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隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

上海城市新聞 Vol.31 『21年振り20回目の台湾旅行』 (その12・永康街散策)

2025年04月25日 | 上海城市新聞

上海城市新聞 Vol.31 『21年振り20回目の台湾旅行』 (その11・饒河街観光夜市)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/931cf53d0b30c59773b5761e345b65d7

 


3日目3月17日) 】 永康街散策、台北松山空港から羽田空港に帰国


旅の最終日の朝、宿泊先の「兄弟大飯店(Brother Hotel)」10階の部屋で、起床したのが7時20分頃。


この日の台北の天気は、曇り。気温は、12~14℃の予報です。三月の台北は、晴天で温暖な気候かと思っていましたが、滞在中の4日間は、曇りか雨、気温も10度台でうすら寒かったです。


当ホテルは、台北のメインストレート「南京東路」と「復興北路」が交差する角にあります。窓から交差点を覗くと、通勤通学途中の多くのバイクが信号待ちをしています。

 

 

車の信号待ちの列の前にバイク専用のスペースが有り、バイクはきちんと整列しています。21年振りに台湾を訪れて、交通ルールを順守する様になったことに驚きました。昔は、失礼かもしれませんが、道路上は無法地帯でしたからね。


10時のチェックアウトに合わせて、8時30分から、13階にある中華・洋風バイキング料理の「薔薇庁」でゆっくりと朝食を取りました。


宿泊したシングルルーム(写真参照)のお値段は、税・サービス料・朝食込みで、一泊 3,800元(17,860円)でした。ホテルの料金は、日本の大都市や観光地のシティホテル並みですね。

 

 

10時にキャリーバッグをホテルに預け、「永康街(Yong Kāng Jiē)」に向うため、台北「捷運(しょううん:以下MRT)文湖線 忠孝復興站(駅)」へ。


MRT文湖線の、ホームドアは、天井までを完全にホームを被う “フルハイトタイプ” です。

 

 

同線は、地上高架部を走る無人自動運転の新交通システムで、車輪は、ゴムタイヤです。これは、東京の新橋・豊洲間を走る「ゆりかもめ」と同じですね。

 

 

「大安站」で「MRT淡水信義線」に乗り換え「東門站」で下車。乗車時間は、約13分。運賃は、2元(約9円)です。5番出口から地上へ。

 

 

「信義路」と「永康街」の角には、日本でも小籠包で有名な「鼎泰豐(ディンタイフォン)信義店」があります。

 

 

鼎泰豐の先を右に曲がると、ここから南に延びる道が、永康街です。永康街は、日本統治時代から高級住宅街として知られているエリアで、現在ではグルメの名店やおしゃれな雑貨店などが並び、観光客にも人気のエリアです。

 

 

丸ごとのフリーズドライ苺が人気のお店「私房小厨」。

 

 

市民の憩いの場「永康公園」。

 

 

路地に一歩入ると、閑静な住宅街が続きます。

 

 

台北のコインパーキングは、ロック板がないロックレス方式です。ナンバー認証カメラ(赤矢印)で、車両のナンバーを検知することで管理しています。

 

 


路上駐車も多いですね。

 

 


これまでの三日間で目にしたコンビニは、「全家(ファミリーマート)」、「羅森(ローソン)」、「統一超(セブン-イレブン)」の日系のみ。初めて、ローカルコンビニの「OK-MART」を見かけました。

 

 


ローカルコンビニでは、他に「Hi-Life」があるそうです。記事を書いていて、中国上海に住んでいた頃の上海通信で、 『コンビニ戦争』  という記事を投稿しましたが、もう少し台湾に滞在して、台湾のコンビニ状況を調べてみたいものです。

 

 

★ 続きは 『21年振り20回目の台湾旅行』 (その13・小籠包の名店「金鶏園好公道の店」で昼食) で ★


* 料金の情報:NT$の円換算レート (1元=4.7円) は、2025年3月現在のものです *

 

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上海城市新聞 Vol.31 『21年振り20回目の台湾旅行』 (その11・饒河街観光夜市)

2025年04月22日 | 上海城市新聞

上海城市新聞 Vol.31 『21年振り20回目の台湾旅行』 (その10・鶯歌陶瓷老街)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a492b7c2fbd35520adf4be8a4e5d968a

 


旅の三日目、新北市鶯歌(おうか)区にある、100軒以上の陶磁器店が立ち並ぶ「鶯歌陶瓷老街」を後にしたのが、17時半頃です。


30年来の台湾人の友人・鄭さんに車で送って貰い、台北市内にある「兄弟大飯店(Brother Hotel)」に到着したのが、19時前後。


部屋で小休止し、ホテルを出発し、「饒河街観光夜市」に向ったのが、19時30分です。


ホテルの正面玄関前にある、「捷運(しょううん)(以下:MRT)南京復興站(駅)」出口6から、「MRT松山新店線」改札口に階段で降ります。


券売機で初乗り運賃 2元(約9円)の乗車券を購入、地下3階の月台(ホーム)へ。

 

 

これまで乗車した「MRT文湖線」も、松山新店線も、ホームドアは、天井までを完全にホームを被う “フルハイトタイプ” です。


ホームドア上の “デジタルサイネージ広告” は、肯徳基(KFC)のハンバーガーを流していました。

 

 

乗車時間約7分で、終点の「松山站」に着きました。地上5番口から出て、右に向かうと、

 

 

6階建ての光り輝く「松山慈祐宮」が見えてきます。

 

 

松山慈祐宮は、1753年創建の由緒ある廟(びょう)。主祭神の黒面媽祖は、あらゆる願い事を叶えてくれると信じられています。


正面から入ると、熱心な信者が参拝していました。

 


 


2階に上がり、下を見下ろすと、無数の提灯が綺麗でした。

 

 

 

 

 

松山慈祐宮の直ぐ先に、「饒河街観光夜市」の入場ゲートがあります。

 

 

ここは、饒河街という名の通り沿いに、大小のお店・屋台が約600m続く夜市です。道りの両側にお店が、真ん中に屋台があるのですが、

 

 


この日は、多くの人々で賑わっていて、片側が一方通行の状態です。

 

 

飲食店だけでなく、景品をゲット出来るパチンコの様なゲーム屋もありました。

 

 

最初に食べたのが、日本でも最近注目されている “地瓜球” 。

 

 


地瓜球は、蒸したサツマイモをペースト状にし、タピオカ粉(キャッサバの澱粉)や砂糖などを加えてお団子にし、これを高温の油で揚げます。

 

 

ピンポン球くらいの大きさで、サクッとした食感で美味しかったです。

 

 

通りの真ん中くらいまで進むと、人もばらけて、こんな感じです。

 

 

次に頂いたのは、“焼き小籠包”。お値段は、8個入り 130元(約850円)。

 

 

目の前で小籠包を手作りしているのですが、お客が多く、代金を先払いしてから受け取るまで、約5分待ちました。

 

 

食べ歩きだけでなく、座って食べられる屋台もありました。

 

 

歩き疲れたので、ホテルに戻ることに。


帰りの南京復興站地下通路には、JR東日本のサイネージ広告がありました。

 

 

ホテルの自室に戻ったのが、21時40分頃。こうして、旅の最後の夜が更けていきました。
 


★ 続きは 『21年振り20回目の台湾旅行』 (その12・永康街散策) で ★


* 料金の情報:NT$の円換算レート (1元=4.7円) は、2025年3月現在のものです *

 

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上海城市新聞 Vol.31 『21年振り20回目の台湾旅行』 (その10・鶯歌陶瓷老街)

2025年04月19日 | 上海城市新聞

上海城市新聞 Vol.31 『21年振り20回目の台湾旅行』 (その9・鶯歌陶瓷博物館)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/555e13ec2cc99d548ba63542ad1bcd1e

 


旅の三日目、新北市鶯歌(おうか)区にある「新北市立鶯歌陶瓷博物館」の博物館の見学を終え、車で5~6分の距離にある「鶯歌陶瓷老街」の入り口に到着したのが、16時頃です。

 

 

新北市の西端にある鶯歌区は、歴史のある街で古くから陶瓷(陶磁器)の生産地として、知られています。鶯歌陶瓷老街は、広い道の両側に大小さまざまな陶磁器店が100軒以上並ぶ陶器好きには、たまらない場所です。


この日は、日曜日なので、11時~18時の間は歩行者天国なので、安心して散策が出来ます。

 

 


入り口から、直ぐの右手にあるの「老街陶館」は、外観が陶磁器登り窯を模したレンガ造りの建物です。

 

 

1階には、陶磁器や骨董品などを扱う、小さい商店が多く入っています。

 

 

お店の中で目立っているのが、高価な “紫水晶 (アメジスト)” の原石を並べている店です。店員さんの眼差しが鋭くて、写真を撮ることが出来ませんでした。

 

2階には、カフェやレストランもありました。

 

 

老街陶館から外に出て、通りを奥に進みます。

 

 

台北市内とは異なり、外国人観光客の姿を見ることは、殆どなく、地元が近隣から来た家族連れが多かった印象です。


高価な品を売る店だけでなく、日常使いの陶器を台の上に無造作に並べている店もあり、土産物を買うのにも良い場所でした。

 

 

 

 


最後に、30年来の台湾人の友人・鄭さんの甥っ子さんの知り合いの土産物店に立ち寄り、お茶を御馳走になりました。

 

 

 

★ 続きは 『21年振り20回目の台湾旅行』 (その11・饒河街観光夜市) で ★


* 料金の情報:NT$の円換算レート (1元=4.7円) は、2025年3月現在のものです *

 

 

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上海城市新聞 Vol.31 『21年振り20回目の台湾旅行』 (その9・鶯歌陶瓷博物館)

2025年04月17日 | 上海城市新聞

上海城市新聞 Vol.31 『21年振り20回目の台湾旅行』 (その8・新北市へ)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3aa38700ab5dd4833ef25f770143084c

 


旅の三日目、新北市山峡区にある「普門茶品」で、精進料理の昼食とチベット仏教の宗教道具の見学を終え、次の目的地「新北市立鶯歌陶瓷博物館」に車で向かったのが、13時半過ぎです。


約20分で、新北市鶯歌(おうか)区の同博物館に到着しました。新北市の西端にある鶯歌区は、歴史のある街で古くから陶磁器の生産地として、知られています。

 

 

当博物館は、そんな陶磁器が盛んな街に、2000年にオープンしました。ちなみに、“陶瓷” の中国語の日本語訳は、“セラミックス” です。従って、博物館の英語表記は、「New Taipei City Yingge Ceramics Museum」となっています。


博物館は、地下2階地上3階の三棟で構成されています。

 

 


入館料は、80元(約380円)と安く、新北市の陶磁器産業振興の姿勢が窺えます。

 

 


中央棟は、高い吹き抜けと大面積のガラスウォールにより、明るく開放的な雰囲気です。

 

 

先ずは、世界四大陶磁器コンペの一つ、「2024 台湾国際陶磁ビエンナーレ」の作品が展示されている3階の企画展室から鑑賞をスタート。

 

 


同美術展のグランプリに輝いたのは、日本人・佐藤雅之さんの “喧噪” という作品です。

 

 

他にも、斬新なデザインの作品が、展示されています。

 

 

 

 


装飾品としての、漢民族文化の陶磁器を紹介するコーナーや、

 

 


日用品としての陶磁器の歩みを展示するコーナーなどが、ありました。

 

 

1時間半ほど館内を観賞して疲れたので、地下1階にある「甘楽茶事」というカフェで、小休止。

 

 

店名の通り、カフェというより “甘味処” ですね。

 

 

頂いたのは、“エチオピアコーヒー” 180元(約850円)と

 

 


“煙突型タピオカ入りシフォンケーキ ” 180元(同)。

 

 


このケーキのネーミングは、陶磁器登り窯の煙突からきたのでしょうか。

 


★ 続きは 『21年振り20回目の台湾旅行』 (その10・鶯歌陶瓷老街) で ★


* 料金の情報:NT$の円換算レート (1元=4.7円) は、2025年3月現在のものです *

 

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上海城市新聞 Vol.31 『21年振り20回目の台湾旅行』 (その8・新北市へ)

2025年04月15日 | 上海城市新聞

上海城市新聞 Vol.31 『21年振り20回目の台湾旅行』 (その7・天仁茗茶で夕食)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a5add9483651cd55b654e6b6f60c5729

 

3日目3月16日)】 新北市鶯歌陶瓷博物館、鶯歌陶瓷老街、饒河街観光夜市


旅の三日目の朝、宿泊先の台北市南京東路三段255號(号)にある「兄弟大飯店(Brother Hotel)」10階の部屋で、起床したのが6時45分頃。この日の天気は、小雨、気温は11~15℃の予報です。


7時30分前後に、13階にある中華・洋風バイキング料理の「薔薇庁」へ。前日の朝食が、パン食だったので、この日はお粥をメインに。お粥のトッピングは、納豆に佃煮。

 

 

9時15分頃、ホテルまで迎えに来てくれた30年来の台湾人の友人・鄭さんのメルセデス・ベンツ Sクラスに乗り、最初の目的地・新北市(英文表記:New Taipei City)樹林区にある鄭さんの甥っ子の工場兼自宅に向います。


カーナビに従い、「仁愛路」を南に横切ろうとしたところ、通行止めで進めません。仕方なく、仁愛路を西に向かいますが、交差する通りはどこも横切れません。その内、パトカーも猛スピードで、西に走り去ります。


何が大事件か大事故でもあったのかと懸念していると、何十台ものレース仕様の自転車が、こちらも西に走り去っていきました。ここで、やっと事態を把握できました。“Tour de Taiwan(ツール・ド・台湾) 2025” が、仁愛路の「景福門(東門)」と「仁愛圓環(ロータリー)」間の循環コースで行われているのでした。


景福門の先の両側10車線の道路、「凱達格蘭(けたがらん)大道」。この日は、交通規制のおかげで、車の通行が少なく、正面の「総統府」を車の中からベストポジションで、撮影することが出来ました。

 

 


赤レンガに白い花崗岩を巡らせたルネサンス様式の美しい建物は、日本統治時代の1919年に台湾総督府として完成しました。現在は中華民国総統府として、使用されています。

 

 

ホテルを出発してから約45分後に、やっと市街地を抜け出し、車もスピードを上げて走ることが出来るようになりました。

 

 

台北市を取り囲むような新北市ですが、樹林区は台北市の西南に位置しています。


鄭さんの甥っ子の工場兼自宅に到着したのが、10時40分頃。工業用大型送風機などを、製造しています。

 

 


信心深い方で、自宅には個人で道教の廟(びょう)を、祀られています。

 

 

 

甥っ子さんの案内で昼食に向ったのは、隣の山峡区にある「普門茶品」というお店。

 

 

道路の反対側は、「国立台北大学」の敷地です。

 

 

店内は、昨晩訪れた「天仁喫茶趣」のように、お茶屋さんが経営するカジュアルレストランかと思ったのですが、

 

 

奥の壁には、チベット仏教の掛け軸絵画「唐卡(たんか)」が、掛けられていて、独特な雰囲気を醸し出しています。

 

 

中国雲南省から輸入したと思われる、“普門號” というブランドの普洱(プーアル)茶も置かれています。お値段を見て、ビックリ! 400gで、8,000元(37,600)と9,000元(42,300円)でした。

 

 

オーダーは、写真の注文票に記入して店員さんに渡します。チベット仏教にゆかりのある店だからでしょうか、料理は全て所謂 “精進料理” です。

 

 

そういえば、同席したテーブルの先客3人は、剃髪した尼僧(尼さん)でした。聞けば、この店から車で30分程の新北市土城区清化里にある「甘露寺」から来られたそうです。


隊長が注文したのは、“普門套餐(定食)”  180元(850円)。

 

 

日本で食べる “精進料理” とは異なり、薄味ではなく、濃い目の味付けでしたが、美味しかったです。


食後、日本から来たということで、特別にお店の2階に上がらせてもらいました。そこには、唐卡を始めとして、様々なチベット仏教の宗教道具が置かれていました。また、ここではチベット仏教のセミナーも開かれているそうです。

 

★ 続きは 『21年振り20回目の台湾旅行』 (その9・鶯歌陶瓷博物館) で ★


* 料金の情報:NT$の円換算レート (1元=4.7円) は、2025年3月現在のものです *

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