隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

街歩き 第88回 『東京十社巡り:完結編 十社 「富岡八幡宮」』

2019年06月30日 | まち歩き

 隊長の地元:東京都文京区内や近隣を散策する「街歩き」シリーズの第88回は、『東京十社巡り:完結編 十社 富岡八幡宮』を、お送りします。

 


6月29日 (土) の午後に、「東京十社」の内の一社「富岡八幡宮」を参拝しました。


「東京十社」とは、明治天皇が明治元年(1868年)11月8日、皇居近郊の十社を、准勅祭(ちょくさい)神社として、幣帛(へいはく)を捧げられ、東京の鎮護と万民の平安を祈願されたお社のことです。これまでに、九社を訪れていて、これで十社全ての参拝を終えることが出来ました。


これまでに参拝した九社に関しては、こちらの参拝記一覧をご参照下さい⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/00d6cc552f97651c8d155f5c49f17b84


富岡八幡宮が最後になってしまったのは、二年前の忌まわしい事件の記憶が出来るだけ風化する頃を、見計らっていたからです。


最寄り駅の地下鉄東西線「門前仲町駅(以下:門仲)」で下車。1番出口から、「永代通り」を同線「木場駅」方面へ向かいます。以前、「木場駅」近くの会社に勤務していたので、門仲をよく訪れていたのですが、その頃と変わらず営業している店も、変わってしまった店舗もありました。


徒歩約3分で、「正面参道」前に到着。鳥居を潜った左手直ぐに鎮座する「伊能忠敬銅像」は、江戸時代後期の測量家の忠孝が、深川黒江町(現・門前仲町1丁目)に住み、測量旅行出発にあたっては必ず当宮を参拝していたことから縁りの地であるこの八幡宮に、平成13年(2001年)に建てられました。

 


参道を挟んで反対側には、歴代大関を顕彰するために建立された「大関力士碑」があります。この碑は明治の頃に、9代目市川団十郎と5代目尾上菊五郎により寄進されていた2基の仙台石を活用し、初代大関雪見山から、最近では、琴欧洲勝紀までの114人の歴代大関の四股名と出身地が、刻まれています。

またその傍らには巨人力士碑、巨人力士手形足形碑、 強豪関脇碑、 釈迦ヶ嶽等身碑等一群の顕彰碑が立ち並んでおり、後述する横綱力士碑とあわせて、相撲名所として相撲ファンに親しまれています。

 


「正面参道」が「東参道」「西参道」と交わる手前の左手には、最近整備された「手水舎」が。

 


水盤の上には、一対の金色の鳳凰型吐水口がありました。

 


本殿に至る階段の手前で、左に曲がり「西参道」を進みます。

 


「西参道」入口に立つ鳥居を撮影して戻ります。

 


この日は、“夏越の大祓(なごしのおおはらえ)” で、「茅の輪」が置かれていました。大きな茅の輪を三回廻って、穢れを祓い清めました。

 


富岡八幡宮は寛永4年(1627年)、当時永代島と呼ばれていた現在地に御神託により創建されました。周辺の砂州一帯を埋め立て、社地と氏子の居住地を開き、総じて六万五百八坪の社有地を得たのです。世に「深川の八幡様」と親しまれ、今も昔も変わらぬ信仰を集める「江戸最大の八幡様」です。


江戸時代には、源氏の氏神である八幡大神を殊の外尊崇した徳川将軍家の手厚い保護を受け、明治維新に際しては朝廷が当宮を准勅祭社に御治定になり、勅使を遣わされ幣帛を賜り、新しい御代の弥栄を祈念されました。

 

 

また、庶民の信仰は江戸の昔から大きな歴史の変転を経て現代に至まで変わることなく篤く受け継がれ、今も善男善女の参拝は絶えず、特に毎月1日、15日、28日の月次祭は縁日として大変な賑わいを見せています。


御祭神は、応神天皇(誉田別命)外八柱です。


御朱印を頂けるのは、本殿脇の受付で。

 


初穂料は、500円。朱印と同時に、当宮のパンフレットと、本殿が写った絵葉書を頂きました。

 

 

「富岡八幡宮」の御朱印は、中央に社印と「富岡八幡宮」の墨書き。右上には、「奉拝」の墨書き。右下には「元准勅祭十社之印」が、左下には「宮神輿」が押印されています。


尚、これまでに拝受した御朱印の数は、五十二印です。詳細は、こちらの「御朱印巡り」記事一覧をご参照下さい⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e23a591aa7b880a9e451c519dc5e14a5


その後、「本殿」と「婚儀殿」に架かる渡り廊下の下を潜り、「横綱力士碑」へ。この碑は、明治33年(1900年)第12代横綱陣幕久五郎を発起人に、歴代横綱を顕彰するため建立されました。

 


碑の大きさは、高さ3.5メートル、幅3メートル、重量は20トンに及び、横綱を顕彰するにふさわしい堂々たる姿です。

 


裏には、初代・明石志賀之助から、45代・若乃花幹士 (初代)までの四股名が刻まれています。

 


スペースが無くなったので、右側に新たに石碑を建て、表に46代・朝潮太郎 (3代)から、66代・若乃花勝までが。

 


裏には、67代・武蔵丸光洋から72代・稀勢の里寛までの名が刻まれています。

 

 


尚、「隊長のブログ」では、大相撲に関する記事を、これまでに63回アップしています。 詳細は、こちらをご参照下さい⇒  http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/615cf67ca9eddf698c48f249b5c368e3


境内には、計17社におよぶ末社が鎮座していて、昔からの信仰の中心地であったことがうかがわれます。その内の一社「永昌五社稲荷神社」は、五穀豊饒・商売繁盛の神様として、特に地元の肥料商関係者から絶大な信仰を集めています。近隣の稲荷社五社が合祀された神社です。

 

 


「七渡神社」は、七渡弁天と親しまれる八幡様の地主神で、八幡宮が創祀される以前から祀られています。当社には、「粟島神社」が合祀されています。

 

 


「七渡神社」手前にある「弁天池」。当社は、関東大震災・東京大空襲の災難もくぐりぬけ、このときに弁天池に避難した人は一命を取りとめたといいます。

 

 


参拝を終え、「東参道」から境外へ。

 


直ぐ先にある「八幡橋(はちまんばし)」は、明治11年(1878)、東京府の依頼によって工部省赤羽製作所において鋳造された都内最古の鉄橋で、国の重要文化財です。当初は「弾正橋(だんじょうばし)」と呼ばれ中央区に架けられていましたが、関東大震災後に富岡八幡宮の東隣りに移され、八幡橋と改名されました。

 

 

==「街歩き」バックナンバー==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/c2c437caab6ac1e2be19246ef261eea9

第1回~75回  省略

第76回 2018/11/21『第40回湯島天神菊まつり』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/048a47ad74c22d18bb9fc9145cf50253

第77回 2018/12/9 『バラとステンドグラスの鳩山会館』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/70a4ea444aa47cda6f6f4db73fa7a76e

第78回 2018/12/25『東京十社巡り 四社「根津神社」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ffa3ec056319f0fb09b0f149d8fea2a2

第79回 2019/1/5  『東京十社巡り 五社「日枝神社」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9b74114c9b5943b8e8f3d67555689b21

第80回 2019/1/8  『東京十社巡り 六社「氷川神社」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/db520c7ad885af1b50581e732c874eeb

第81回 2019/1/14 『小石川七福神巡り:完結編「弁財天(女)」「寿老人」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/715f6b6fc14ae8032293a1e781f9ed0f

第82回 2019/3/14 『御朱印巡り「円乗寺」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/74cebb2e9039458130a86cf90a7196ea

第83回 2019/3/28 『東京十社巡り 七社「白山神社」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3fa4191dd571ae2f6e972a592dd7329b

第84回 2019/5/4  『御朱印巡り「芝増上寺」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8390261a791c131e636402e7bb4295c7

第85回 2019/5/6  『東京十社巡り 八社「芝大神宮」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9f87a68c17d5ab5f4c87ad4e778757be

第86回 2019/5/8  『東京十社巡り 九社「品川神社」』(その1) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c48e7a9f0dd59577f1fcd8a506dc07e7

第86回 2019/5/10 『東京十社巡り 九社「品川神社」』(その2) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f7efdc26537528b2840bf48904e3d58c

第87回 2019/5/2 0『文京区真砂児童遊園がリニューアル』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/dd749a714d337de57958f032a09738fb

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グルメ 275食 『ケンタッキー 500円ランチ』

2019年06月29日 | グルメ

隊長が飲んだり・食べたりした美味しい物やお店を紹介する「グルメ」の第275回は、『ケンタッキー 500円ランチ』をお送りします。


外出時、お昼を食べる場所に迷った時に行くのが、「ケンタッキー・フライド・チキン(以下:KFC)」です。


「KFC」に関しては、以前『ケンタッキー ぜんぶ盛り』⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/73e1d90112ca511c98c4fc2d0d311072 を、取り上げています。


最近訪れる機会が多いのは、JR御徒町駅ガード下にある「御徒町南口店」。『立ち飲み居酒屋「御徒町 味の笛」PartII』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/09699a30a3fdce568d1c597003cb8ac8 の並びです。


普段ランチ時にオーダーするのは、590円の“ チキンフィレサンドセット” か “和風チキンカツサンドセット” ですが、時々期間限定で“500円ランチ”をやっている時には、それを頂きます。


5月15日(水)から6月11日(火)までの期間限定で販売されていたのが、“チキンスライダーセット” です。「チキンスライダー」×1個、「ビスケット」×1個、「ドリンク(S)」×1個がセットになっていました。


単品で購入すると720円相当のメニューが、ワンコイン500円(税込)で楽しむことができるお得なセットでした。


「チキンスライダー」は、新感覚タコス風サンドです。タコス風ですが、辛さはマイルドで、辛い物が苦手な隊長でも大丈夫です。もっりりした食感がたまりません。


また、500円ランチを復活して欲しいものです。


尚、「KFC 御徒町南口店」を含む湯島・上野広小路地区の建物・お店の地図は、こちらでご覧いただけます⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9fdabfdb3c1862b9510c1fe9ecfc6690

 

===「グルメ」バックナンバー ===
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/436ad5efc63b39d2e26b84923fb15a02

1~260食  省略

261食  2019/2/19  『四季の味 ほり川』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6b91b828beb98a83e94ee1060d4eb34c

262食  2019/2/27  『東京 蜜がけドーナッツ』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0644337f86bf2a3947dc727a55c865de

263食  2019/3/3   『兵庫の酒「来楽 元日搾り」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6ac41cb58aa1d6dbb8c8864641d88a8f

264食  2019/3/11  『伊豆銘菓「猪最中」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/63f9a1f6b3db4f5d961b3107ffbf4a5f

265食  2019/3/18  『家のみワイン No.9』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0a4fba4f948e53a8d7c3172f88e15732

266食  2019/4/1   『新潟の酒「八海山 魚沼カップ」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/810c20c3e299779c461ca61d03678665

267食  2019/4/10  『会津銘菓「香木実」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1d8a68429d47e60839163317a5e40732

268食  2019/4/19  『家飲みウィスキー No.6』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/44143a2c8dc9f61aef450b1c050f831e

269食  2019/4/25  『箱根銘菓「箱根山まんじゅう」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/47558d47eab45ffbbb81e810547d9a0d

270食  2019/5/1   『家飲み海外ビール No.5』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3e18e789cbcac8b74cf286d5b6109093

271食  2019/5/14  『亀田の柿の種「桜まつり」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f3c5c54c0f1a349af63f7995fc7de73f

272食  2019/5/25  『「おこし処 神楽坂菓寮」のカレーおこし』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/af249c278ee2982fe9426e1710f9df0a

273食  2019/6/1   『JINRO マッコリ』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9caa88585902aa6ad09cdbed0b942000

274食  2019/6/15  『蘭州牛肉麺 馬記』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d450867150d78641a51a535e8cad8df7

 

 

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本と雑誌 47冊 『男のきもの入門』

2019年06月27日 | 本と雑誌

隊長が読んだ「本と雑誌 」を紹介するシリーズの第47回は、『男のきもの入門』をお送りします。


何度か記事にしていますが、去年の正月から日本舞踊を習い始めました⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7aece39357f9c177fb08cf3ab6ac6ebd


その為、浴衣を稽古で着たり、着物姿で舞台上で踊る機会が多くなりました。 


それまで、着物には全く興味を持っていなかったので、自分で着付は勿論出来ませんし、知識も殆どありません。羽衣会に、男性は隊長だけなので、なかなか男の着物に関して知識が豊富な方も周りにはいません。


入門書を探していたところ、目に付いたのが本書です。表紙に「初心者必見 きものを手軽に、粋に着こなす」と記載されています。


この本には、「知っておきたい着物の基本」として、きものの種類を説明してくれるだけでなく、帯、襦袢(じゅばん)、肌着、羽織、羽織紐、袴(はかま)、足袋、履物、など付属品も丁寧に教えてくれます。


さらに、着物の着付け、着物のたたみ方など、130数ページの中に、写真も実に豊富で、男の着物の基礎知識を解説してくれています。


特に役に立ったのは、隊長も着ることのある「袴」についての説明です。これまで、“ズボン袴”と覚えていたのが、正式には「馬乗(うまのり)袴」、“スカート袴”は「行灯(あんどん)袴」と呼ぶことを知りました(恥ずかしい


ただ、着付け、たたみ方は、本を読んだだけで身に付くほど、簡単ではないと思います。


男性用着付教室の情報は、これまで入手出来なかのですが、本書に載っている教室に通ってみようかなとも思っています。


尚、「男のきもの入門」の発行は、(株) スタジオ タック クリエイティブ。発行日は、2010年8月16日。価格は、1,900円+税です。

 

===「本と雑誌」バックナンバー ===
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/dc30502bb229b843454e38b8994f9be0

1~35冊  省略

36冊 2018/2/3  『篠原ともえ「御朱印をはじめよう」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d1c8862364add0563c147d7f383bc13b

37冊 2018/2/11 『七福神の謎』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/55b58e54afffe373e69649d2c65cdddc

38冊 2018/3/17 『ん-日本語最後の謎に挑む』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4892698c255d0e922d4a5c8860453de3

39冊 2018/5/4  『司馬遼太郎「街道をゆく 本郷界隈」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/49ab040735f970ba1d3440835b38ccbc

40冊 2018/7/9  『香梅の門―桜田志士外伝―』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a7e483c1c14da2bae314b9728a1d1a47

41冊 2018/11/18『上海の中国人、安倍総理はみんな嫌いだけど8割は日本文化中毒!』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/caa4fb69631a759fae89a59a622711e8

42冊 2019/1/6  『SAKIMORI』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3b8d6573a2a3ca238ffcf715cfc16e4f

43冊 2019/1/28 『演劇とはなにか』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/fb2b24afd8e949f1504e7d8a707b395e

44冊 2019/3/21 『林真理子「最終便に間に合えば」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4ed2c3cc4f363616dac47d66a9155226

45冊 2019/4/29 『五木寛之「金沢あかり坂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/63df50584ec0b5be41f86c16edc4f711

46冊 2019/6/2  『沢田研二と阿久悠、その時代』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/901be9ea36c2f3065af05e6dc904b6e2

 

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テレビ Vol.257 『おしゃれイズム ~土屋太鳳~』

2019年06月26日 | テレビ番組

隊長が観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第257回は、『おしゃれイズム 土屋太鳳』をお送りします。

 

 

『おしゃれイズム』は、毎週日曜の22:00~22:30に日本テレビ系列で、2005年4月から放送されているトーク番組です。スポンサーは、「資生堂」の一社提供。


この番組は、毎週異なるゲストを招き、上田晋也、藤木直人、森泉のパーソナリティー3人と、スタジオでトークを繰り広げます。

 

他のトーク番組以上に、ゲストのプライベートに迫ることが多く、自宅の様子を動画やカメラで、ゲスト自らが紹介することもあります。

 

毎週観ている番組ではありませんが、興味のあるゲストが出演した時にだけ、チャンネルを合わせています。


6月23日の放送は、1時間スペシャルとして、ゲストの女優・土屋太鳳とパーソナリティー3人が、スタジオを飛び出し、南イタリアのナポリとカプリ島を訪れました。

 

 

尚、「隊長のブログ」で紹介した土屋太鳳さん出演テレビ番組の一覧は、こちらをご参照下さい https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/cde85bf6ad195421ffe43db7f7d5e0bd

 

番組の冒頭で訪れたのは、中庭が綺麗な「卵城(たまごじょう)」。ここで、太鳳さんは、写真のポーズを決めまくります。次に訪れたのは、ナポリ発祥のピザ「マルガリータ」の名店です。


翌日は、カプリ島と「青の洞窟」を堪能します。最後は、ドレスアップした3人、遅れて来た森泉さんと、ナポリの夜景が見られる高台で、記念撮影。

 

 


一昨年の7月に、北イタリアは訪れています⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/38cc1df92a227c1d00f3da7e67fe081e  が、この日の放送を観て、南イタリアにも行ってみたくなりました。


尚、『おしゃれイズム』、次回 6月30日放送のゲストは、漫才コンビの霜降り明星さんです。

 

 

==テレビ番組」 バックナンバー ==

http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/17de26ad35859fd865f52645aba1b27d

Vol.1~245 省略

Vol.246 2019/2/16 『ブラタモリ 海外編 「ローマ」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/56d20c5a970afc90a5112a25afb209b9

Vol.247 2019/2/21  『大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e6bbe2dd0f86885ab92b6c1bd098359c

Vol.248 2019/3/2   『アナザースカイ~北川悦吏子~』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/fd57d072485b7fbfb9c0da9442453951

Vol.249 2019/3/7   『ドラマ「約束のステージ~時を駆けるふたりの歌~」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/927cdf57378637a73d020e825ad9b451

Vol.250 2019/3/16  『カンブリア宮殿~マルコメ~』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2c924f75bdcdc1d99a2180404ec337f3

Vol.251 2019/4/18  『朝ドラ「なつぞら」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/486fc49a538daa61f9febeec726c30fe

Vol.252 2019/4/23  『ドラマ「あなたの番です」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/15daf18b387bbbd1eb8aeca80ebdddf5

Vol.253 2019/4/26  『ドラマ「わたし、定時で帰ります。」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/135681bab26d6aa3fed3fb3d0a5ecbc8

Vol.254 2019/5/3   『ドラマ「集団左遷!!」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b9c505f847d1ba92c8c1fb06efe15002

Vol.255 2019/5/18  『朝ドラ「おしん」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ba9cae33e7ebfda7ad5a94a84f65269b

Vol.256 2019/6/13  『ドラマ「コンフィデンスマンJP 運勢編」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f98220e831a60410eb23dae7f8618840                                                                                                                             

 

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映画 Film146 『The Crossing -ザ・クロッシング- PartⅠⅠ』

2019年06月25日 | 映画

隊長が、これまでに鑑賞した「映画」を紹介するシリーズの第146作品目は、『The Crossing -ザ・クロッシング- PartⅠⅠ』をお送りします。

 

 


『The Crossing -ザ・クロッシング- PartⅠⅠ』(中国語簡体字原題:太平轮:彼岸、英題:The Crossing 2)は、2015年に制作・公開された中国・香港合作映画。日本での公開は、2019年6月14日。


『The Crossing -ザ・クロッシング- PartⅠ』は、既に紹介しています


尚、合作を含む中国映画を、これまでに、11作品紹介しています。詳細は、こちらの記事一覧をご参照下さい


監督・脚本は、「 PartⅠ」と同じくジョン・ウー (吴 宇森)。

 

「隊長のブログ」で紹介したジョン・ウーの作品一覧は、こちらをご覧ください

 

音楽担当は、日本人の岩代太郎。


主な出演者は、金城武、長澤まさみ、中国出身のホアン・シャオミン (黄晓明) 、チャン・ツィイー (章子怡) 、トン・ダーウェイ (佟大为) 、そして韓国出身の (ソン・ヘギョ) 。


金城武が出演する映画は、これまでに7作品を紹介しています。詳細は、こちら


長澤まさみの作品も、これまでに7本取り上げています。詳細は、こちら

 

 チャン・ツィイーの、出演映画記事一覧は、こちらをご参照下さい

 


『ザ・クロッシング』の舞台は、1945年の中国国共内戦。蒋介石を指導者とする国民党と、毛沢東率いる共産党の対立が最も激化。日本の占領下にあった台湾と、中国本土との内戦の最中に出会った3組の男女の出会いと別れ、移りゆく愛の物語です。


「PartⅠⅠ」の上映時間は、129分。


鑑賞したのは、PartⅠ同様、新宿三丁目にある「シネマート新宿」の定員62名のスクリーン2。この日、同館ではスクリーン2で、「 PartⅠ」の上映が、9:45~11:58。「PartⅠⅠ」は、 12:15~14:25(予告編を含む)と、1日各一回のみでした。「 PartⅠ」の観客の内、1/4位は引き続き「PartⅠI」を観ていました。また、「PartⅠⅠ」は満席で、立ち見客が10数人いました。立ち見が出る映画を観たのは、久しぶりです。


「PartⅠⅠ」(後編) 太平輪号編のあらすじ:1949年、1,000人近い乗客乗員を乗せて中国・上海から台湾・基隆へ向かっていた大型貨客船「太平輪」。


にはユイ・チェン (チャン・ツィイー) 、イェン・ザークン (金城武 )、トン・ターチン (トン・ダーウェイ) が、それぞれに違う目的で乗船していました。


深夜、付近を航海中の貨物船と衝突した事で船内はパニックに陥り、それまでお互いを知る事の無かった男女の3組の運命が交差して 。。。

 


感想:ベースは、中国国民党の将校 レイ・イーファン(ホアン・シャオミン)と財閥令嬢のチョウ・ユンフェン(ソン・ヘギョ)、台湾生まれのザークンと日本人の雅子(長澤まさみ)、トンとユイ、3組の男女の出会いと別れ、移りゆく愛の物語です。しかし、民族や政治とは何なのかと、考えさせられる映画でもありました。


オープニングは、国民党軍と共産党軍の内戦が激化し、台湾に疎開するために人々が必死で「太平輪」に乗り込むシーンです。隊長が、上海に駐在していた頃の夢は、駐在が終わり、日本に帰任する際、飛行機ではなく、上海黄浦江の港から客船で優雅に帰国するというものでした。その夢は叶えられませんでしたが、今では穏やかな黄浦江、70年前にはあんなにも殺伐としていたのですね。


オープニングから約30分間は、「 PartⅠ」の感想シーンが続きます。「 PartⅠ」を観ずに、「PartⅠⅠ」を観た人や、隊長の様に前編を観て二週間経っている観客は、ストーリーの繋がりが分かって良いのですが、この日連続して二本観る人には、退屈だったでしょう。


この映画を観て、初めて知ったことは、日本統治終了後、台湾に進駐した国民党政府が、反対派を共産党員として弾圧し、ザークンの弟の様に、台湾から大陸に行き共産党軍に加わった学生らがいたことです。


「 PartⅠ」では、オープニングの国民党軍とザークンが従軍していた日本軍、エンディングのレイ率いる国民党軍と共産党軍、の戦闘シーンのリアルさに驚かされました。「 PartⅠI」では、「太平輪」の沈没さる様のリアルさに驚かされました。VFX技術の進化による物とは言え、沈没シーンの描写では、映画「タイタニック」を遥に凌駕しています。


史実では、太平輪沈没事故の犠牲者は1,000人以上、オーストラリア軍艦が救助した生存者は34人となっています。映画では、その34人の中に、トンとユイの二人が含まれています。二人は、台湾で夫婦となり幸せに暮らしたでしょう。また、未亡人となったユンフェンは、トンが命懸けで持ち帰ったレイの手帳により、夫の愛の深さを知り、残された子と、この地で生きていきます。しかし、最も悲劇なのは、ザークンと雅子でしょう。


沈み行く子供達を助け、自らは海の藻屑となったザークン。死ぬ間際に、おそらく日本で入水自殺したであろう雅子と、一瞬巡り合えたことが、幻とは言え、唯一の救いです。


監督・脚本、ジョン・ウー。金城武、出演。音楽、岩代太郎。 PartⅠ、PartⅠⅠの二本立て作品。これは、『レッドクリフ』と同じです。同作品が、中国、日本で上映されたのは、同じ2008年と2009年。そして、日本でもヒットしました。


一方、『ザ・クロッシング』は、中国から4~5年遅れの日本公開。上映館も都内は、「シネマート新宿」のみ。一日の上映回数は、1回。テレビでの宣伝もなしと、偉い違いです。


キャスティングに、金城武、長澤まさみ、黒木瞳( PartⅠ)。さらに、日本にもファンが多い韓流スターのソン・ヘギョを起用。音楽担当は、日本人の岩代太郎。と、制作前は日本マーケットを意識して、『レッドクリフ』の “二匹目のドジョウ” を意識していたと思います。


しかし、隊長の観た回で立ち見が出たと言っても、定員62名の小スクリーンです。日本での興行は、失敗でしたね。


これは、『レッドクリフ』が、日本でも昔から知られている「三国志」を題材にしていて、諸葛亮(しょかつ りょう)役を金城武が演じるなど、日本でヒットする要素がテンコ盛りでした。


それに対して、『ザ・クロッシング』は、日本では馴染みのない、国共内戦や、国民党の台湾統治を題材にしているからでしょうね。


でも、隊長は、個人的には、『ザ・クロッシング』は、好きな映画です。


尚、「シネマート新宿」では、「 PartⅠ」「 PartⅠⅠ」ともに、6月27日(木)迄の上映です。

 

 

 

 

==「映画」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/226e9f0193a60e6a012384176360666f

Film1~135  省略

Film136 2018/12/20『Taxi4』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b4c34d387c141f0ff9df7df1449f7ec6

Film137 2019/1/15 『伊豆の踊子(昭和38年)』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4e78c8e001d543cebaee9d704fa50f67

Film138 2019/2/14 『遙かなる山の呼び声』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/35951db56d912eb61271dbfea08ca44c

Film139 2019/2/28 『明日に向って撃て!』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8ac3e850f5ead3d1d77044082040ec13

Film140 2019/3/6  『グリーンブック』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/41fa9f5b3cda1fe4efd7db96be00b173

Film141 2019/4/17 『芳華-Youth-』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ba7c3d70185efca9a6a2548e2349c814

Film142 2019/5/5  『男はつらいよ 寅次郎恋やつれ』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3d7b8668b52cea8fc68dc2ef910322e3

Film143 2019/5/19 『コラテラル』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d5f083dad2dfff12ddda9a2c1ef46b2e

番外編  2019/5/31 『訃報:降旗康男監督』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/788dfef3a9feda5273c9cb83a1b2c0a0

Film144 2019/6/11 『The Crossing -ザ・クロッシング- PartⅠ』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/849e6b791556b4146f769632abbc9c5a

Film145 2019/6/19 『スティング』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4f4577d7ea995b940026fa793953ecea  

 

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