隊長が、観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第395回は、『ドラマ 「コントが始まる」』をお送りします。
4月から始まった民放各局の連続TVドラマ(連ドラ)は、20数作品があるかと思います。その中で隊長が観始めたのは、11本です。
その “春の連ドラ” を批評するコーナーの一作目は、『イチケイのカラス』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/dc16335f397adaf8cb35913a912b418e 、
二作目が、『珈琲いかがでしょう』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2aa0f134bfbc0dc0d3e5405159c0faa3 、
三作目は、『最高のオバハン 中島ハルコ』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6fab7112d6ebfc73b0a4d7c792eff16c 、
四作目が、『ネメシス』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/047dc4249bbc00a74290a8654da867db 、
五作目は、『大豆田とわ子と三人の元夫』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5727c50492d4fa5678fb3a1c1078459a 、
六作目が、『恋はDeepに』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/74fd4e671ad9454b2beefa970040d4a3 、
七作目は、『リコカツ』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b221da31b1342850d047ae331b3f5f3a 、
八作目が、『着飾る恋には理由があって』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8446c63faf36dbe9d5cd548ee72c53ec 、
九作目は、『ソロ活女子のススメ』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b206da671086e53699bc8bf75e6b49ba でした。
今日ご紹介する『コントが始まる』は、日本テレビ系列「土曜ドラマ」枠で、4月17日から放送開始されました。放送時間は、毎週土曜日の22時~22時54分。
尚、「土曜ドラマ」の前々作は、 『35歳の少女』 です。
脚本は、金子茂樹のオリジナル作品。
金子茂樹さん脚本ドラマは、同じ「土曜ドラマ」枠の 『俺の話は長い』 を、取り上げています。
演出:猪股隆一、金井紘(こう)。
主題歌:あいみょん 「愛を知るまでは」。
主要登場人物を演じるのは、菅田将暉、有村架純、仲野太賀、古川琴音、神木隆之介。
有村架純さんが出演する作品を、これで五本を紹介したことになります。詳細は、こちらをご参照下さい 。
共演者: 伊武雅刀、鈴木浩介、芳根京子、松田ゆう姫、明日海りお、米倉えいあ、小野莉奈、ほか。
芳根京子さんが出演する作品を、これで六本を取り上げたことになります。詳細は、こちらをご覧下さい 。
第1話のあらすじ:売れないお笑いトリオ「マクベス」でツッコミを担当する春斗(菅田将暉)は、結成10年を前に、ある決断を迫られていました。一方、1年半前に訳あって会社を辞めた里穂子(有村架純)は、今では妹のつむぎ(古川琴音)と同居しながらファミレスでウェイトレスをしているフリーターです。
常連客のマクベスの三人、春斗・瞬太(神木隆之介)・潤平(仲野太賀)がネタ作りに励む姿を見るうちに隠れファンとして活動を追うようになっていました。しかしその日、初めてマクベスのライブを訪れた里穂子を待っていたのは、トリオ解散という重大発表!
呆然と帰路についた里穂子は、突然春斗から声をかけられて。。。失敗が許されない世の中で、「大失敗」の人生を送る若者たち。この出会いが、彼らの人生に灯る新たな希望の始まりでした。。。
第6話までの感想:毎話、「マクベスに」よるとりとめのないコントの“前フリ”から物語がスタートします。第1話の“前フリ”を観た時は、菅田将暉を始めとした若手人気俳優のコメディドラマかと思いました。
ところが、ストーリーが進む毎に、このドラマに引き込まれていきます。映像も含め映画仕立てなストーリー展開で、シリアスな浅春群像劇に仕上がっています。ドラマの登場人物とは、かなりかけ離れた年ながら、ストーリーやセリフに“胸キュン”となり、登場人物に感情移入してしまいます。
春斗と里穂子、瞬太とつむぎ、潤平と芳根京子演じる奈津美の“恋の行方”も気になります。何とか、ハッピーエンドで最終回を終えて欲しいものです。
“前フリ”や、その後の情景などを、後半でしっかりと伏線回収をしている脚本の構成には感心します。
主要登場人物五人のうち、1996年生まれの古川琴音を除き、菅田将暉、有村架純、仲野太賀、神木隆之介の四人が “華の93年組” とも呼ばれる同じ1993年生まれ。この五人に、24歳の芳根京子が加わり、ほぼ実年齢に近い役を演じています。
人気だけでなく実力もある彼らが、お互いの演技を意識しながら、切磋琢磨しているのも、キャスティングが良かったからでしょう。
あいみょんの主題歌 「愛を知るまでは」も、物悲しくて、ドラマの雰囲気にピッタリです。
隊長が観始めた “春の連ドラ” 11本の中では、ベストワンの作品です。
尚、『コントが始まる』次回・第7話は、5月29日(土)午後10時から放送予定です。
==「テレビ番組」 バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/17de26ad35859fd865f52645aba1b27d
Vol.1~380 省略。
Vol.381 2021/4/19 『中国ドラマ「紳士探偵L~魔都・上海の事件録~」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/81c55c9bac9e61b3c97e61be31438af9
Vol.382 2021/4/23 『ドラマ「エアガール」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a427e7574f3514ad95576fb72b674fab
Vol.383 2021/4/26 『ドラマ「イチケイのカラス」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/dc16335f397adaf8cb35913a912b418e
Vol.384 2021/4/28 『ドラマ「珈琲いかがでしょう」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2aa0f134bfbc0dc0d3e5405159c0faa3
Vol.385 2021/4/30 『ドラマ「最高のオバハン 中島ハルコ」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6fab7112d6ebfc73b0a4d7c792eff16c
Vol.386 2021/5/2 『朝ドラ「あぐり」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/49c3d8489d6f27f5daf15b9e26091e18
Vol.387 2021/5/4 『ドラマ「ネメシス」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/047dc4249bbc00a74290a8654da867db
Vol.388 2021/5/8 『にっぽん縦断 こころ旅「2021年春の旅」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/27b8e45fb48477fcd20765c929f79da9
Vol.389 2021/5/10 『ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5727c50492d4fa5678fb3a1c1078459a
Vol.390 2021/5/12 『ドラマ「恋はDeepに」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/74fd4e671ad9454b2beefa970040d4a3
Vol.391 2021/5/14 『ドラマ「リコカツ」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b221da31b1342850d047ae331b3f5f3a
Vol.392 2021/5/18 『ドラマ「着飾る恋には理由があって」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8446c63faf36dbe9d5cd548ee72c53ec
Vol.393 2021/5/20 『ドラマ「ソロ活女子のススメ」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b206da671086e53699bc8bf75e6b49ba
Vol.394 2021/5/26 『ファミリーヒストーリー「福山雅治」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7bd141d149fed992dd1f854d4388d521