隊長が、観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第615回は、『ドラマ 「団地のふたり」 』をお送りします。
『団地のふたり』は、NHK BSプレミアム4K/NHK BSの「プレミアムドラマ」枠で、9月1日(日)から放送開始された連続ドラマです。放送時間は、毎週日曜日の 22:00~22:49。全10話(予定)。
原作は、藤野千夜(ちや)による同名の小説。
脚本:吉田紀子(のりこ)。
「隊長のブログ」では、吉田紀子さん脚本の作品を、これで七本を紹介したことになります。詳細は、こちらの記事一覧をご参照下さい 。
本作品は、団地で生まれた幼なじみ・ふたりの温かくユーモラスな友情の物語です。
主演は、小泉今日子と小林聡美の二人。
レギュラー出演者:丘みつ子、由紀さおり、名取裕子、杉本哲太、塚本高史、大井怜緒(子役)、ベンガル、橋爪功。
ゲスト出演者:仲村トオル、島かおり(第3話)。ムロツヨシ(第4話)。田辺桃子、前田旺志郎(第5話)。
(左から:小泉今日子、小林聡美、由紀さおり、ムロツヨシ、丘みつ子)
第1話のあらすじ:大学非常勤講師の野枝(小泉今日子)と、イラストレーターの奈津子(小林聡美)。団地で育ってきた二人は、保育園からの幼なじみ。若い頃は色々あったけれど、今は50代独身で実家暮らし。夕飯は奈津子の手料理を一緒に食べ、昭和なレトログッズがフリマアプリで売れた時は食材が少しだけぜいたくになる、そんな日々を送っています。
ある日、二人は昔からのご近所さん・佐久間(由紀さおり)から、網戸張替えという意外な依頼を受けるのでした。。。
10月6日放送・第6話までの感想:隊長のドラマに対する持論は、「原作のある作品は、原作より面白くない可能性が高い」と言うものです。本作品は、見事に持論を覆しましたね。
団地を舞台にしているのですが、昭和のお茶の間を中心に繰り広げられるホームドラマの様に、温かくも、現代の社会問題を内包したドラマに仕上がっています。
これは、実績豊富な吉田紀子さんの脚本力、演出陣などのスタッフと、ベテラン俳優たちの演技力の賜物でしょう。
小泉今日子さんと小林聡美さんが、まるで本当の幼なじみかの様な、息の合った自然体の演技を見せてくれています。
レギュラー陣だけでなく、週替わりで登場するゲスト出演者も、実力派揃いです。トータルなキャスティングも見事です。
尚、『団地のふたり』 次回・第7話は、ゲスト出演者に眞島秀和と市毛良枝を迎えて、10月13日(日)よる10時からの放送予定です。
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