ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

福岡、長崎の旅(1)

2023-03-24 20:19:00 | 旅行(国内)
福岡と長崎へ行って来た。

20代の頃、数年福岡に住んでいたことがあった。それから一度も訪れることがなく26年も経ってしまった。26年ぶりの福岡は空港もすっかり立派になり、街中も随分様変わりしたように感じた。けれどあいにくの雨、しかも土砂降り。車の中で娘もたいくつそうだったので福岡ドームに隣接する施設に入っているチームラボフォレストへ行った。何年か前に出来た施設らしく、ここではスマホを使ったデジタル遊びができ、子供だけでなく大人もそれなりに遊べる。帰りはそのままビルの8階へ上がり、滑り台で一気に地上へ降りるアトラクションがありトライするものの、完全にお金の無駄だった。

昔、住んでいたワンルームのアパートへも行ってみた。目の前にあったガソリンスタンドはすでになく、大きなマンションになっていた。通った地元のスーパーも周辺の風景も随分変わってしまっていて、あらためて26年という年月を感じる。かつての職場にも行ってみたが、見覚えのある風景の記憶がおぼろげにあるだけで、完全に知らない街になっていた。その後、久しぶりにやまやで食事をして大満足。やっぱり福岡のご飯は美味しい。とんこつラーメンは苦手だけれど…。

本当はもう一箇所、寄りたいところがあったが、時間が無くて行けなかった。中洲の屋台だ。福岡に住んで初めてできた友人の知人が屋台のオーナーで、まだ仕事がなかったころ、少しの間、バイトさせてもらった店だった。この屋台のオーナー(大将と呼ばれていた)は、人としては完全にクズだったが、友人のおかげか時々、手伝いに来る私には無害で優しかった。けれどひとり弟子のような人がいて、この人にはちょっとしたことで殴ったり蹴ったり、とにかくひどい扱いを受けている人がいて、ちょっと見ていられない日もあった。それでも彼は「大将、大将」と慕っていて、それが不思議で理解できなかった。あの彼はどうしてるだろう?

その後、この友人とは徐々に疎遠になってしまい屋台に行くことも無くなってしまったが、福岡を離れる頃、友人がこの屋台を大将から購入したと人づてに聞いていた。ただこの屋台の店名を検索しても何もヒットしないし、何の情報もない。もしかすると譲り受けた彼が再び誰かに売ってしまい、母体はあってもすでに当時の名前ではないのかもしれないが、それをちょっと確かめたかった。

また、いつか機会があればと思ったが、いつかというのは、もう多分ないということなんだと、最近悟ったので、これはもう行くことはないのだろうな。いつかと思ってる時点で、さほど強く希望していないわけで、本当に行きたかったら優先して行っているはず。福岡にも離れて10年以内だったら、もっと記憶も鮮明で楽しかったかもしれない。ちょっと遅すぎたかもしれない。

何事ともタイミングが大事だなとつくづく思う。

その後、妻のリクエストで大宰府へ向かった。


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