なんと毎日取り替える人は
全体の3,14%しかいないのである。円周率の話ではない。日本の消費税率より
も低いのである。
これでは、不潔と言われても自業自得であろう。

しかし、履いたパンツを裏返して再び履くという、日本人独身男性の裏技は
さすがに、フランス人男性には見られない傾向だという。

どちらがより不潔か?という事ではない。

我々は、このように大変異なった価値観、(この場合は清潔感であるが)
の人々とも仲良くやっていかなければ、いけないのである。

しかし、不精な人、または不潔な人にとっては、多少救われる話ではある。



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オートマチズム

2007-07-20 07:58:42 | 仕事

「オートマチズム」という言葉がある。

サッカー日本代表のジーコ前監督、前々監督のトルシエ監督も良く使った言葉だ。

「日本人選手に不足しているのは、オートマチズムだ。ブラジルでもヨーロッパの
サッカー強豪チームでも、選手たちは攻撃のいくつもの基本的な型を徹底的に
叩き込まれていく。それが時と場合に応じて無意識に自動的に演じられるほどに、
自分の習性にしていく。天才的プレーも実はその中から生まれる。」というような
ことを言っている。

簡単にいうと、固定化された行動、反復された行動、これを習得して初めて
天才的プレーやナイスプレーの数々が必然的に生まれ、そして強くなっていく。
と、言うことらしい。

我々の仕事にしても、同じ事が言えそうである。毎日のルーティンワークを
確実に継続していく。それが血となり、肉となり、その中からベストな
アイディアや戦略が生まれていく。
そうやって、強固な経営基盤を築くことができるのだろう。

同時に、ジーコ前監督はこうも言っている。
「叩き込むのは、正しい型でなくてはいけない。間違った型を習得すると
習性するのに、身につけた時の十倍のエネルギーを労するからだ。」

今の仕事のやり方を、もう一度見つめ直してみようと思う。



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時代の移り変わり

2007-07-19 07:58:11 | 時事(海外)
イギリス、ロンドンの地下鉄初乗り運賃が、円安の影響もあってか、
なんと1000円を越えたらしい。

タクシーの初乗り運賃の話ではない。地下鉄は公共交通機関である。
さすがに高すぎるのではないか?ちなみに東京では160円である。

2007年3月のイギリス、エコノミスト誌の調べでロンドンは世界第4位の
物価高の都市に選ばれている。ところで数年前に1位だったことも
ある東京は、このところ徐々に順位を下げ、今年は5位に留まっている。
今年、栄えある1位に輝いたのは、ノルウェーのオスロで、2位にパリ、3位に
デンマークのコペンハーゲンと続いている。そして6位に大阪が選ばれた。

ちなみに、世界で最も物価の安い都市に選ばれたのは、イランのテヘランで、
フィリピンのマニラ、インドのムンバイが最も安い2位と3位になった。

もちろん、調査の対象や方法によって順位の差異はあるだろう?
私達が旅行などで、その都市を訪れたときに感じる物価は、
また別のものなのかもしれない。

しかし、幸か不幸か、私達はこの物価高の日本に生まれたことによって、
世界のほとんどの国に行っても、割安感を味わうことができるのである。

今のところではあるが…。

中国の観光客がアジアの国々で、大量のお土産を買い込み、もはや
日本人よりも、現地のお土産屋さんにとっていいお得意さんになっている姿
を見ると、時代の移り変わりを、つくづく感じる今日この頃である。



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心の鬱

2007-07-18 09:00:07 | つぶやき

ひと昔前にうつと言えば、玉を打つ、博打を打つの、
打つが連想されたが、それが今や、うつと言えば、心の病の鬱、
うつ病のほうが主流になりつつある。

先日、うつ病のカウンセラーの方と話をする機会があった。
私の知人にも数人、心の病を患っている方々がいることもあり、
何かの為になればと耳を傾けた。

普通の病気と違って、薬を飲めば治るというものでは無いのは、
知っていたが、充分に静養しながら、時間を掛けてじっくりと
心の病と向き合うことから始めるらしく、平均すると完治までに、
最低1年は、掛かるそうである。

そして、最も掛かりやすいのは、30代だそうだ。
30代といえば会社では、ある程度責任のある仕事を任され、
部下の面倒も見ながら、上からの目標もクリアして行かなければ
ならない大変な時期である。

また私生活でも、結婚、出産、と家庭への責任も生まれ、
仕事も辞めるに辞められなくなってくる。
この積み重なった、責任への重圧が心の負担となり、バランスを崩して
しまうのであろう。

また、家のローンを組んだ途端、うつになる方もいるそうである。
一見、笑ってしまうが、本人にとっては笑えない話ではある。

我々日本人は、もう少し楽に生きてはいけないものなのだろうか?

されど人生だが、たかが人生である。

所詮、「人生死ぬまでの暇つぶし」、という感覚で、軽やかに
生きていきたいものである。




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引き際

2007-07-17 10:15:13 | つぶやき
物事には、引き際、というものがある。
どうせなら、潔く、惜しまれるうちに、後腐れなく、がいい。

例えば、昨年のワールドカップ終了後に引退を表明した中田英寿。
まだまだ、第一線で活躍できただろうが、きっぱりと別の道へと
進んで行った。現在は何やら世界中を、旅しているらしいが、
きっと彼のことである。
奥深い考えがあってのことであろう。
決して人生模索の旅ではないはずである。

話がずれたが、昨年は、元プロ野球選手の新庄も、花のあるうちに引退をした。
彼のことである、きっとピークに引退する美学を常に考えていたに違いない。
まぁ、計算高いところが、やや鼻につくがそんなところも彼らしい。

そして、荒川静香も、オリンピックで金メダルの後、プロを引退した。
一昔前では、山口百恵なんかも、人気絶頂期に結婚、引退であった。
そう言えば、スマップの森君も人気のあるうちに、別の道へ…。

いわゆる、その道のプロと呼ばれる方々は、皆それぞれ、身の引き方を
知っているのである。辞めるときのタイミングを常に考えて行動している。
それが、プロというものなのだろう。

しかし、政治のプロである国会議員だけは、真逆である。
なんとか辞めたくないばかりに、ウソをつき、人のせいにし、とことん
議員バッチにしがみつく。

実に女々しい。

29日は、選挙である。

引き際を知らぬ方々への、我々の意思表示の日でもある。



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偽中国製品

2007-07-16 08:16:31 | 時事(海外)

以前のブログにも中国製品は怪しいと書いた。

今度はダンボール肉まんである。
いかに、経費削減とは言え、ダンボールは口に入れる物ではない。
ここまでくると、さすがにやり過ぎである。

しかし、食料自給率10%の香港では、英国領だった20年前からすでに、
中国食品への疑惑の認識があったそうで、今回の報道も、まぁ良くあること、
と言う感覚であるらしく、日本での捉え方との違いにまた、びっくりさせられる。
所変われば、なんとやらである。

また、香港市民は中国野菜の農薬対策に、野菜専用洗剤を用いている人も
いると、テレビのニュースでやっていた。

しかし、その野菜専用の洗剤は中国製ではないのか?
この洗剤自体をさらに、洗い流さなくてはいけないのではないか?

こうなると、もう中国製品はなんでもかんでも疑ってしまうように
なってしまうのではないか?

こういう、連鎖的な過剰反応も、違った見方をすれば、大変怖いものであるが、
中国にとっては、ある意味、自業自得である


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硫黄島

2007-07-15 08:19:41 | 映画

硫黄島を、いおうじま、と呼ぶのか、いおうとう、と呼ぶのか
という議論がある。

先日公開された映画「硫黄島からの手紙」と「父親たちの星条旗」の
影響である。

もともと、いおうとう、と呼ばれていたものが、いおうじまとして
認知されるのを、良しとしない元島民の方々が声を上げたのが発端だ。
単に音読みか訓読みのか違いで、どちらでもいいような気もするが、
元島民の方々はそうもいかないらしい。

さて、現在の硫黄島であるが、民間人は一切住んでおらず、自衛隊と米軍が
駐屯するのみである。もともと島での水の確保が厳しかったらしく、元島民の
帰島運動が盛り上がらなかったいのは、そのせいだろうか?

数日前にこの映画を、2本連続DVDで見たが、続けて見たせいか
一本の映画を4時間かけて見たような感じがした。

内容はさておき、なんといっても渡辺謙の演技力である。ピカイチであった。

そうそう、いおうとう、か、いおうじま、どちらで呼ぶかだが、
他国がなんと呼ぼうと、日本の領土なのだから、日本側の好きなように
呼んだらいいと思うのは、私だけであろうか?


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木の家

2007-07-14 12:20:29 | つぶやき
インドネシアのバリ島とその東に位置するロンボク島の間には、
生物学上であるが一つの境界線が引かれている。

ウォーレンス線である。
このわずかな海峡を隔てて、哺乳類の分布境界線がアジア種とオセアニア種
に別れていると言われている。
このように、世界各地には目には見えないが、国境とは別に、文化や宗教
などによって様々な境界線が存在する。

その中の一つにヨーロッパとアジアを隔てる、ロシアにあるウラル山脈がある。
この山脈を隔て、西にヨーロッパ圏、東にアジア圏となる。これは建築物から
も見て取れる。ウラル以西は石の文化、東は木の文化圏である。

われわれ日本人を含めてアジア人は、昔から木材で家を造り暮らしてきた。
最近では、コンクリートなどの家も増えたが、やっぱり木の家は落ち着く。
欧米の天井の高い石造りの家も、住んでみると広くて開放感はあるものの
何か違うのである。

やはり、我々アジア人には、昔から木の文化に接してきた習性が遺伝子の中に
でも残っているのだろう。特に木の匂いには独特の安らぎ感を覚える。

なんとなくだが、そう思った。

木材の仕事に携わる者としてではなく、アジア人としてごく普通の感覚で
木の家に暮らすことをお勧めしていきたい。








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元気がでる本

2007-07-13 22:33:28 | 

不肖宮嶋こと、宮嶋茂樹の本が好きである。

彼の職業はフリーのカメラマンであるが、取材時の出来事を
面白おかしく綴った内容のものをいくつかの文庫本に書いている。

もともとは、フライデーのカメラマンで、その流れなのか、今でも
一発屋的カメラマンで、常にスクープを狙って世界各地に取材に赴いている。

本の内容は、ただ面白いだけで、たいしたものではない。
しかし彼の仕事に対する思いや、一生懸命さ、取材対象に対する
執念が文面から伝わってきて、読んでいると、なぜか元気が出るのである。

最近などは、疲れているとき、やる気が出ない時などは、無意識に
彼の本を持って出勤するようになっている。

本に限らず、元気を与えてくれるものは、例えそれが何であっても
いいものである。

おそらく、誰にでも何か一つは、そんなものがあるのだろう。

私にとっては彼の本が、そんなものの一つである。



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アナログとデジタル

2007-07-12 13:36:03 | つぶやき
基本的にアナログ人間である。

今でも、固定電話はプッシュホンよりダイヤル式を好み、メールよりも
自筆の手紙を好む。デジカメよりもフィルムカメラだし、携帯電話よりも
対面トークの方が好きである。
がしかし、パソコンだけは大変便利であるし、ぜひ使いこなしたいと
思うものである。

ここのところ、友人にホームページについて、あれこれと
教えていただいている。
しかし、これが説明されても、なかなかついて行けないのである。

そもそも理解していて当然だと思われている言葉が、理解できていない。
また、とりあえず「そこの画面を開いて」という、そこの画面に
行き着けないのである。
こうなると、結構はずかしい。

まぁ、教える方にしてみたら、幼稚園児に4文字熟語を
教えるようなものだろうか?

せめて、近日中には、小学生に九九を教える程度の
レベルになっておこうと、心に誓った。



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