隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

旅行記 第43回 『残暑の白河・会津・猪苗代 3日間』 (その6・最終回)

2023年10月11日 | 旅行記

『残暑の白河・会津・猪苗代 3日間』   (その5・松林閣)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/23f857dd3ed27d817e7b4fe19163b50f

 

旅の二日目、福島県河沼郡会津坂下町にある「割烹旅館 松林閣(しょうりんかく)」で、“松林閣特製天そば” を頂き、同町にある義兄宅に到着したのが、午後1時頃です。コロナ禍で会えず、四年振りの再会でした。


義兄宅を出発したのが、15時過ぎ。この日の宿・同県耶麻郡猪苗代町の「リステル猪苗代」を目指します。


途中スーパーかコンビニで買い物をしてから、ホテルに行こうと思いましたが、近くのJR磐越西線「川桁(かわげた)駅」周辺には、何もありません。そこで、ネットで調べ猪苗代湖畔(いなわしろこはん)にある、セブンイレブンまで買い出しに。


磐梯山の麓(ふもと)にあるホテルに到着したのが、16時45分頃でした。

 

 


部屋の窓からは、猪苗代湖と沈もうとする夕陽が綺麗に見えました。

 

 


お風呂にゆっくりと浸ってから夕食と思い描いていましたが、バイキング形式のレストランは、時間予約制で、チュックチンの順番で希望を聞いているので、17時30分の回しか残っていませんでした。

 

 


バイキングの品数は豊富なのですが、味は正直、唸るほどの美味しさではありませんでした。

 

 

 

地酒の種類は、豊富で、今まで飲んだことのない地元・稲川酒造の “稲川” を冷酒で頂きましたが、美味しかったです。

 

 


尚、「隊長のブログ」で紹介した、福島県産の日本酒の銘柄は、こちらをご覧下さい


食後、酔いを醒ましてから、温泉を満喫。こうして、旅の二日目の夜は、更けていきました。

 


【3日目9月17日(日) 耶麻郡猪苗代町から、乗用車で同県白河市の義姉宅へ。昼食後、東北自動車道で帰京。


旅の三日目、宿泊先の「リステル猪苗代」で起床したのが、午前6時半頃。この日の最高気温の予報は、31℃。残暑厳しい一日になりそうです。


先ずは、朝風呂へ。露天風呂からは、猪苗代湖を望むことが出来ます。


朝食前に、ホテル裏手にある「リステルスキーファンタジア」のゲレンデ前周辺の散策に出かけます。

 

 

 


既に陽が上り、気温が上がり始めていますが、うっそうと茂る杉並木の中では、暑さを忘れさせてくれます。

 

 


8時に朝食のためレストランに向かい、ゆっくりと朝餉(あさげ)を頂きました。


チェックアウトの前に、部屋の窓から、雄大な景色に別れを告げます。

 

 


10時45分にホテルを出発し、「道の駅 猪苗代」へ。写真では、人が少なそうに見えますが、駐車場もほぼ満杯、館内はごった返していました。

 

 


猪苗代湖畔を沿うように走る「県道9号猪苗代湖南線」を南に進み、浜路浜にある「小さなパン屋さん Komugi」に立ち寄ります。


営業開始が、午前10時ですが、11時35分に訪れた時には、パンは既に売り切れになっていました。残念!


天栄村を経由して白河市の義姉宅に到着したのが、12時半を過ぎていました。義姉家族とも、四年振りの再会でした。


昼食を済ませ、同宅を離れたのが午後3時頃。「白河インターチェンジ」から、東北自動車に乗り入れ。


三連休の中日なので、それほど混んでいないとの思惑が外れ、途中、何度も渋滞にはまり、東京都文京区の自宅にたどり着いたのが、20時過ぎでした。


こうして、 『残暑の白河・会津・猪苗代 3日間』の旅は、終了しました。

 

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旅行記 第43回 『残暑の白河・会津・猪苗代 3日間』 (その5・松林閣)

2023年10月05日 | 旅行記

『残暑の白河・会津・猪苗代 3日間』   (その4)   https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4592f34f4f52a443f85177923d881ec2

 

旅の二日目、福島県会津若松市、大町にある味噌専門店「満田屋(みつたや)」を訪れた後、車に戻ったのが午前10時半頃です。国道49号を、会津坂下(あいづばんげ)町に向かいます。


途中、「会津パールライン」を走り、「阿賀野川(あがのがわ)」に架かる「会津大橋」を渡ると、右手に “あんことおはぎ” の店「日々餡(ひびあん)」の建物が見えてきます。

 

 


ここは、大正十年(1921)に創業し、会津の地で百年間あんこを作り続けてきた、「岩村製餡工場」が2021年4月にオープンした直営店です。


義兄家族へのお土産として、ネットでも評判の “萬福(まんぷく)おはぎ” と “お多福大福” を購入。


再び国道49号に戻り、しばらくすると右手に大小の “赤ベコ” が、現れました。

 

 


「赤べこ公園」と呼ばれるこの場所は、タレントのマツコ・デラックスさんが、“赤ベコ” の遊具が可愛いと、テレビで紹介したことから火が付きました。

 


隊長の記憶では、20年前には既に “赤ベコ” は、この場所に鎮座していましたが、他県ナンバーの車が訪れるようになったのは、最近の様です。

 


薄汚れた印象が残っている “赤ベコ” の遊具が綺麗に塗り直されていました。


スイング遊具は、去年リニューアルされたそうです。

 


駐車スペースが3台分しかないので、訪れようとされる方は、注意が必要です。


国道49号と県道33号会津坂下河東線が交差する場所にある「道の駅 あいづ 湯川・会津坂下」に到着したのが、11時20分頃。

 

 


館中には、農家直送の野菜・果物や、土産物コーナー、レストランがあります。

 

 


“馬刺し” の品ぞろえが豊富なのは、さすがですね。

 

 


県道326号浜崎高野会津若松線に入り、田んぼの中を進むと、小高い丘の上に歴史を感じさせる木造二階建ての建物が見えてきます。知る人ぞ知る「割烹旅館 松林閣(しょうりんかく)」です。


裏手に回ります。

 


素朴な石庭です。

 


玄関から中へ。

 

 


奥の左手は、大広間。

 


予約していた個室は、玄関の右手です。

 


会津盆地が一望できます。

 


おそばのメニュー

 

 


頂いたのは、“松林閣特製天そば”  1,650円。

 

 

★ 続きは、『残暑の白河・会津・猪苗代 3日間』 (その6) で ★ 

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旅行記 第43回 『残暑の白河・会津・猪苗代 3日間』 (その4)

2023年10月01日 | 旅行記

『残暑の白河・会津・猪苗代 3日間』   (その3・田季野)  

 

【2日目:9月16日(土)】会津若松市、会津坂下町、猪苗代泊


旅の二日目、宿泊先の福島県会津若松市「ホテルニューパレス」で起床したのが、7時半頃。部屋の窓から外を見ると、曇り空ですが、天気予報では、晴れ、最高気温32℃と、この日も蒸し暑い一日になりそうです。

 

 


市内の中心地でありながら、青空駐車場の数が目立ちます。

 

 


8時少し前にホテルを出て、朝食を兼ねた散歩に。

 

 


ホテル前の通りは、「野口英世青春通り」と名付けられています。通り沿いには、大商人の蔵などの歴史ある建造物や戊辰戦争ゆかりの地も多くあり、歩道と車道の一部がレンガ模様です。

 

 


市内メインストリートの「神明通り」に出てみると、土曜日の朝と言えども、車は少なく歩行者も殆ど見かけなくて、閑散としています。

 

 


通り脇にも、広大な青空駐車場のスペースが。その先のボーリング場も、営業している形跡がありません。

 

 


午前8時過ぎに、「野口英世青春館」へ。

 

 


ここは、福島県三ツ和村三城潟(現猪苗代町)に生まれ、細菌学の研究者として活躍した野口英世が、若い頃に火傷を負った左手の手術をした「会陽医院(かいよういいん)」跡です。


1階が、喫茶店「會津壹番館(あいづいちばんかん)」で、2階が「英世青春館」です。

 


「會津壹番館」は、3月に放送された 『~⽇本全国~桂宮治の街ノミネート「あんがとない!福島めぐり旅スペシャル」』  で、フリーアナウンサーの唐橋(からはし)ユミさんが、高校時代に通っていた店として紹介されました。


放送を観ると、撮影は1階ではなく、2階の「英世青春館」で行われたようです。


レトロ感満載の1階の店内。まだ、他のお客さんは、いませんでした。

 

 


平日は、モーニングセットがある様ですが、土日祝日は、通常メニュー。

 

 

 


頂いたのは、“ブレンドコーヒー”  495円(税込)。カップとソーサーには、「Memorial House Dr.Hideo Noguchi」の文字と可愛いイラストが。

 

 


“ミックスサンド(ハム・エッグ)”  605円(税込)。

 

 


優雅な気分で朝食を終え、唐橋ユミさんが通った「旧・福島県立会津女子高等学校(現・県立葵高等学校)」付近を散策しました。


ホテルをチェックアウトしたのが、午前10時。


最初に訪れたのが、市内七日町通りにある 「野沢民芸商店」。

 

 


ここは、会津の伝統工芸品である張り子「赤べこ」などの郷土玩具を製造する、野沢民芸品製作企業組合の直営店舗です。

 

 


古来から作られてきた「赤べこ」、「起き上がり小法師」などの張り子人形だけでなく、現代のアーティストとコラボレーションした新しい張り子も人気になっています。

 

 


次に向かったのが、大町にある味噌専門店「満田屋(みつたや)」。

 

 


「満田屋」の創業は、天保5年(1834)。

 

 

 

味噌蔵を改装した店内では、味噌だけでなく、味噌田楽、食用油、みそ漬、会津高田梅、会津特産品を販売しています。

 

 


★ 続きは、『残暑の白河・会津・猪苗代 3日間』 (その5・松林閣) で ★ 

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旅行記 第43回 『残暑の白河・会津・猪苗代 3日間』 (その3・田季野)

2023年09月27日 | 旅行記

『残暑の白河・会津・猪苗代 3日間』  (その2)   https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8eb6d0efe92a1280038fecd69c32f6c4

 


旅の一日目、福島県会津若松市内の「会津若松城」(別名:鶴ヶ城・黒川城)までの散策を終え、この夜の宿「ホテルニューパレス」に戻ってきたのが、17時30分前後でした。


この日の市内は蒸し暑く、戻ってきた時には、汗だくになっていました。夕食は、ホテルから徒歩4~5分の「田季野(たきの)」を18時に予約しているので、急いでシャワーを浴びます。

 

 

市内栄町にある「田季野」は、元祖輪箱飯(わっぱめし)で有名な割烹・会津料理の店です。昔、何度か利用したことがあるので、道を分かっていたつもりですが、迷ってしまい予約時間から10分ほど遅れてしまいました。

 


会津西街道〈別称:下野(しもつけ)街道〉の糸澤陣屋を移築復元した店内は、参勤交代の際に使われ戊辰戦争の傷跡を残す大黒柱と太い梁と大きないろりが、昔をしのばせます。

 

 


案内されたのは、座敷個室。予約していたのは、“わっぱ飯会席料理”  3,850円(税込)です。

 

 


左手前:郷土料理の “鰊(ニシン)の山椒漬”。右奥:小露(こづゆ)。

 

 


「大内宿(おおうちじゅく)」  で、食べられなかっ大内宿名物の “ねぎそば” を頂くことが出来ました。

 


“ねぎそば” は、添えられた1本の長ネギを箸代わりに使うのが特徴です。ネギは、かじれば薬味にもなります。


“鮭輪箱(さけわっぱ)”

 

 


“デザート”

 

 


飲み物は、ビールの後に地酒を頂いたのですが、酔っぱらって銘柄を忘れました。

 

尚、田季野の支払いは、SUICAまたは現金のみですので、ご注意下さい。


ほろ酔いで、ホテルまで帰ったのですが、8時少し前にもかかわらず、居酒屋もスナックも、賑わっているようには見えませんでした。


市内メインストリートの「神明通り」は、歩行者が殆どいなくて、時おり通るのは、部活か塾帰りと思われる自転車に乗った高校生だけでした。


こうして、旅の一日目の夜が更けていきました。

 

★ 続きは、『残暑の白河・会津・猪苗代 3日間』 (その4) で ★ 

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旅行記 第43回 『残暑の白河・会津・猪苗代 3日間』 (その2)

2023年09月23日 | 旅行記

『残暑の白河・会津・猪苗代 3日間』  (その1) 

 


旅の一日目、福島県会津若松市内の「ホテルニューパレス」にチェックインしたのが、15時30分前後でした。

 

 


市内の中心・中町に位置する同ホテルは、昭和53年(1978)会津地方で最初のシティーホテルとしてオープンしました。隊長も、同市に出張した時に利用したことがあるかも知れません。


古いホテルですが、最近リニューアルされた様で、1階のフロント、レストランやエレベーターなどは新しかったですが、部屋のインテリア等は、年代物でした。


小休止して、16時頃にホテルを出発。徒歩5~6分の距離にある「末廣酒造 嘉永蔵(かえいくら)」に向かいます。


同市を代表する酒蔵の「末廣酒造」の創業は、江戸幕府も末期となり時代が変わりつつある嘉永3年 (1850) 。

 

 

同蔵の日本酒は、『末廣 生酒』 を、紹介しています。


門を入った左手は、お洒落な酒蔵カフェ「杏」。

 

 


木戸をくぐりぬけて、嘉永蔵のエントランスを入ると、右手にあるのが蔵を利用した「クラシックカメラ博物館」。

 

 


日本建築ではありえないほど高い吹き抜けがある威風堂々としたホールが、「酒蔵見学コース」(無料)のスタートポイント。同蔵に到着したのが、16時5分前後。残念ながら、見学コースの最終時間、午後4時を過ぎていました。

 

 


窓ガラス越しに撮影した「仕込み蔵」。

 

 


「酒蔵ショップ」には、末廣酒造のお酒が勢揃いしています。

 

 


「純米吟醸 末廣」

 

 


「伝承山廃純米 末廣」

 


買い物を済ませ、同蔵を出たのは、16時15分過ぎです。


尚、「隊長のブログ」で紹介した、福島県産の日本酒銘柄の一覧は、こちらをご参照下さい


次の目的地、会津若松城跡を目指します。


「神明通り」を渡り、「市役所通り」を進むと、右手に建て替え工事中の「会津若松市役所庁舎」が見えてきました。

 


昭和12年(1937)竣工で、80年以上の歴史のある現庁舎の外観の一部を残したうえで、7階建ての新庁舎を建設するそうです。歴史ある街の市役所庁舎ですので、一部とはいえ現庁舎の外観を保存するのは、良いことですね。


「会津若松市立鶴城(かくじょう)小学校」前の「北出丸大通り」には、翌週末に始まる「会津まつり」の幟旗(のぼりばた)が飾られていました。

 

 


通りをお城に向かって歩いていると、16時半頃、左手に黒板張りの蔵が現れました。

 


「會津宮泉」、「寫樂」、本格焼酎「玄武」などで知られる、昭和30年(1955)創業の「宮泉銘醸」です。

 

 

 


「北出丸交差点」の角にあるのが、和菓子の名店「會津葵(あいずあおい)本店」。お城の帰りに、寄らせて頂きました。

 

 


「北出丸堀」

 

 


桝形(ますがた)の石垣が続きます。

 

 


久しぶりに天守閣とご対面。

 


日本100名城の一城「会津若松城」は、別名「鶴ヶ城・黒川城」とも言われています。幕末の戊辰戦争では、新政府軍の猛攻に耐え難攻不落の名城と称えられましたが、明治7年(1874)、政府の命令により取り壊され、現在の天守は昭和40年(1965)に、鉄筋コンクリートで外観復元されました。

 


しかし、昔見慣れた姿と違い、何か違和感があります。平成23年(2011)、45年ぶりに、瓦が黒瓦から赤瓦に葺き替えされているからです。


「日本100名城」のスタンプを押印出来るのは、観光案内所。

 

 


「日本100名城」とは、日本城郭協会が全国各地の名城探訪の手がかりとして 2006年に定めた日本の名城100選のことです。

 

 


尚、隊長が、「日本100名城」の内、登城したことがあるのは、28城です。詳細は、こちらの一覧をご参照下さい

 


★ 続きは、『残暑の白河・会津・猪苗代 3日間』 (その3・田季野) で ★

 

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