隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

旅行記 第37回 『初夏の善光寺・松代・松本・諏訪 3日間』 (その1)

2022年06月28日 | 旅行記

国内を旅した記録「旅行記」の第37回は、『初夏の善光寺・松代・松本・諏訪 3日間』をお送りします。

 

 


6月8日(水)~ 10日(金)の3日間、長野県の善光寺・松代・松本・諏訪を周遊しました。


七年に一度の盛儀、「前立本尊(まえだち ほんぞん)」の御開帳が行われている「善光寺」参拝を皮切りに、松代城、象山神社、松本城、諏訪大社を巡る初夏の旅でした。

 


【1日目:6月8日(水)】 東京駅から北陸新幹線で長野駅へ移動。善光寺参拝後、松代町へ。松代泊。


東京駅 9時20分発の北陸新幹線「かがやき507号」に乗車。

 

 


「かがやき507号」は、東京駅を出ると、上野駅と大宮駅に停車後は、ノンストップで長野駅を目指します。

 

 


今回の旅の最大の目的は、三年前の夏に亡くなった母が、平成21年(2009)の御開帳時に拝受した「御開帳記念回向柱(えこうばしら)」を、同寺にお返しするためです。

 


この「記念回向柱」は、七年間お守り頂いた後に、次回の御開帳時にお返しに参拝するのですが、前回・平成27年(2015)の御開帳時には、足が悪くなり、訪れることが出来ませんでした。それが心残りで亡くなったのではと思い、母に代わり、お返しに参拝することにしました。

 

 


定刻の10時45分に、「かがやき507号」は、乗車時間 1時間25分で、長野駅に到着。大宮駅以降ノンストップなので、速いですね。


改札口を出ると、

 

 

JRの職員たちが、「ようこそ! 信州・長野県へ」の横断幕を持って立っていました。誰か、有名人のお出迎えかと思い、職員の一人に聞いたところ、「皆さんのお出迎えです」とのこと。

 

 


キャリーバッグを駅構内のコインロッカーに預け、「善光寺口」のバスターミナルへ。

 

 


長野駅から善光寺までは、約2km。徒歩だと、20~30分かかるので、1番のりばから、アルピコ交通の11時15分発「善光寺大門」行きの路線バスに乗車。

 

 


バスは、ほぼ満員の乗客を乗せ発車。11時28分頃に終点の「善光寺大門」バス停に到着。運賃は、190円ですが、交通系ICカードは使用出来ず、現金のみ。

 

 


交差点の信号待ちには、既に参拝を終わられた方の姿も。

 

 


しばらくすると「仁王門(におうもん)」が見えてきます。仁王門は、宝暦二年(1752)に建立されましたが、善光寺大地震などにより二度焼失し、大正七年(1918)に山形村永田兵太郎翁の寄進により、高さ約14m 間口約13m 奥行約7mのケヤキ造りで再建されました。

 

 


扁額には、善光寺の山号である「定額山(じょうがくざん)」の文字が書かれています。


「仲見世通り」は、多くの参詣客で賑わっています。

 

 


目の前に、「山門(三門)」が現れました。

 

 

山門は、江戸時代中期の寛延三年(1750)に建立されて以来、大勢の参拝者を本堂に迎え入れてきた歴史ある門です。様式は。五間三戸二階二重門。屋根は、入母屋(いりもや)造りの栩葺(とちぶき)で、国の重要文化財に指定されています。

 

 


「手水舎」

 

 

「回向柱(えこうばしら)」の前の行列は、予想していたより短かったです。ところが、左手にある「御朱印所」の前には、長蛇の行列が。「御開帳特別御朱印」を頂きたかったのですが、30分以上かかりそうなので、諦めました。

 

 

回向柱は、御開帳時に本堂前に建てられる高さ約10mの卒塔婆(そとうば)です。柱は、前立本尊と善の綱で結ばれていて、参拝者が触れることで善光寺如来との縁が結ばれるとされています。隊長も、触れさせて頂きました。

 

 

「本堂前」に着いたのが、11時50分頃。

 

 


現在の本堂は、宝永四年(1707)の再建で、江戸時代中期を代表する仏教建築として昭和二十八年(1953)に国宝に指定されています。高さ約29m 間口約24m 奥行約54mという東日本最大級の国宝木造建築で、衆生の煩悩の数と言われる百八本の柱で造られています。


本堂内は、大混雑状態だったので、「内陣」には入らず、参拝をして、本堂の外へ。

 

 


次に「経蔵(きょうぞう)」の前にある「輪廻塔(りんねとう)」へ。この石の輪には、南無阿弥陀仏の六字が刻まれていて、回すことで功徳を積み、極楽往生ができると言われています。

 

 


本堂西側の境内隅には、歴代回向柱の安置所がありました。ここには、過去十回分の柱が安置されていて、触れることが出来ます。

 

 


最後に訪れたのは、本堂東側にある「納札所」。

 

 


13年前に母が拝受した「御開帳記念回向柱」を、やっとお返しすることが出来ました。

 

 


回向柱の横を通り、「仲見世通り」に戻ったのが、12時20分頃です。

 

 


尚、今回の御開帳は、明日・6月29日(水)が最終日です。

 

 

★ 続きは、『初夏の善光寺・松代・松本・諏訪 3日間』 (その2)で ★

 

 

2023/4/6 追記:4月5日に、長野市の善光寺の本堂にある、お釈迦様の弟子の「びんずる尊者(そんじゃ)」の木像が、本堂の台座の上から盗まれたと言うニュースがありました。

昨年6月に善光寺詣りをした際に、「びんずる尊者」を撫でさせて頂いただけに、驚きました。

幸いにも、直ぐに発見されましたが、朝の時間帯に、よく一人で持ち出せたものですね。

 


==「旅行記」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/619e2d4e0638d6d11db6b03fbe07a87a

1~25回 省略

第26回 『冬の熱海・湯ヶ島・修善寺 3日間』 2019年1月27日~29日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/91e4da4243e51fb8e761dedd0c4010ce

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