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隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

旅行記 第45回 『北陸新幹線で行く秋の北陸 4日間』 (その11・高岡山瑞龍寺)

2025年01月22日 | 旅行記

旅行記 第45回 『北陸新幹線で行く秋の北陸 4日間』  (その10・新高岡駅へ)   https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/164dfbc89f36b9f181d21f2641ec1179

 

旅の三日目、富山県高岡市の「高岡駅」から、JR西日本城端線(じょうはなせん)に乗り、北陸新幹線との乗換駅にあたる「新高岡駅」に着いたのが、11時3分でした。

 

 

城端線新高岡駅は、無人駅で改札口もありません。新幹線の駅舎へは、横断歩道を渡って移動します。


2015年3月14日に、北陸新幹線の長野駅~金沢駅間延伸に伴い開業した駅舎の自由通路を、新幹線改札口方向に進みます。

 

 


改札口前にあるコインロッカーに、キャリーバッグを預けようとしたら、現金硬貨、それも100円玉しか使用出来ませんでした。600円の料金に、手持ちのコインでは足りなかったので、構内のコンビニで、両替してもらいました。


JR、それも新幹線の駅構内のコインロッカーで、全国交通系ICカードが、使えないとは、思ってもいませんでした。


高岡での最初の目的地、「曹洞宗高岡山瑞龍寺(こうこうざんずいりゅうじ)」を訪れるため、駅南口広場からタクシーに乗車。

 

 


瑞龍寺に到着したのが、11時25分頃。料金は、600円でしたが、ここでも現金でしか支払いが出来ません。高岡市のキャッシュレス決済比率は、低そうですね。


瑞龍寺は、加賀藩二代藩主前田利長公の菩提をとむらうため三代藩主利常によって建立されたお寺です。造営は正保年間から利長公の五十回忌の寛文三年(1663)までの約二十年の歳月を要しました。当時、寺域は三万六千坪、周囲に壕をめぐらし、まさに城郭の姿を想わせるものがあったとのこと。


平成九年(1997)に、山門、仏殿、法堂が国宝に指定されました。また、総門、禅堂、大庫裏、回廊、大茶堂が国の重要文化財に指定されており、江戸初期の禅宗寺院建築として高く評価されています。


拝観料 500円を支払うのは、最初の門に当たる「総門」手前の社務所。御朱印を頂けるのも、ここ。持参した御朱印帳を預け、参拝後に浄写して頂いた御朱印帳を返してもらいます。

 

 


重要文化財の総門は、正保(しょうほう)年間(1644~1648)に建立された、正面三間の薬医門形式の門です。

 

隊長の地元・東京都文京区本郷の「東大赤門」は、瑞龍寺総門を模して、文政10年 (1827年) 加賀藩主 前田斉泰 (なりやす) に嫁いだ11代将軍 徳川家斉の息女溶姫(やすひめ)の為に建てられました。

 

 


ちなみに、東京大学本郷キャンパスの敷地は、加賀藩前田家の藩邸が置かれていた場所です。


総門を潜り、境内から総門の写真を撮りました。

 

 


伽藍は、鎌倉時代広く我が国にもたらされた中国の寺院建築を模して建立されたもので、総門・山門・仏殿・法堂を一直線に配列し、左右に禅堂と大庫裏を置き、加えて四周を回廊で結ぶなど、厳粛且つ整然たる伽藍構成となっています。

 

 


国宝の「山門」は、正保二年(1645)に建立され、万治(まんじ)年間(1658~1661)に場所を変えて建て直されました。延享(えんきょう)三年(1746)火災で焼失。現在の建物は、文政三年(1820)に竣工しました。

 

 


高さ18mの山門の左右に金剛力士像を安置し、楼上には釈迦如来、十六羅漢が祀らています。


右側が、開口の「阿形(あぎょう)」像。

 

 

左側が、口を結んだ「吽形(うんぎょう)」像。

 

 


扁額の山号「高岡山」の文字は、中国から来日した禅僧・隠元隆琦(いんげん りゅうき)による書と言われています。

 

 


楼上に掲げられた扁額の文字「影向閣(ようごうかく)」。「影向」とは、現世に神仏が出現した時の姿だそうです。

 

 


山門を潜り、後ろを向き撮影。

 

 


右側に配置されている、重要文化財の「大庫裡(おぐり)」は、調理配膳や寺務運営を行うお堂のこと。

 

 


左手の「禅堂」は、座禅修行をする建物です。

 

 


伽藍の中で最も大きな、万治二年(1659)に建立された、客殿書院造の国宝の「仏殿」。

 

 


屋根の鉛瓦は、総重量47トン。火縄銃の弾に換算すると250万発に加工が可能で、廃城となった高岡城の代わりとして城郭の役目もあったかもしれません。


内部は 総欅(けやき)造りです。須弥壇(しゅみだん)上に安置されているのは、中央に当寺のご本尊「釈迦如来(しゃかにょらい)」。脇侍は、右に獅子に乗っている知恵を象徴する「文殊菩薩」。左に、象に乗っている慈悲と理知を象徴する「普賢(ふげん)菩薩」。

 

 


お参りを済ませ、左側の回廊を通り社務所に戻ります。

 

 


瑞龍寺には三種類の御朱印がありますが、拝受したのは、ご本尊の釈迦如来の御朱印。納経料は、300円でした。

 

 


墨書きは、右側に「参拝させていただきました」を意味する「奉拝」の文字と、参拝日。中央は、「釈迦如来」。左側に、「高岡山 瑞龍寺」。


押印は、右上に「國寶(こくほう)」の印。中央に、緑色の龍の「三宝印(さんぼういん)」。左上は、前田家の家紋「梅鉢紋」の印。左下が、「高岡山瑞龍寺」の寺院印。


尚、拝受した御朱印の数は、これで123印になりました。その内、第1印~100印は、こちらをご覧下さい


御朱印を拝受する時に、墨や朱印が転写して汚れないように、御朱印帳の間に挟み込んで頂ける「御朱印挟み紙 (はさみがみ)」には、御本尊朱印の説明が書かれています。

 

 


隊長が集めた、ユニークな御朱印挟み紙・台紙の一覧は、こちらをご参照下さい  。

 


★ 続きは、『北陸新幹線で行く秋の北陸 4日間』 (その12・万葉線と高岡大仏) で ★

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旅行記 第45回 『北陸新幹線で行く秋の北陸 4日間』 (その10・新高岡駅へ)

2025年01月15日 | 旅行記

旅行記 第45回 『北陸新幹線で行く秋の北陸 4日間』  (その9・くつろぎの宿うみあかり)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f2fee172b5088c0b050fa74182f0bf2e

 

3日目11月1日)】 瑞龍寺、高岡古城公園など高岡市内観光。北陸新幹線で高崎市に移動、高崎泊


旅の三日目、富山県氷見(ひみ)市「氷見温泉郷 くつろぎの宿うみあかり」で起床したのが、6時。この日の氷見の天気予報は、曇りのち雨。気温は、11~21℃です。


早起きしたのは、前日 JR西日本「氷見線」終点の「氷見駅」から乗車した宿の送迎用マイクロバスの運転手さんから、「富山湾に浮かぶ立山連峰からの日の出が、見られたら幸せになれる」と聞いたからです。


但し、「立山連峰を望むことが出来るのは、年間80日しかない」とも聞いていたので、見られたら本当にラッキーだと思いながら、広縁(ひろえん)に出て、カーテンを開けると、既に夜明けが始まっていました。

 

 


日の出は、6時16分。段々と上がる朝日を、窓から眺めていました。

 

 


6時半頃に、ホテル4階にある露天風呂へ。温泉の湯に浸かりながら眺める富山湾、立山連峰、太陽は、最高の気分です。

 

 


湯から上がり、7時前後に部屋に戻って外を見ると、富山湾に見事な “光の道” が出来ていました。

 

 


7時半に、朝食を取りに六階の「ダイニング 海」へ。

 

 


窓側の席での食べると、美味しさが更に増した気がしてきます。

 

 


手作りの “BLTサンドウイッチ” に、

 

 


ドーナツも頂きました。

 

 


9時50分の送迎バスまで時間があるので、身支度をして、ホテル附近を散策することに。


「くつろぎの宿うみあかり」は、海岸に面した、六階建て、総部屋数 46室のお宿です。

 

 


目の前を、石川県七尾市に至る「国道160号」が走っています。

 

 


暫く歩いて振り返ると、ホテルの姿が。

 

 


反対側には、富山湾が広がります。

 

 


崖の上には、小さな祠(ほこら)が。

 

 


国道に沿って歩いていると、大型トラックが、何台も横を通り過ぎて、恐怖を感じたので、早目にホテルに戻り、無料(セルフサービス)のコーヒーを頂くことに。

 

 


ロビーのソファーに座りコーヒーを飲んでいる間も、国道を大型トレーラー(赤矢印)が、速度を落とすことなく通り過ぎています。ホテルの方に聞くと、能登半島地震復旧工事関連の車だそうです。

 

 


9時50分ホテル発の送迎バスが、氷見駅に到着したのは、10時5分頃。駅舎の屋根瓦の上部は、氷見名物の “寒ブリ” を模した瓦です。そう言えば、行きの送迎バスの運転手さんが、「氷見のあちこちに “ブリ御殿” がある」と話していたのを、思い出しました。

 

 


駅前広場には、氷見出身の藤子不二雄Ⓐ先生の人気キャラクターがデザインされた観光案内板が、設置されています。

 

 


ホームで、10時22分発の高岡駅行きの列車を待ちます。線路終端にある車止めと車止標識から、同駅が、富山県高岡市から氷見駅に至る、8駅16.5 kmの氷見線の終点であることが分かります。

 

 


「キハ40形気動車」が入線してきました。同線は、未電化区間なので、40年以上前に製造された年期の入った気動車(ディーゼルカー)車両が走っています。

 


 


定刻に発車した列車が、途中駅の「雨晴(あまはらし)」に着いたのが、10時30分。

 

 


この駅で、氷見駅から乗車した観光客の約半分が下車し、同じくらいの乗客が乗ってきました。おそらく、全8駅の内、中間駅では最も乗降客が多いのではないでしょうか。


終点の「高岡駅」7番線に到着したのが、10時52分。1番線と2番線の「城端線(じょうはなせん)」に乗り換えるため、跨線橋を渡ります。

 

 


1番線には、既に10時59分発 城端行きの列車が、入線していました。こちらも、「キハ40形気動車」です。城端線は、富山県高岡市の高岡駅から富山県南砺市の城端駅に至る、14駅29.9 kmの西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線です。

 

 


11時3分に、北陸新幹線との乗換駅にあたる「新高岡駅」に着きました。

 

 


2015年3月14日に、北陸新幹線の長野駅~金沢駅間延伸に伴い開業した駅舎の通路を、新幹線改札口方向に進みます。

 

 

★ 続きは、『北陸新幹線で行く秋の北陸 4日間』 (その11・高岡山瑞龍寺) で ★ 

 

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旅行記 第45回 『北陸新幹線で行く秋の北陸 4日間』 (その9・くつろぎの宿うみあかり)

2025年01月09日 | 旅行記

旅行記 第45回 『北陸新幹線で行く秋の北陸 4日間』  (その8・氷見駅へ)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2b4a4349243e1d576ebf5cba957d28e5

 

旅の二日目、JR西日本「氷見(ひみ)線」終点の「氷見駅」に到着したのが、15時51分でした。氷見線は、富山県高岡市の高岡駅から同県氷見市の氷見駅に至る、8駅16.5 kmの単線です。


駅前には、この日お世話になる「氷見温泉郷 くつろぎの宿うみあかり」の送迎用マイクロバスが、待ってくれていました。氷見温泉郷は、氷見市内沿岸北部に点在している、約15軒の温泉旅館・民宿の総称です。

 

 


駅から約5km先のホテルに到着するまでの約10分。その間、運転手さんから氷見の観光案内をして頂きました。氷見漁港脇を通る時には、「寒ブリのシーズンになると、テレビ取材陣が来る」とか、「あちこちに “ブリ御殿” が建っている」とか。海岸沿いを走っている時には、「富山湾に浮かぶ立山連峰を望むことが出来るのは、年間80日しかない」とか、「立山連峰からの日の出が見られたら幸せになれる」とか、話して頂きました。


「くつろぎの宿うみあかり」は、「富山湾」の海岸に面した、六階建て、総部屋数 46室のお宿です。

 

 


4階のお部屋は、18畳の和室です。

 

 

広縁(ひろえん)に出ると、目の前に富山湾越しに、立山連峰が広がって見えます。

 

 

 


食事前に、源泉かけ流しの温泉で、疲れを癒します。

 

 


夕食は、18時から六階の「ダイニング 海」で。

 

 


食事時間は、18時、18時30分、19時の三部制なので、混みあわず、ゆったりとしています。

 

 


先ずは、生ビールで喉を潤します。

 

 

「お品書き」にも、富山湾と立山連峰が描かれていて、旅情を感じさせてくれます。

 

 


本日のお造りの “富山湾の玉手箱” 。

 

 


白身のお魚は、おススメ通りに岩塩で頂いたら、豊穣なお味が口の中で広がりました。

 

 


料理長のおすすめの一品は、“紅ズワイ蟹のスペイン風オムレツ ~明太子のアイオリソース添え~” 。明太子のアイオリソースが、絶妙な味を引きたててくれています。

 

 


”氷見牛トマト鍋” と、“全粒粉入り美乃氷見うどん” 。鍋の具材を食べた後に、体に優しい氷見うどんを入れてパスタ感覚で頂きました。

 

 


“氷見産ハトムギ茶で炊いた十六穀ご飯” と、“氷見牛スープ” 。

 

 


デザートは、氷見のお菓子屋「さかじり」の “クリームブリュレ” 。濃厚なバニラビーンズ入りのクリームと、パリパリの香ばしいカラメルが絶妙な味を出していました。

 

 


地元の食材をふんだんに使用したお食事を、堪能しました。


こうして、旅の二日目の夜が更けていきました。

 

★ 続きは、『北陸新幹線で行く秋の北陸 4日間』 (その10・新高岡駅へ) で ★ 

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旅行記 第45回 『北陸新幹線で行く秋の北陸 4日間』 (その8・氷見駅へ)

2024年12月30日 | 旅行記

旅行記 第45回 『北陸新幹線で行く秋の北陸 4日間』  (その7・近江町市場)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e275e2b25b583dfc5b1f0cf45a5fb6eb

 

旅の二日目、「近江町市場(おうみちょういちば)」内の「百万石うどん 近江町本店」でラーメンの昼食を済ませ、「武蔵ヶ辻・近江町市場 停留所」で、金沢駅行きのバスを待ちます。

 

 


午後12時50分頃に、最初に停留所にやって来たバスに乗車。このバスは、同じ北鉄バスが運行していても、「城下まち金沢周遊バス」と違い、全国共通交通系ICカードも利用出来ずに、運賃の210円は、現金払いのみでした。


現金払いオンリーは、乗車する時に知り、特に外国人観光客は、戸惑うと思いました。


13時頃に、金沢駅に到着。撮影スポットとして有名な、兼六園口にある「鼓門(つづみもん)」、名残惜しいので、再度スマホに納めました。

 

 


その後、キャリーバッグを預けていた「ホテルマイステイズ金沢キャッスル」に戻りました。朝から、歩き廻っていて疲れたので、ホテルのロビーで小休止。

 

 


この日の夜は、富山県の「氷見(ひみ)温泉郷」に宿泊します。移動は、金沢駅から「IRいしかわ鉄道」、「あいの風とやま鉄道」で高岡駅まで。同駅から「JR氷見線」に乗り換え、氷見駅に向います。


14時5分頃に、ホテルから金沢駅に移動。IRいしかわ鉄道、あいの風とやま鉄道は、交通系ICカードが利用出来るのですが、JR氷見線が未対応なので、券売機で乗車券を購入。運賃は、1,200円でした。


駅員さんに尋ねたところ、乗車予定の14時23分発の富山駅行きは、既にホームに入線しているとのことなので、14時10分頃に、乗車券で改札を通ります。

 

 


5番線より乗車。隣のホームには、七尾行の列車が停車していました。

 

 


15時3分に高岡駅に到着。改札口を経由せずに、5番ホームから7番ホームに移動。金沢駅から交通系ICカードで乗車したら、一旦改札口を出て、乗車券を購入してから再入場しなければいけませんでした。

 

 


7番線には、既に15時22分発の氷見駅行きの「キハ40形気動車」が入線していました。JR西日本氷見線は、未電化なので、気動車(ディーゼルカー)です。40年以上前に製造された、年期の入った車両ですね。

 

 


出発時の乗客は、下校中の高校生と観光客が半々くらいです。


暫く内陸部を走っていた列車が、「越中国分(えっちゅうこくぶ)駅」を過ぎ、左に大きくカーブすると、突然視界が開け、目の前に「富山湾」の姿が現れました。

 

 


「雨晴(あまはらし)駅」に着いたのが、15時43分。

 

 


この駅で、観光客の約半分が下車しました。

 

 


終点の「氷見駅」に到着したのが、15時51分。駅前には、この日お世話になる「氷見温泉郷 くつろぎの宿うみあかり」の送迎用マイクロバスが、待ってくれていました。

 

 


★ 続きは、『北陸新幹線で行く秋の北陸 4日間』 (その9・くつろぎの宿うみあかり) で ★ 

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旅行記 第45回 『北陸新幹線で行く秋の北陸 4日間』 (その7・近江町市場)

2024年12月23日 | 旅行記

旅行記 第45回 『北陸新幹線で行く秋の北陸 4日間』  (その6・兼六園)   https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5b07b14fa2235eee19839c0f2d53d73b 

 

旅の二日目の午前11時40分頃、「兼六園下・金沢城(石川門向い)停留所」で、次の目的地「近江町市場(おうみちょういちば)」に向かうため、「城下まち金沢周遊バス」を待ちます。

 

 


程なくやって来たバスに乗車。約15分で、「武蔵ヶ辻・近江町市場 停留所」に到着しました。運賃は、均一で210円。全国共通交通系ICカードも、利用可能です。


横断歩道を渡ると、そこは “金沢市民の台所” として親しまれている近江町市場です。

 

 


前日の17時半頃に訪れた時には、約180軒あると言われる生鮮食品などを扱う小売店の殆どが、時間外で閉店していて閑散としていました。

 

(昨晩の写真)

 


ところが、お昼時の市場は、多くの観光客で賑わっています。

 

 

中には、外国人や修学旅行生の姿も。

 

 

生きの良い海産物や、

 

 


乾物が、並べられています。

 

 


“イートイン・コーナー” は、まるで満員電車の様です。

 

 


海鮮料理は、昨晩「近江町食堂」で食べたし、今晩の泊まる宿でも、海鮮づくしになりそうなので、お昼は軽く麺類にしようと思っていました。


すると、水産物店に挟まれた場所に、「百万石うどん 近江町本店」を発見!

 

 


12時10分頃に中に入ると、カウンター席が16席だけの、細長く狭い店は満席でしたが、回転が速いので、すぐに座ることが出来ました。


頂いたのは、ラーメン。

 

 

鰹の削節、昆布を使って毎朝引く出汁と、湯がき立てで提供する生麺が “こだわり” の同店のラーメンは、シンプルながら優しい味でした。これで、お代はなんと500円。観光地化された近江町市場で、ここだけは庶民のお値段ですね。

 

★ 続きは、『北陸新幹線で行く秋の北陸 4日間』 (その8・氷見駅へ) で ★ 

 

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