ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

背景に…

2024-07-16 09:27:02 | つぶやき
昨日は、久しぶりのお休み。

事務仕事して商品整理して買い物に行き、帰ってジムに行ったら、もう夕方。1日の早いこと、早いこと。

そこからインドネシアのビザをネット申請してみた。当初はビザなしで行けるものだと思っていたら、それはコロナ禍前の話だった。知ったのはチケットを取ってしばらくしてから、しかも一人5,000円近くすると知って落胆。これまでのODAを通じての日本の貢献は、このビザ代には反映しないんだろうか?日本はすで貧乏国家に転落中なんだから、せめて2,500円程度にしていただけるとうれしい。

もっとも要ビザでも、アライバルビザが空港で取れるから、わざわざ取らなくても良いのだが、デンパサールから国内線の乗り継ぎがあり、あまり時間に余裕がない。ビザがあると自動化ゲートで入国できるらしいので、飛行機が遅れたときの為にも、とりあえず取っておこうかと。インドや中国ビザよりは簡単だが、写真のアップデートにJpgとPdfの両方を用意しななければならず、しかもpdfの写真のアップデートでエラーが連発する。やっと成功したと思ったら今度はフリーズしたり、ちょっとダメな感じの精度になっている。結局、なんだかんだで3人分で3時間弱も要してしまった。カードで決済するとすぐにメールで顔写真付きのビザが送られてくる。この早さには感動するが、おそらく機械で精査しているだけで人は絡んでいない。インドネシアの場合、ビザと言っても、結局、形式的なものなんだから、入力項目をもっと単純化しても良いはずだし、これで5000円は高すぎる。しかも2人分はすぐに送られてきたが、1人分だけいつまで経っても送られてこない。トップページに戻ってあれこれやって、ようやくゲットする。これをプリントアウトして持参せよ、という。ここまで来て、最後には紙なのか!と、ちょっと残念。

でも、もうビザも大使館に取りに行く時代じゃなくなってきたような…。

インドネシアでは税関申告もスマホでやらないといけないようだし、経由地のシンガポールでの入国もスマホで申請しないといけなくなっている。世の中の流れは、完全に紙の撤廃に進んでいる。もはやスマホを持たない人は来なくて良い、ということなのかな?日本でも帰国時の税関申告をスマホで済ませされるようになっている。ただしこれまでの紙での申告も可能だ。

日本では何かやろうとしても、そこから漏れない人が出ないように一定の余地は残しておく。それを優しさと見るのか決断力の弱さと見るのか、見方によって評価は異なるけれど、マイナンバーやマイナ保険証などがなかなか進捗しないのは、こういった進め方に問題があるような気もする。もちろん弱者救済も大事だけど、それが世界から遅れをとる原因になっているとしたら、どこかで改めていかないといけない。

経済力だけでなく、こういうちょっとしたシステムにも、遅れを感じるようになってきた日本。
一番良かった時代を知っている世代の者としては、落ちぶれていく行く姿を見せられるのは、精神的に辛いものがある。
世界に誇れるものが、どんどんなくなっていく。

もしかすると大谷の活躍を見るとうれしくなるのは、そういうことが背景にあるから、ということもあるのかも…。

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