ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

喧嘩

2018-05-14 21:49:55 | つぶやき
私のお客さんでもあり知人でもある女性が、私の友人に恥をかかされたと、超お怒りモードでやってきた。

ことの顛末はこうだ。

この知人の女性は国際交流関係の仕事をしており、自治体のトップや各国の領事ら大使らとも交流のある、その道ではちょっと有名な方でもある。先日、東海地方である国のイベントがあり、東京にあるその国大使や本国からも観光大臣を招いて大々的に行われたこのイベントで、知人の女性は接待係りの統括をしていたそうだ。一方で、私の友人はこのイベントで、飲食や物販を販売する権利を得て、複数の店を出店していた。

二人は、以前から顔見知りではあった。

イベントの最中、この知人は県知事や大使などの随行員を伴って、複数の店を案内していた。たまたまひとつの物販の店に立ち寄った時、そこに私の友人がいた。各店の責任者でもある友人は、そこで案内人でもある知人から、知事や大使らを紹介され挨拶をする機会を得た。挨拶の後は、皆で写真を撮ったりして、和気あいあいとした雰囲気だったらしい。

その後、その店で知人の女性は、イベント当事国の小さな国旗を見つけた。それはどこにでもある国旗ではなく、写真で見せてもらったが、ハンドメイドで作ってある、なかなかかわいらしい布製の国旗だった。売り物ではないことは一目瞭然だったそうだが、一目で気に入ってしまった知人女性は、各店の責任者でもある友人に「これ、譲っていただけないかしら…」とその場でお願いしたらしい。なんでも後日、知人女性主催で、この国の料理教室を行うとかで、その時にも使いたいとの思いもあったとのこと。

けれど、その申し出に私の友人は「ダメ、ダメ…」とあっさり即答。

なんでもその言い方が、あまりにも礼を欠いた感じのもの言いだったらしく、知人女性はその場で激怒。知事も大使もいる中でキレてしまったのだとか…。その背景には、この知人女性は度々、この友人に仕事を紹介、斡旋しており、今回のこのイベント仕事も知人女性からの紹介案件だったらしい。「にもかかわらず、度々世話になっていながら、こんなことも聞いてもらえないのか…」と積もりに積もっていたものが、ここで噴出したのだとか。

なにも知事や大使がいる前で…とは思うけれど、一度キレだしたら止まらなかったようで、これまでの友人に対する不満なども一気に出てしまい、終いには、大使から、「私が今度、国に帰った時、同じようなものを買ってきてプレゼントしますから…」と宥められて終わったのだとか。

ただ、よほど腹に据えかねているようで、私のところでおよそ2時間、これまでの友人の無礼をあげつらい、「もう、二度と仕事で協力してやらない…」と散々、ブーたれて帰って言った。

ちなみにこの知人、65歳で友人55歳。

たかが国旗、されど国旗。

いや、断り方ひとつで、こんな風にはならなかったような…。あの場での、知人女性の面子をもうちょっと忖度できていたらよかったのかも…。

人って難しいし、なんだか面倒でもあるなとつくづく…。



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