上海城市新聞 Vol.26 『初夏の鄭州旅遊』(その7)⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/27998181fbc2077833ef3f2e899b7ed9
「鄭州市動物園」の園内は、真ん中に池があり、その周囲に猛禽動物区、草食動物区などが配置され、池の上空をチェアリフトが走っています。
入場して初めて目にするのが、生きた動物ではなく、噴水池の跡地に佇む動物の像でした。この当たりが如何にも “偽物好きの国” の動物園ですね。
先ずはパンダですね。中国でも人気者のパンダ、親子連れがゾロゾロとパンダ舎に向かいます。ところが、パンダは外に一匹も出ていません。パンダ舎の中は立入禁止です。子供の落胆した顔、顔、顔。残念そうにパンダの像の前で記念写真を撮って引き返して行きます。
見学出来ないなら、手前にその旨の掲示があっても良いのに。。。
小動物のエリアや、猿山で、お菓子などを動物に与える姿が目立ちました。日本では禁止されているのに、係員が近くにいても注意する素振りもありません。
広い園内を歩き回って疲れたので、遅い昼食を取ろうと、14:00に園外に出て、動物園隣、花園路に面した「丹尼斯 (Dan Ni Si) 百貨花園店」に向かいます。
台湾系の「丹尼斯」、河南省内にデパートが8店舗あり、スーパーや、コンビ二などを含め、急成長している小売企業集団ですが、河南省以外では殆ど知られていません。
丹尼斯の店内の一角に、食品、調味料、酒類などを扱う輸入品専門の小型スーパーがあり、日本製品を数多く取り扱っているとのこと。
北京や上海などの沿岸部大都市ならいざ知らず、内陸部にそんなスーパーがあるとは興味があり、鄭州を訪れたらぜひ行ってみたいと思っていました。
「フロアマップ」で店内を確認、お腹が空いていたので、先ずはお腹を満たしてから各階を回ろうと思い、最上階14Fの “异国风味馆 (異国風味館) ” に、エレベーターで上がります。
このフロアには、6軒のレストランがありましたが、「本福回転寿司」の入り口付近の “日式鶏蛋拉面 (日本式玉子ラーメン) 12元” のポスターに目が奪われます。
そろそろ日本式のラーメンが食べたくなった頃です。14:10に入店しました。日曜日の14時過ぎにも関わらず、回転寿司コーナーのお客は少数です。
ポスターに載っていた “日式鶏蛋拉面” を注文しましたが、店員は “没有 (ありません) ” と言います。今日はこの言葉を何回聞いたことでしょうか。
どうやらポスターに載っているのは平日のランチ特別メニューの様です。同じ “日式鶏蛋拉面” でも、この日は15元 (約260円) でした。
運ばれて来たラーメンは、スープの味は薄い、麺はコシがなく、とてもラーメンと言えるしろものではありません。上海の日式拉面店とは違い、鄭州の店ではこんなものなんでしょうね。回転寿司の味も想像できます。
☆続きは、上海城市新聞 Vol.26 『初夏の鄭州旅遊』 (その9)で☆
* 料金の情報、人民元の円換算レート(1元≒17円)は2016年5月現在のものです *