隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

旅行記 第3回 『秋の能登半島一人旅』 (その1)

2013年10月27日 | 旅行記

=写真をクリック・タップすると拡大画像が表示されます=

 

10月23日 (水) ~ 24日 (木) の一泊二日で、『秋の能登半島一人旅』に行って来ました。

 

 

Kankoumap

 


そもそも能登に行こうと思い立ったのは、ANA (全日空) のマイレージの一部が期限切れになりそうだったからです。

 

溜まっていたマイルは、12,700マイル程で、12,00マイルの無料航空券で羽田から行けるのは、仙台・小松など12空港で、最も遠くて大阪までです。

 

その12空港の中に、能登の名前を見つけた時に、金沢には行っていますが、能登半島には一度も行ったことがなく、さらに「能登空港」に就航しているのは、全日空が1日2往復のみと言うローカル空港に行ってみたくなりました。

 

無料航空券の座席数には限りがあるので、早めに飛行機を予約してから、「能登空港利用促進協議会」から観光パンフレットを送ってもらい、具体的な旅のスケジュールを計画しました。

 

さらには、テレビで放映された 木之元亮の能登半島港町めぐり旅 や、「旅サラダ」で放送された松本明子の『能登の旅』を観て情報を収集しました。

 

又、石川さゆりの能登半島 の歌を聴いて、旅のイメージを膨らませました。

 

出発前には、台風27号の本土接近で、欠航等を心配しましたが、無事に行って来ることが出来ました。

 

 

【1日目:10月23日(水)】

 

予約したANA747便の出発時刻は午前9:55でしたが、8:20には羽田空港に到着しました。

 

クレジットカードのゴールドカードで無料で利用できる「エアポート・ラウンジ」に着いたのは、8:30です。

 

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ラウンジには行列が出来ていましたが、10分程待って席に座ることが出来ました。

 

ここで頂いたのは、トマトジュース、コーヒーにベーグルです。


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出発15分前にゲートに着くと、この日の機種B-737-800への搭乗が、開始されたところでした。

 

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ANA747便は、定刻の9:55に出発しました。

 

747便の機材は、プレミアムクラスがあるので座席数は167ですが、満席でした。

 

台風の影響なのか、上空は厚い雲で覆われて、地上の様子が分かりません。

 

長野県上空あたりで、雲が切れ、北アルプスの山々の頂上附近は、既に紅葉しているのが、ハッキリと見えました。

 

しばらくすると、富山湾の前方に『能登半島』が見えて来ました。これから行こうとしている「禄剛崎 (ろっこうさき) 」も右端に見えます。

 

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ほぼ定刻通りの9:55に、能登空港に到着。

 

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小さな空港で、乗客の荷物が出てくるターンテーブルも1台で、長さも短い!

 

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ターミナルビルを出ると、方面別に「ふるさとタクシー」が何台か並んでいます。

 

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「ふるさとタクシー」は、能登空港利用客の利便性の為に、地元の各タクシー会社が、方面別に運行している予約制の “乗合いタクシー” です。

 

料金は一律で、珠洲 (すず) 方面は1人 1,300円。

 

珠洲方面に運行している「スズ交通」の車に乗り込みましたが、乗客は隊長ともう一人の2名のみでした。

 

車は、11:05には出発 して、珠洲道路を走ります。

 

東京は、今にも雨が降りそうな天気で肌寒かったですが、この日の能登は曇り空で、時々太陽 が顔を出し、気温も21℃でした。

 

車内で、着ていたブルゾンとセーターを脱いでしまい、長袖シャツ1枚でも、汗ばむ位いの気候です。

 

珠洲市の手前で、他の乗客の方は下車され、乗客は隊長のみになってしまいました。

 

目的地の能登半島最先端『禄剛崎(ろっこうさき)灯台』に近い、「道の駅 狼煙 (のろし) 」に到着したのは12:10。

 

さいはての地 狼煙”と書かれた看板も、あります。

 

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ここから、急な坂道を約7~8分登ると、灯台が見えてきました。

 

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禄剛崎灯台』は、明治16年 (1833) にイギリス人技師の設計により、建築されました。

 

当時は、灯油で発行されていましたが、昭和15年 (1940) に電化され、その光は海上34kmまで達します。

 

昭和38年 (1963) までは、灯台守 (とうだいもり) が常駐していましたが、その後は無人灯台となっています。

 

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高台には、東京まで302km、上海 (中国) まで1598km、釜山 (韓国) まで783kmと書かれた標識が立っています。

 

目の前に広がる日本海は、この日は波も穏やかで「狼煙漁港」に帰って行く漁船も見えます。

 

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この時の動画は、こちらでご覧いただけます

 

隊長が居た約40分の間、他の観光客は一人も来ませんでした。

 

そこで、日本海に向い、スマホから石川さゆりの『能登半島』の曲を最大音量で流し、持参した歌詞カードを見ながら、大声で歌いました。

 

その後、芝生に寝転び、流れる雲を見ながら、午後のひと時を過ごしました。

 


==続きは『秋の能登半島一人旅』(その2) で==

 

2023/5/8 追記:石川県珠洲市で、震度6強を記録した5月5日の能登地震で、隊長が訪れた「道の駅 狼煙 (のろし)」は、屋根の棟瓦が7割ほど崩れ落ちた他、店内の棚から酒瓶などの商品が落下するなどの被害が出たそうです。

今回の地震で被災された方々に、心からお見舞い申し上げます。

 


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