国内を旅した記録「旅行記」の第36回は、『春の川越 御朱印巡りの旅』をお送りします。
4月13日 (水) に川越市へ日帰りで、御朱印巡りの旅に出かけました。川越市は、埼玉県南西部に位置する人口約35万人の街で、江戸時代には川越藩の城下町として栄え「小江戸」とも呼ばれています。
城下町として栄えていたことから、市内には由緒ある神社仏閣が多くあります。
川越には、2014年5月に観光で訪れている http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4f88a5e0fac35c4e4a8b2060537c6424 のですが、当時はまだ御朱印集めを始めていませんでした。そこで、今回は御朱印巡りに特化して訪問しました。
都内から川越への電車でのアクセスは、JR川越線、西武新宿線、東武東上線(以下:東武)があるのですが、隊長の自宅から最も安く速く行ける、東武池袋駅から「川越特急」で同線川越駅に向かうルートを選択。
この日の朝、池袋駅に着いたのが、9時40分頃。自動券売機で、川越駅・川越市駅までの往復割引運賃と東武バスの一日乗車券がついた「東武東上線小江戸川越クーポン」(以下:クーポン)を購入。
このクーポン、隊長が利用した池袋駅からだと川越駅までの往復運賃は960円、バス一日乗車券が400円で、1,360円のところ、1,020円で販売していて、340円もお得です。
発券された磁気式クーポンを、改札口に通して、東武のホームへ。
9時47分頃に、1番ホームに10時発の「川越特急」が入線してきました。「川越特急」は、TJライナーに使用している50090型車両で運行されていますが、嬉しいことに有料のライナー券は不要です。
「新河岸川と桜並木」のラッピングデザインの10号車。
「花火と風鈴」の5号車。
座席は、クロスシートで、快適です。
朝霞台駅のみに停車して、川越駅到着が10時26分。僅か、26分間の乗車でした。
改札口脇の観光案内所で、先ずは、情報収集。その後、同駅東口2Fコンコースから、3番バス乗り場に降りて行ったのが、10時38分頃です。既に、「小江戸名所めぐりバス」が待機していました。
乗り込んだ時は、車内前方には、まだ空席がありました。
しかし、10分後には、満席に。
11時に出発したバスは、約8分後に「喜多院前」に到着。運転手さんに、クーポンを提示して、下車します。
「喜多院山門」に向かいます。
平安時代の創建とされる「喜多院」は、川越大師として親しまれ、名物だるま市などで賑わうと同時に、境内は文化財の宝庫です。徳川家とゆかりの深いお寺でもあります。
もちろん、前回川越を訪れた2014年5月にも、参詣しています https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/713cbb97b795c9b180b79a1c742e4fd6
門前右手には、徳川家の尊崇が厚く、慶長4年(1599)に、第27世住職として入寺し、寺号を「無量寿寺(むりょうじゅじ)」から、喜多院と改めた「慈眼大師(じげんだいし)天海僧正(てんかいそうじょう)」の像が。
天海僧正は、上野寛永寺の創建にも携わっています。そして、「寛永寺根本中堂」は、明治十二年(1879)に喜多院の本地堂を、山内子院の「大慈院(現寛永寺)」の地に移築し、再建されたものです https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7c7931580f2a9a64f3ab891cf674221e
門前には、数多くの店があると思いきや、左手に和菓子の老舗「紋蔵庵(もうぞうあん)本店」一軒だけでした。
山門を潜り境内へ。
境内右手にある、高さ13mの「多宝塔(たほうとう)」。
本堂の「慈恵堂(じえどう)」脇に祀られている「川越七福神」の第三番「大黒天」では、ちょうど何かの供養が行われていました。
「客殿」内の三代将軍徳川家光「誕生の間」や、「書院」の春日局が使用していた「化粧の間」や、慈恵堂内部を拝観出来る、庫裡・寺務所内の拝観受付へ。前回訪れた時には、拝観していません。
拝観料金は、400円。入り口より先は、写真撮影が禁止でした。
御朱印を拝受出来るのは、拝観受付です。今回頂いたのは、「川越大師」の御朱印。大師と言っても、弘法大師ではなく、良源上人こと「慈恵大師」のことです。
右側には「奉拝」の文字と参拝日、中央上には「厄除(やくよけ)※」、中央には「川越大師」、左側に山号の「星野山(せいやさん)」と、 「喜多院」の文字が墨書きされています。
右上には「星野山」の印、中央には「仏法僧宝(三宝印)」、左下には 「喜多院」の印が、押印されています。
※ 元三大師(がんざんだいし)や不動明王を祀る喜多院は、厄除けの寺としても有名です。
御朱印帳への浄書ではなく、書き置きでした。納経料は、500円。
尚、拝受した御朱印の数は、これで九十五印になりました。詳細は、こちらの「御朱印巡り」記事一覧をご参照下さい http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e23a591aa7b880a9e451c519dc5e14a5
拝観を終え、客殿と慈恵堂を結ぶ渡り廊下と、
元三大師と不動明王を祀る「慈恵堂(本堂)」を撮影。
拝観券の半券で、「五百羅漢」も参拝出来るのですが、バス時刻の関係で、中に入らず、門の隙間から写真を撮らせて頂きました。
★ 続きは、『春の川越 御朱印巡りの旅』 (その2:三芳野神社)で ★
==「旅行記」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/619e2d4e0638d6d11db6b03fbe07a87a
1~20回 省略
第21回 『高尾山飯縄大権現参拝登山』 2018年4月8日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e019d563b281f7252de2388c201d258d
第22回 『踊り子号で行く小田原・熱海 2日間』 2018年6月16日~17日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2d06de2cce60cb5f8f70a2275016574b
第23回 『灼熱の名古屋遠征』 2018年7月31日~8月2日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b188f979a210bf521ba9943106f46197
第24回 『「しまかぜ」で行く伊勢志摩 3日間』 2018年9月18日~20日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ebcbedcf6e93cb41c015496f4b4fb780
第25回 『江ノ島神社参拝』 2018年12月2日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/fba8099cd03597ad64f4da9690f5282d
第26回 『冬の熱海・湯ヶ島・修善寺 3日間』 2019年1月27日~29日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/91e4da4243e51fb8e761dedd0c4010ce
第27回 『ロマンスカーで行く箱根湯本 2日間』 2019年2月11日~12日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/cfe9c8c8e8384d3157b5f8e84b84fcbc
第28回 『鳴尾浜、京セラドーム、甲子園、野球観戦 3日間』 2019年3月29日~31日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1e80082997cbf0912f7d0887fffb95fa
第29回 『今年も高尾山飯縄大権現参拝登山』 2019年4月14日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1cc1aae432d8983cbaa3315dc7f57d17
第30回 『ラグビーW杯観戦ツアー in 静岡』 2019年10月9日~10日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1f519ad51570c201552842a4a37416a3
第31回 『特急草津グリーン車で行く草津・軽井沢 2日間』 2019年10月16日~17日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/61381e0c0f8c6658bc2895794e6520a4
第32回 『今年も江ノ島神社参拝』 2019年12月1日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/40059dc86985dc4009cdad4b5a606dc5
第33回 『コロナ閑散下の秋田・角館・盛岡 3日間』 2020年3月7日~9日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e6c20a181a78d1a906a92fc128dcfe9e
第34回 『「Go To トラベル」で行く鎌倉 2日間』 2020年10月14日~15日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c92c6bca4b7192c9a97c5222d63c2da9
第35回 『満喫・楽天生命パーク宮城 三連戦三連勝』 2021年6月12日~14日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/aa817cf8e5ac6608ba90544f47f995da
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