隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

グルメ 391食 『中国ワイン 「張裕解百納 N268」』

2024年02月23日 | 北イタリア周遊記

隊長が、飲んだり・食べたりした美味しい物やお店を紹介する「グルメ」の第391食(回)は、『中国ワイン 「張裕解百納 N268』 をお送りします。

 

 


今回ご紹介するのは、中国産ワインの『張裕解百納 N268(CHANGYU NOBEL DRAGON N268)』です。


『張裕(チャンユー)解百納 N268』は、中国山東省煙台市のワイン、ブランデーの醸造メーカー「煙台張裕葡萄酿酒股份有限公司」の赤ワインです。

 

 


煙台は、首都・北京と上海のほぼ中間の山東半島東部に位置する港湾都市。近年は、凄まじい勢いで経済発展しています。隊長は、一度だけ 2006年に訪れています  。


当地は、世界的なワイン銘醸地として有名なフランスのボルドー地域とほぼ同じ緯度に位置しています。また海も近く比較的温暖な気候環境は、ブドウ栽培に適しており、多くのワイナリーが存在していて、「中国のボルドー」や「中国ワインの首都」と呼ばれる銘醸地です。


中でも、張裕は創業が1892年で、130年以上の歴史がある、中国最古かつ最大のワイナリーです。


『張裕解百納 N268』は、オーク樽で12か月以上熟成させたフルボディのワインです。濃厚なチョコレートとスモーキーな香りがブレンドされていて、豊かな果実味とマイルドなタンニンが合わさったテイストが、特徴的です。

 


張裕解百納 N268 (CHANGYU NOBEL DRAGON N268)

 

 


原産国: 中国

葡萄産地:中国煙台市張裕煙台葡萄園I区

葡萄品種:蛇龍珠 85%、カベルネ・ソーヴィニョン 15%

(蛇龍珠は、中国のみでしか栽培されていない赤ワイン用ブドウ品種)

葡萄収穫時期:2019年

酒精度(アルコール分):13%

内容量:750ml


豪華な紙製のパッケージに入ってます。

 

 


箱の蓋には、マジックが付いていて、蓋を開ける時には、重厚感と高級感があります。贈答用に相応しいですね。

 


日本の輸入代理店では、6,050円(税込)で販売していますが、今回飲んだのは、隊長が上海に駐在していた時の中国人の部下だった男性が、1月末に来日した時に頂きました。


駐在時に、彼とは白酒(バイジウ)を飲んでいたので、お土産に白酒を持参すると言ってくれたのですが、さすが今ではアルコール度数が50度以上のお酒は、飲めません。そこで、張裕のワインをリクエストしました。


いつも安価なワインばかり飲んでいるので、コルク栓を抜くのに苦労していますが、今回のコルク栓は、オープナーでスルッと抜けました。

 

 

「煙台張裕葡萄酿酒股份有限公司」の住所は、中国煙台市大馬路56号です。

 

尚、「隊長のブログ」では、我が家で飲んだワインを、これで45銘柄を紹介したことになります。生産国別では、12ヵ国のワインを飲んでいます。詳細は、こちらをご参照下さい

 

 

==「グルメ」バックナンバー 一覧 ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/436ad5efc63b39d2e26b84923fb15a02

1~375食  省略

376食 2023/7/1    『新潟の酒「王紋 純米 旨口」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/074a13c5883678f4fe99806431cfde3f

377食 2023/7/6    『トリュフベーカリー広尾店』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8c4f1ecf8c94e3a92a36df0f56b09625

378食 2023/7/15   『プレミアムビール No.12』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7504adc746dbf184f51d1497095b73c2

379食 2023/7/26   『山形の酒「出羽桜 特別純米酒 よいと』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c5d09d68447fd2e125121f917e18da8f

380食 2023/8/5  『家飲みウィスキー No.10』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/00add8de05c6ed99fa50a9500f450a0c

381食  2023/9/3  『熊本の酒「亀萬 にごり原酒」』

382食  2023/10/3 『福島の酒「山廃純米吟醸 末廣」』 

383食  2023/10/9  『中秋の名月と月餅』

384食  2023/11/4  『鹿児島の酒「黒島美人 原酒」』

385食  2023/11/8  『渋谷西村の「フレッシュ苺あんみつ」』

386食  2023/11/26  『プレミアムビール No.13』

387食  2023/12/2  『鹿児島の酒「魔王」』

388食  2024/1/27  『石川の酒「宗玄 純米大吟醸」』

389食  2024/2/5 『家飲み海外ビール No.9』

390食  2024/2/10  『「山の上ホテル」で、最後のケーキ』

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ペット・動物 41匹 『香香(シャンシャン)には会えず、力力(リーリー)は昼寝中』

2023年03月26日 | 北イタリア周遊記

「ペット・動物」に関する記事の第41匹(回)は、『香香シャンシャンには会えず、力力リーリーは昼寝中』をお送りします。

 

(昼寝中のリーリー:赤矢印)

 


3月は、WBC 「侍ジャパン」の活躍  に、日本列島が湧いた月になりました。


一方、2月には、上野動物園の「香香(シャンシャン)」と、和歌山アドベンチャーワールドの「永明(えいめい)」、「桜浜(おうひん)」、「桃浜(とうひん)」が、中国に返還され時のフィーバーぶりは、記憶に新しいところです。


そのシャンシャンに会いに行きましたが、会えず。父親のリーリーは、昼寝中だったお話しを。


東京都台東区にある「恩賜上野動物園」を訪れたのは、「上野の森美術館」で 『展覧会「兵馬俑と古代中国」』  を鑑賞した帰り道です。

 


せっかく、上野公園に来たので、返還前のシャンシャンを見ようと、午後1時少し前に入園したのですが、考えが甘かったです。


シャンシャンがいた、正門近くの「東園 パンダ舎(青矢印)」の前には、長蛇の列が。平日にもかかわらず、帰還前に見たいと訪れる人がこんなにも多いとは、予想できませんでした。

 


そこで、「西園 パンダのもり」に向かうことにしました。


途中、「上野東照宮 表参道」側  からしか見たことがなかった「旧寛永寺五重塔」を、間近(まぢか)で見たり、

 

 


「さる山」のニホンザル

 

 


を見ながら、歩みを進めていると、2019年11月に運行を休止した「上野懸垂線(モノレール)」の車両が、野ざらしの状態で置かれているのに、驚かされました。

 

 


東園と西園を繋ぐ「いそっぷ橋」の上から、「不忍池(しのばずのいけ)」  方面を見下ろすと、ここにも長蛇の列(赤矢印)が出来ていました。

 

 


列は、「西園 パンダのもり」の「真真(シンシン)」、「暁暁(シャオシャオ)」、「蕾蕾(レイレイ)」の三頭が見られるエリアに続いていました。

 

 


ところが、リーリーだけを見られるエリアに向かう動線には、誰も並んでいません。


そこで、りーりーがいる屋外放飼場に行ってみると、大の字になってお昼寝中でした。

 

 


西園から「動物園通り」越しに見える 「上野精養軒」

 

 


「フラミンゴ」

 

 


動かない鳥として知られる「ハシビロコウ」。この日は、珍しく活発に動いていました。

 

 


この後、「池之端門」から園外に出て、帰宅しました。

 

尚、「隊長のブログ」では、パンダを、これで 10頭(回)記事の中で、取り上げたことになります。詳細は、こちらの記事一覧をご参照下さい

 

 


==「ペット・動物」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/a6404fe72dc7d669f8c8da0916417ced

1~25匹  省略

26匹 2016/1/21  『何も食べなくなりました』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2f204e5edeb27babd49e053224493a07

27匹 2016/1/25  『14歳9ヶ月で天国へ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ae769630b7f1af0a3c75863db4bf2e2d

28匹 2016/1/28  『グリフィンを見送りました』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9ca4cdcc8562eb2729068689de961471

29匹 2016/2/15  『初めての月命日』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/47428cfe3488afebd370be51a6bc681c

30匹 2017/1/22  『回向院に葬って頂きました』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/09a5fda229575e338ec7f3b7c0ae8e73

31匹 2017/12/20 『香香(シャンシャン)  一般公開始まる』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bd667e8173cc4d9742cfa37091272090

32匹 2018/11/18 『パンダ虐待』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/61f8dfc808873e23d9420992a3d09af2

33匹 2019/4/15  『元気に育て“はっさく”』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6e333258ee0d4981b513f8aa978e55f4

34匹 2020/1/10  『青年になった“はっさく”と再会』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/56424dabbd732c03641cf9d0e12aedeb

35匹 2020/6/5   『“はっさく”サマーカットに』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1a178c9e7cf14d5e20352ea85313b6c4

36匹 2020/12/3  『転覆病に罹り二ヶ月 生き続ける金魚』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9e1f690f2a39c906d3462d51b6ad2c3c

37匹 2021/2/16  『発症から四ヶ月で天に召されました』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/cfc1ac66fc342261bc796320bbb2debe

38匹 2021/10/20 『世界一幸せなパンダ「暁暁(シャオシャオ)」と「蕾蕾(レイレイ)」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2d8a733979063c2c61bcf0c6e2aaeab4

39匹 2021/12/16 『広くなった新居に満足の金魚』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/40f3861372fd2dba7519681ca943191b

40匹 2023/2/1   『ポップアイから奇跡の生還をした金魚』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a7d1cb0c4b9b7051e5899389b3191e28

 

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「北イタリア周遊記」 バックナンバー 一覧

2017年08月23日 | 北イタリア周遊記

北イタリア周遊記」の記事は、8月19日にアップした『アリタリア航空のプレエコで帰国』で終了しました。

 


 

記事の一覧をリストにしましたので、ご参照下さい。

 


==「北イタリア周遊記」バックナンバー 一覧 ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/38cc1df92a227c1d00f3da7e67fe081e

1日目 2017/7/6 『アリタリア航空のプレエコでローマへ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/47b406887e7c83e66dcaa958cb54a44a

1日目 2017/7/6 『ローマに到着』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b53444ce84ca7c36114a94a6f2034ac8

2日目 2017/7/7 『バチカン美術館とサン・ピエトロ大聖堂』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9c7e367feb96393e90a6a061973646d5

2日目 2017/7/7 『真実の口とコロッセオ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e809cf04613dd233befc642a335599f5

2日目 2017/7/7 『スペイン広場とトレヴィの泉』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/afb31a5f00a492590d55483607e01425

3日目 2017/7/8 『チビタ・ディ・バニョレッジョ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a4d4e7e8237fc767386ce0544f53d386

3日目 2017/7/8 『シエナからフィレンツェに』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d47366f5de0cf1c28c2df30116e64453

3日目 2017/7/8 『フィレンツェのアストリアホテル』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bd044cd427c25f6b850e47d4941ea90d

4日目 2017/7/9 『ピサの斜塔に登る』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2ab1927ad8cb6d7f21975384a37cd890

4日目 2017/7/9 『ウフィッツィ美術館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c22ab514939b286767d06ba5d01d80df

4日目 2017/7/9 『サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0606cabcf370a503cd01b2ff89de1437

5日目 2017/7/10『ヴェネツィアへ移動』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/163d8c37c4e8903b98aba1fee29e26e3

5日目 2017/7/10『ゴンドラクルーズ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/555fc016e6c7e73c99549d9b5a999245

5日目 2017/7/10『リアルト橋から運河を眺める』http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7b5ca8f9d96d8566306ab48cf51cf16a

6日目 2017/7/11『ヴェローナのジュリエッタの家』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b540f46752426c2d2bcb02afe2b08575

6日目 2017/7/11『ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/02b08e2abacc10f5873be7c1ca361916

6日目 2017/7/11『ミラノのドゥオーモ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b2a7bf0bc058701492ce94ff10375fd8

6日目 2017/7/11『イタリアでの「最後の晩餐」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0e735ce583b389e771028910295a3dc3

7日目 2017/7/12『本物の「最後の晩餐」に感動!』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/de059770abb68804e9784d159c91730a

7日目 2017/7/12『スフォルツェスコ城』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/284462704cc712c9f22a42b9f9315143

8日目 2017/7/13『アリタリア航空のプレエコで帰国』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/82275fd5c25e456c6f05612ef14f9b41

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北イタリア周遊記 7、8日目 『アリタリア航空のプレエコで帰国』 (最終回)

2017年08月19日 | 北イタリア周遊記

【7日目:7月12日(水)】 午後、ミラノ・マルペンサ空港から帰国 【8日目:7月13日(木)】 午前、成田空港に到着。


イタリア滞在最終日の午前10時50分頃、「スフォルツェスコ城」を後にして、市内から北西に約50kmの「Aeroporto di Milano-Malpensa (ミラノ・マルペンサ空港)」に向かいます。


同空港の「ターミナル1」に到着したのが、11時40分頃。同空港には、ターミナルが二箇所ありますが、アリタリア航空(以下:AZ)が発着するのは、「ターミナル1」です。


早速、チェックイン・カウンターに向かいます。奥のエコノミークラスには列が出来ていますが、手前のビジネスクラス・プレミアムエコノミークラス(以下:プレエコ)は、列に並ぶことなくチェックインが出来ました。


出発予定時刻の15時25分まで、まだ3時間以上あるので、搭乗券に搭乗ゲートの記入がありません。


ツアー客全員のチェックインが終了するまで、滑走路が見える椅子に座り待ちます。旅行中は、快晴の日が多かったのですが、この日は雲が目立ちます。上空からミラノの街がくっきりと眺められるでしょうか。


全員が揃ったところで、添乗員さんから最後の注意が。出発予定時刻の2時間前くらいに、電光掲示板に搭乗ゲートが表示されるので、各自で確認して登場口に向こうことにして、ツアーはここで解散になりました。


プレエコは、アリタリア航空のラウンジが使えないので、隊長たちは、ターミナルのショップを散策して、時間を潰すことにしました。イタリアらしく、ワイン、パスタ、チョコレートなどを売るショップが多いですね。


ターミナル内には、老舗チョコレートメーカーの「Venchi (ヴェンキ)」のお店もあります。ここで、お土産のチョコレートを購入。家内は、イタリア最後のジェラートを食べたいと、テークアウト。


「ヴェンキ」のジェラートは、「シエナ」で食べている⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d47366f5de0cf1c28c2df30116e64453 ので、隊長は、イタリア最後のカプチーノを飲みたくて、「ヴェンキ」の反対側にある「Cafe Milano」に入ります。


イタリア最後のカプチーノ、美味しかったです。セルフサービスだからでしょうか、空港内なのにお値段は1.6ユーロ(約200円)とお手頃です。


「Cafe Milano」で寛ぎながら、時々、電光掲示板を確認します。我々が乗るAZ786便の搭乗口が、“B10”と表示されたので、出国審査場に向かいます。


出国審査場は、仕向地がEU圏内と、その他の国行きと、並ぶレーンが分けられています。


保安検査場でのセキュリティチェックは、テロを警戒しているのでしょうか、かなり厳しかったです。


14時頃に、“B10”の搭乗口に着きました。搭乗ゲートの先には、既にAZ786便の機体が駐機していました。機種は、“Airbus A330-200”です。


14時50分頃に搭乗開始。プレエコは、優先搭乗が出来ます。プレエコは、“窓 2席x2列 通路 3席x3列  通路 2席x2列 窓”の配列で、全17席です。


隊長達の座席番号は、8Aと8Cの窓側です。バルクヘッドシートなので、横には窓が二つあります。


ちなみに、行きのAZ785便、機種はBoeing777-200ERでしたが、プレエコ2列目の窓側、15Aの真横に窓がありませんでした。


バルクヘッド席なのですが、足元は思ったより広くありません。機材は古く、レッグレストの出し入れは、電動式でなく手動式でした。


AZ785便は、ビジネスクラス 20席、プレエコ 17席、エコノミー 219席、の定員 256人ですが、ビジネスとエコノミの登場率が搭乗率が三割くらいだったのに、プレエコは満席でした。


プレエコの乗客が全員着席し、 “ウェルカムドリンク” のサービスです。


隊長は、スプマンテ(スパークリングワイン)を、家内はオレンジジュースを頂きます。行きは、“オレンジ色”の普通のオレンジジュースでしたが、赤色の“ブラッドオレンジ”でした。


次に、新聞を配り始めました。日本語新聞は、日経新聞、一般紙、スポーツ紙と豊富です。


定刻より5分遅れの15時30分に出発。AZ785便は、一路、日本を目指します。


水平飛行に移ると、ドリンクとスナックのサービスです。行きにビールを頼んだのですが、「ストックが無い」と断られてしまいました。ビールの代わりに、白ワインを注文。


帰りは、イタリア発なので、当然ビールを積んでいるものと思ったのですが、「積んでいない」と言われました。今年の5月に破産手続きを開始したアリタリア航空、どうやら経費削減の為、ビールを積んでいない様です。


出発してから約1時間後に、最初の食事のサービスが開始されました。イタリアンと和食を選択出来るのですが、もちろん、最後のイタリアンを頂きます。ドリンクは、赤ワインを。


メインは、ラザニアでした、バルサミコ酢のミニボトルが付いています。美味しく頂きました。


食事の後は、トイレ。ビジネス席との間にギャレーがあり、その脇のトイレを使用することが出来ます。後方のエコノミー席のトイレまで行かなくて良いので、便利でした。


席に戻り、液晶モニターを引き出し、中井貴一主演の映画「グッドモーニングショー」を観て過ごしました。


映画を観終えると、睡魔が襲って来ました。


出発してから約8時間後、イタリア現地時間では、7月13日の午後11時半。日本時間では、同日の午前6時半頃に、目覚めると、夜食のサンドイッチを配っていました。お腹が要求しなかったので、パス。


目が覚めてしまったので、文庫本の『八十日間世界一周』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c75e0f2fd594adf77545d2a35f9501ff を読んで過ごしました。


着陸の約2時間前の日本時間8時半頃に朝食のサービスが始まりました。


コルネット(クロワッサン)は温かく、中にクリームが入っていて絶品でした。苺味のヨーグルトも美味しかったですが、生ハムの味はイマイチ。フルーツのカットりんごは、水気が無く、美味しくありませんでした。


定刻より10分早い、7月13日の午前10時35分頃に成田空港第1ターミナルビル北ウィングに到着。


AZ785便の出口は、ビジネスクラスの前方に一箇所、プレエコとエコノミーの乗客は、プレエコの前方ギャレー脇の出口を使用します。


プレエコ最前列の席だったので、初めて、一番で機外に出ることが出来ました。


これで、8日間の「北イタリア周遊記」は終了です。


最後に、アリタリア航空のプレエコの感想です。


シートピッチは37~38インチ(約94cm~97cm)、シート幅が19インチ(約48cm)と、まあまあのスペース、幅があります。


但し、シート自体は機材が古かったためでしょうか、快適とは言えません。シート脇の読書灯は、消灯時に便利でした。


機内食は、行きも帰りも、第一食はイタリアンを選びましたが、行きはラザニアが乾燥してカピカピでイマイチでしたが、帰りは美味しかったです。


第二食の軽食は、行きは全ての料理を美味く頂きましたが、帰りは料理によりバラツキがありました。


お皿は陶器、ナイフ・フォークが金属製、グラスがガラス製、テーブルクロスが布製、オシボリも布製だったのは、気分が良かったです。


お酒類は、ウェルカムドリンクのスプマンテを除いて、赤ワイン・白ワインが各一種類しかなく、お酒好きには物足りないです。


第一食を食べ終わった後、エスプレッソを陶器のカップで出してくれたのは、良かったです。


機内エンターテイメントは、機械が古く使いづらいし、日本語のコンテンツも少なかったです。


CAの対応は、ネットの事前情報では、好意的な評価が少なかったですが、可もなく不可もなかった印象です。


プレエコの運賃は、ツアー代金に往復で13万円のプラスでしたが、アリタリアのプレエコは、片道6万5千円の価値があったかは疑問でした。

 

(料金の情報、現地通貨ユーロの円換算レート 1€≒130円は、2017年7月現在のものです)

 

===「北イタリア周遊記」バックナンバー ===
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/38cc1df92a227c1d00f3da7e67fe081e

1~2日目 省略

3日目 2017/7/8 『チビタ・ディ・バニョレッジョ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a4d4e7e8237fc767386ce0544f53d386

3日目 2017/7/8 『シエナからフィレンツェに』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d47366f5de0cf1c28c2df30116e64453

3日目 2017/7/8 『フィレンツェのアストリアホテル』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bd044cd427c25f6b850e47d4941ea90d

4日目 2017/7/9 『ピサの斜塔に登る』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2ab1927ad8cb6d7f21975384a37cd890

4日目 2017/7/9 『ウフィッツィ美術館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c22ab514939b286767d06ba5d01d80df

4日目 2017/7/9 『サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0606cabcf370a503cd01b2ff89de1437

5日目 2017/7/10『ヴェネツィアへ移動』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/163d8c37c4e8903b98aba1fee29e26e3

5日目 2017/7/10『ゴンドラクルーズ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/555fc016e6c7e73c99549d9b5a999245

5日目 2017/7/10『リアルト橋から運河を眺める』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7b5ca8f9d96d8566306ab48cf51cf16a

6日目 2017/7/11『ヴェローナのジュリエッタの家』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b540f46752426c2d2bcb02afe2b08575

6日目 2017/7/11『ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/02b08e2abacc10f5873be7c1ca361916

6日目 2017/7/11『ミラノのドゥオーモ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b2a7bf0bc058701492ce94ff10375fd8

6日目 2017/7/11『イタリアでの「最後の晩餐」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0e735ce583b389e771028910295a3dc3

7日目 2017/7/12『本物の「最後の晩餐」に感動!』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/de059770abb68804e9784d159c91730a

7日目 2017/7/12『スフォルツェスコ城』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/284462704cc712c9f22a42b9f9315143

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北イタリア周遊記 7日目 『スフォルツェスコ城』

2017年08月17日 | 北イタリア周遊記

【7日目:7月12日(水)】 午前、「最後の晩餐」鑑賞。「スフォルツェスコ城」見学。午後、「マルペンサ空港」から帰国。


イタリア滞在最終日の朝、「Basilica di Santa Maria delle Grazie (サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」の食堂の壁に描れた「L'Ultima Cena (最後の晩餐)」を鑑賞した感動が冷めやらぬ中、教会近くの六差路に移動します。


ここから、団体バスに乗り込んだのが9時50分。次の目的地「Castello Sforzesco (スフォルツェスコ城)」に向かいます。


「スフォルツェスコ城」は、イタリア貴族の「ヴィスコンティ家」が14世紀に建造した城塞跡で、その後「スフォルツァ家」によって再建され、歴代領主の居城となった歴史があります。


10分程で、城塞近くの団体バス駐車場に到着。重厚なレンガ積みの城塞が、周囲をグルリと取り囲んでいます。歩いて正面の入城門に向かいます。


正面の109メートルという高さの塔の前には、勢い良く水を吹き出している円形の噴水があります。暑さの中、一服の涼を感じました。


塔の真ん中にある入城門に近づくと、歴史映画の中の主人公になった様な気分になる程、立派な城塞です。


中に入ると、そこは大きな広場になっています。


敷地内には、博物館も併設され、館内にはミケランジェロが死の直前まで彫り続けたとい未完の彫刻「ロンダニーニのピエタ」などが、展示されています。


ローマの「サン・ピエトロ大聖堂」⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9c7e367feb96393e90a6a061973646d5 で、若きミケランジェロ作「ピエタ」を観ているだけに、「ロンダニーニのピエタ」もぜひ鑑賞したかったのですが、団体旅行の悲しさ、スケジュールに入っていません。


正面と反対側の堀の橋を渡り、城塞の外に出ます。今では、“空堀”となっていて、写真には写っていないのですが、多くの野良猫の格好の住処となっているようです。


城塞を出た先には、ミラノ最大の面積を有する「Parco Sempione (センピオーネ公園)」が、広がっています。


公園の一番奥の「センピオーネ広場」に建つ「平和の門」が微かに見えます。


「平和の門」は、ナポレオンの勝利と凱旋を祈願して建設されました。ナポレオンがミラノに侵攻した時、この門をくぐって街に入ることを望んだため、門はパリを向いて建てられているそうです。


「スフォルツェスコ城」を後にして、バスに乗り込んだのが午前10時50分頃。市内から北西に約50kmの「Aeroporto di Milano-Malpensa (ミラノ・マルペンサ空港)」に向かいます。

 

★続きは、「北イタリア周遊記 7、8日目 『アリタリア航空のプレエコで帰国』」で★

 

(料金の情報、現地通貨ユーロの円換算レート 1€≒130円は、2017年7月現在のものです)

 

===「北イタリア周遊記」バックナンバー ===
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/38cc1df92a227c1d00f3da7e67fe081e

1~2日目 省略

3日目 2017/7/8 『チビタ・ディ・バニョレッジョ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a4d4e7e8237fc767386ce0544f53d386

3日目 2017/7/8 『シエナからフィレンツェに』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d47366f5de0cf1c28c2df30116e64453

3日目 2017/7/8 『フィレンツェのアストリアホテル』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bd044cd427c25f6b850e47d4941ea90d

4日目 2017/7/9 『ピサの斜塔に登る』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2ab1927ad8cb6d7f21975384a37cd890

4日目 2017/7/9 『ウフィッツィ美術館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c22ab514939b286767d06ba5d01d80df

4日目 2017/7/9 『サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0606cabcf370a503cd01b2ff89de1437

5日目 2017/7/10『ヴェネツィアへ移動』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/163d8c37c4e8903b98aba1fee29e26e3

5日目 2017/7/10『ゴンドラクルーズ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/555fc016e6c7e73c99549d9b5a999245

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6日目 2017/7/11『ヴェローナのジュリエッタの家』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b540f46752426c2d2bcb02afe2b08575

6日目 2017/7/11『ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/02b08e2abacc10f5873be7c1ca361916

6日目 2017/7/11『ミラノのドゥオーモ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b2a7bf0bc058701492ce94ff10375fd8

6日目 2017/7/11『イタリアでの「最後の晩餐」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0e735ce583b389e771028910295a3dc3

7日目 2017/7/12『本物の「最後の晩餐」に感動!』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/de059770abb68804e9784d159c91730a

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