隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

街歩き 第131回 『葛飾柴又 寅さん記念館』

2023年03月31日 | まち歩き

隊長の地元:東京都文京区内や近隣を散策する「街歩き」シリーズの第131回は、『葛飾柴又 寅さん記念館』を、お送りします。

 


3月8日(水)、「葛飾区山本亭」  の見学を終えたのが、12時半頃です。


山本亭と道路を隔てた反対側にある「葛飾柴又 寅さん記念館」に、向かいます。スーパー堤防の麓には、早咲きの桜が咲いていました。

 

 


スーパー堤防の上にある「柴又公園」頂上から見た、山本亭の「長屋門」(赤矢印)。

 

 


公園頂上からエレベータで、降りたところが、「寅さん記念館」と「山田洋二ミュージアム」です。

 


既に、山本亭で、50円お得になる、「寅さん記念館・山田洋二ミュージアム」とのセット券、550円を購入済み。


「寅さん記念館」は、映画『男はつらいよ』の世界に、くまなく触れることができる施設です。


館内には、松竹大船撮影所から移設した、柴又の団子屋「くるまや」のセットが置かれています。

 

 

 


また、「柴又帝釈天参道」が、ジオラマで再現されています。

 

 


併設する「山田洋次ミュージアム」は、映画『男はつらいよ』シリーズの原作・脚本・監督を務め、寅さん記念館名誉館長・葛飾区名誉区民であり、2012年に文化勲章を受章した山田洋次監督の、これまでに携わってきた、数々の作品や映画づくりへの思いを、9つのテーマでつづられたミュージアムです。

 

 


隊長が、一番興味を持ったのは、フィルム上映をしていた頃の懐かしい映画館の雰囲気で、山田監督の全作品の予告篇を楽しめる「柴又キネマ」のコーナーでした。

 

 


尚、「隊長のブログ」で取り上げた、山田洋二さん作品・番組の記事一覧は、こちらをご参照下さい  。


両館の見学を終え、再びエレベータで、スーパー堤防の上へ。

 

 


寅さんが、向こうから現れそうな雰囲気です。

 


時刻は、13時半近く。お腹が空いてきました。


急いで歩き、「柴又帝釈天参道」と「柴又街道」が交差する近くにある「船橋屋」へ。

 


“くず餅” で有名な同店ですが、頂いたのは、ランチ時間限定の “牛すじごぼう温玉にゅう麵”  1,000円(税込)。

 

 


にゅう麵、おこわ御飯、くず餅まで付いて、このお値段は、お得感満載です。


お腹が満たされたので、「京成金町線柴又駅」1番線のホームへ。京成高砂駅行きの電車が入線してきます。ここでも、どこかに寅さんの姿がないか、探してしまいました。

 

 


こうして、『柴又帝釈天・毘沙門天』、『葛飾区山本亭』、『葛飾柴又 寅さん記念館』の散策は、終わりました。


 


==「街歩き」バックナンバー==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/c2c437caab6ac1e2be19246ef261eea9

第1回~120回  省略

第121回 2021/9/24 『御朱印巡り「真性寺」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/090b705825d656825f0aa4bcebab9f86

第122回 2021/12/5 『三鷹跨線人道橋』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/007f69a70d672e37ae79663764f83c78

第123回 2022/2/25 『御朱印巡り 「湯島聖堂」』 (その1)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ff465edc19ab987021daf78bff10bd80

第123回 2022/2/27 『御朱印巡り 「湯島聖堂」』 (その2)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3aceb1b8f697ea0531d6e09d7398dc22

第124回 2022/3/5  『湯島天神 梅まつり 間もなく終了』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5356062a0012ac6909ea56266b259a92

第125回 2022/3/28 『御朱印巡り「桜神宮・桜とメジロ」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3d4accc3ab5f73f2273851d265b768fa

第126回 2022/3/31 『長谷川町子美術館と魚友鮨』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8a227290aed7ffe6c484632cb4a1e164

第127回 2022/4/9  『御朱印巡り「延命寺」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/17f0093f82700c7f14420edcba65384c

第128回 2023/2/18 『Bーぐる「本郷・湯島ルート」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f2c2dbb344004ecbd724c7556595fb2b

第129回 2023/2/27 『湯島天神 第66回梅まつり』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3f1a80809fb5d471e695f69aad01ac89

第130回 2023/3/27 『葛飾区山本亭』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/fbcb7cc6ca44e31b927cdf30ff30e645

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

相撲 120番 『霧馬山 荒れる春場所を制し、初優勝』

2023年03月30日 | 相撲

隊長が好きな「相撲」を紹介するシリーズの第120番(回)は、『霧馬山(きりばやま) 荒れる春場所を制し、初優勝』をお送りします。

 

 


3月12日から、大阪・エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育館)で行われていた、大相撲春場所は、26日 (日) に千秋楽を迎えました。


結びの一番は、12勝2敗で優勝争いのトップに立っていた小結・大栄翔(だいえいしょう)と、11勝3敗で追っていた新関脇の霧馬山との大一番。霧馬山が、土俵際での突き落としで大栄翔を破り3敗で並び、優勝決定戦に持ち込まれました。


決定戦でも、霧馬山は大栄翔に土俵際まで押し込まれ、物言いのつくきわどい内容ながら、再び勝利。荒れる春場所を制し、初優勝を決めました。

 

 


入門から八年目で悲願を達成した霧馬山は、結婚していて、2020年2月には第一子となる女の子が誕生していることを、公表しました。優勝を機に、妻子がいることを発表したのは、先場所の大関・貴景勝(たかけいしょう) と、一緒ですね。


ただ、貴景勝が妻子の写真を披露したのに対し、霧馬山は家族の写真をマスコミに提供していません。

 

さて、場所前に隊長が注目した力士  の成績を、見てみましょう。

 

一人目の、貴景勝。

 

先場所、11勝3敗で 三度目の優勝  を果たした貴景勝。横綱審議委員会の内規では、「二場所連続優勝か、それに準ずる好成績」で、横綱に推挙するとあります。


綱取りがかかっていた、貴景勝でしたが、3勝3敗で迎えた七日目から、怪我で休場。来場所は、一転して大関陥落となる “カド番” となります。

 

二人目の、関脇・若隆景(わかたかかげ)。


去年の春場所で関脇に昇進してから、大関候補の筆頭と言われながら、なかなか結果が伴って来なかった若隆景。今場所は、初日から五連敗し、その後、盛り返しました、13日目の小結・琴ノ若との一戦で怪我をし、翌日から休場してしまいました。

 

 

三人目の、関脇・豊昇龍。

 

二桁勝利して、来場所の大関取りに繋げたかった豊昇龍(ほうしょうりゅう)。千秋楽に勝利し、10勝5敗としました。

 

最後に挙げた霧馬山は、上述したように見事に賜杯を抱きました。来場所は、大関昇進がかかる大事な場所になります。

 

その夏場所は、5月14日(日)から、東京・両国国技館で開催されます。

 

尚、「隊長のブログ」では、大相撲に関する記事を、これで120番(回)を、アップしたことになります。 その内、1番から100番の記事は、こちらをご参照下さい  。

 

 


==「相撲」バックナンバー ==
https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/78f3b57346580c1da454bb49641a52d9

1番~100番 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/615cf67ca9eddf698c48f249b5c368e3

106番 2022/5/26 『終わってみれば、やはり照ノ富士』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2a3247ebd96e73d749c48c3da73c3ece

107番 2022/6/17 『安美錦引退 安治川襲名披露大相撲』(その1) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2d5790ac49da688db302cf614e5d7ab7

107番 2022/6/18 『安美錦引退 安治川襲名披露大相撲』(その2) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2d704914d9755754203c4925b83c4696

107番 2022/6/22 『安美錦引退 安治川襲名披露大相撲』(その3:最終回) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9a7401182644cd05cfe2c15fc125ad0e

108番 2022/7/13 『令和四年名古屋場所の注目力士は』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7dc1a2dd8324e07be53d23fea0f9636d

109番 2022/7/26 『逸ノ城 遅咲きの初優勝』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a6892066d4ed2612450dacc35460a0ed

110番 2022/9/11 『令和四年秋場所の注目力士は』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3eec37158f7d416f561db88e5c6c5834

111番 2022/9/19 『感動!大相撲がっぷり総見~いよいよ明日!秋場所を百倍楽しく見る極意~』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/22a4f380134dc97964540d74e5ee0124

112番 2022/9/28 『玉鷲 37歳10ヶ月で二度目の優勝』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e6a7bf5df0d085404686de54b7a8634c

113番 2022/11/5 『モンゴル出身力士は、なぜ強いのか』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ab6b784b069230d74bfc3c0de8c5d647

114番 2022/11/13『令和四年九州場所の注目力士は』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8608f44dc860e4d139d1ecaa4fb72ed7

115番 2022/11/30『阿炎 逆転で初優勝』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/472247cb5c8a0a25415e99fc6cfc2a97

116番 2023/1/8  『令和五年初場所の注目力士は』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/13cfeffe8ad9ab2ab00c34938b058ea7

117番 2023/1/25 『大関・貴景勝、三度目の優勝』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/28806c8e58659b7a39644be4b49a48ed

118番 2023/2/8  『テレ東特番「ありがとう大横綱白鵬」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/06ff3e77651046802600343aa9a35e64

119番 2023/3/12 『令和五年春場所の注目力士は』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5f0b4738958a696d79a0a71d7171d50a

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猛虎通信 Vol.147 『「東京ドーム プレミアムラウンジ」 で初観戦』

2023年03月29日 | 猛虎通信

隊長が好きなプロ野球チーム、阪神タイガースを応援する「猛虎通信」の第147回は、『東京ドーム プレミアムラウンジで初観戦』をお送りします。


WBC 「侍ジャパン」の活躍  で、プロ野球ファンが増えているようです。


3月30日(木)には、パシフィック・リーグの公式戦が開幕し、3月31日(金)からは、セントラル・リーグが開幕します。


WBC 決勝戦で、日本列島が湧いた3月23日(水)の夜に、「東京ドーム」で行われた、読売ジャイアンツ 対 阪神タイガースとのオープン戦を観戦しました。

 


同ドームを訪れるのは、去年8月2日  以来です。


尚、隊長は、プロ野球12球団の現本拠地球場の内、11球場を訪れています。詳細は、こちらの「12球団本拠地観戦記」を、ご参照下さい  。


今回のチケットは、「プレミアムラウンジA席」。料金は、“ビュッフェなし” で、4,800円でした。

 

 


プレミアムラウンジへの入場は、33ゲートから。

 


昨年までは、新型コロナウィルス感染拡大防止対策として「東京ドームアラート」を運用していました。入場時に来場者情報を、スマホまたは紙で提示しなければいけませんでしたが、今年は、全く必要ありませんでした。


いざ、プレミアムラウンジへ! 東京ドームでの野球観戦は、100回を超えていると思いますが、プレミアムラウンジは、初体験です。

 

 


座席に到着。

 

 


高級感があるシートは、四席が一列です。この日は、満席とはほど遠かったですが、満席でもトイレに立つのに苦労しないのが良いですね。

 

 


各座席には、カップホルダーが付いています。

 

 


席からは、内野側への視界が開けています。丁度、阪神の打撃練習中でした。

 

 


外野側も、良く見えます。

 

 


今回、一人での観戦だったので、“ビュッフェなし” にしたのですが。。。 ビュッフェの様子や、

 

 


食事が出来るテーブルを見ると、“ビュッフェあり” にしとけば良かったと後悔しました。

 

 


トイレも、ドーム内の他のトイレと比べて、格段に綺麗です。

 

 


試合中も、こまめに清掃していて、常に清潔に保たれていました。

 

 


この日の阪神先発メンバーは;

 


1  (中) 近本

2  (二) 渡邉諒

3  (左) ノイジー

4  (一) 大山

5  (三) 佐藤輝

6  (右) 森下

7  (捕) 梅野
 
8  (遊) 小幡
 
9  (DH) 原口

(投手)西純


試合開始前に、ジャイアンツ・チアリーダーズ「ヴィーナス」による、パフォーマンスがありました。

 



18時に試合開始。先頭打者・近本は、メンデス投手にショートゴロに打ち取られるなど、三者凡退で初回の攻撃を終えます。

 

 


それでも、声出し応援が解禁されたレフトスタンドからの声援が、球場に響き渡ります。

 

 


1回裏、西純矢投手が、中田翔にタイムリーヒットを許し、一点を先制されます。


5回表には、新人選手・森下の左中間ソロホームランで、同点に。


しかし、その裏、西がジャイアンツ打線に捕まり、1対5とリードを広げられます。


7回表、タイガース攻撃前に阪神球団応援歌 「六甲おろし」が流れ、隊長も久しぶりに球場で声を出して応援歌を歌いました。

 


7回裏、加治屋投手がソロホームランを打たれ、1対6に。


8回表、日本ハムから移籍した渡邉諒選手の右中間3点タイムリーツーベースで、4対6と追い上げます。この時が、この日、阪神ファンのボルテージが一番上がった場面でした。


反撃は、ここまでで、結局、4対6のまま敗戦。

 

 


活躍したのは、新人の森下と移籍組の渡邉諒だけで、タイガースの生え抜き組は、全くな試合でした。

 


==「猛虎通信」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/4aa91a87a04eacbc3c2222df6065bd1d6

Vol.1~135 省略

Vol.136 2022/2/15 『2022年の新戦力』(その1) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ce38159a2b3989ad0961be2c59285f30

Vol.136 2022/2/19 『2022年の新戦力』(その2) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a8f0622deaa1af71c2da0dc4641afcbf

Vol.137 2022/3/7  『ドラマ「奇跡のバックホーム」が、3月13日に放送』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c3e8922e8c9a50ab0d3a1eb730a7e758

Vol.138 2022/3/30 『屈辱の開幕四連敗で最下位へ』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6db35dea948e471f1fadd577ee4aa19f

Vol.139 2022/4/5  『今季球場初観戦も連敗止まらず継続中』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4d43ef42db65c8b54ae943242213998c

Vol.140 2022/6/3  『3年ぶりのマリスタで、勝利の美酒を』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/99239f04844156265009981fc3f17f26

Vol.141 2022/7/10 『神宮・生ビール半額ナイター 青柳の完封で完勝だったけど』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a3eacb0354f6538e381d28cdbc87c499

Vol.142 2022/8/7  『東京ドーム一塁側エキサイトシートで完勝』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a26c6f8ea510128a7cd9280ae8c6b876

Vol.143 2022/9/25 『糸井嘉男の引退試合で無様な負け』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a16ae9fb7995d941a55244e12986917d

Vol.144 2022/10/12『まだ暫く楽しめます』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f37c045dce3051b641cbf69e76d94264

Vol.145 2022/12/30『2022年の総括』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6948b990e4bb099f4ecb731bfc56e49b

Vol.146 2023/3/1  『2023年の新戦力』(その1)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e20d0b6002ad42eace35ab749b0d6ea7

Vol.146 2023/3/3  『2023年の新戦力』(その2)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/671d142ddf93ae4c9bf0430bd00060d8

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

街歩き 第130回 『葛飾区山本亭』

2023年03月27日 | まち歩き

隊長の地元:東京都文京区内や近隣を散策する「街歩き」シリーズの第130回は、『葛飾区山本亭』を、お送りします。

 

 


記事にするのが、だいぶ遅くなりましたが、東京都葛飾区柴又にある「山本亭」と、「葛飾柴又寅さん記念館」に、行ってきました。


訪れたのは、3月8日に 「柴又帝釈天」  を、参詣した後です。


12時10分頃、帝釈天の「南大門」から、境内の外へ出て、東へ進みます。


徒歩3~4分で、「山本亭」に到着。


山本亭は、地元ゆかりの山本工場(カメラ部品製造)の創立者である山本栄之助翁の自宅でした。関東大震災後、当地に移り住み、以後4代にわたって使われていたものを、昭和63年(1988)に葛飾区が取得し、平成3年(1991)から一般に公開しています。


伝統的な和風建築ですので、土間で靴を脱ぎ邸内に。入館料は、100円ですが、「寅さん記念館・山田洋二ミュージアム」の入館料 500円とのセット券は、550円と50円お得になります。

 

 


受付を済ませ、左に進むと、正確な築造年は明らかになっていませんが、山本亭内で最も古くに建てられた建造物とされている「土蔵(どぞう)」が。

 

 


土蔵の反対側は、ガラス戸やガラス欄間を多用することで、開放感のある構造になっている「居宅」です。

 

 


居宅の先には、山本亭の最大の見所、緑豊かな書院造の庭園が広がっています。(コケ類保護のため、庭園内散策は禁止)

 

 

 


米国の日本庭園専門誌「Sukiya Living(数寄屋リビング)/ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」が実施した日本庭園の2022年ランキング調査で、山本亭の庭園が、3位にランクインしています。

 

 


ちなみに、1位は、昨年7月に訪れた、島根県安来市の 『足立美術館』  です。

 


「玄関の間」に飾られている、葛飾区在住の日本画家・福田千惠氏による、ふすま絵「花菖蒲」。

 

 


黒玉石が敷き詰められた間口一間、奥行一間半のゆとりある「旧玄関」には、人力車が展示されています。

 

 


山本亭唯一の洋間「鳳凰の間」。寄木を用いたモザイク模様の床、白漆喰仕上げの天井、ステンドグラスの窓がある、この部屋は、客人をもてなす応接室として利用されていたことからも、当時の西欧文化に対する憧憬の念が感じ取れます。

 

 


旧玄関からは、現在、立入禁止なので、入ってきた玄関から、外に出て、旧玄関の正面へ。

 

 

山本亭が住居として使用されていた当時、客人は「長屋門」からこの玄関を抜け、右手奥の鳳凰の間へ案内されていたようです。


長屋門から邸外へ。武家屋敷に見られる伝統的な長屋門に、洋風の意匠を取り込んだ、和洋折衷の造りになっています。

 

 


2021年1月期のTBSドラマ  『俺の家の話』  では、主人公の実家「観山家」の外観、玄関先から門にかけてのシーンで、山本亭が使われました。

 


道路の向こうから、長瀬智也さんや、戸田恵梨香さんが、歩いてきそうな雰囲気です。

 

 


この後、「寅さん記念館」に向かいました。

 


==「街歩き」バックナンバー==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/c2c437caab6ac1e2be19246ef261eea9

第1回~120回  省略

第121回 2021/9/24 『御朱印巡り「真性寺」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/090b705825d656825f0aa4bcebab9f86

第122回 2021/12/5 『三鷹跨線人道橋』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/007f69a70d672e37ae79663764f83c78

第123回 2022/2/25 『御朱印巡り 「湯島聖堂」』 (その1)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ff465edc19ab987021daf78bff10bd80

第123回 2022/2/27 『御朱印巡り 「湯島聖堂」』 (その2)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3aceb1b8f697ea0531d6e09d7398dc22

第124回 2022/3/5  『湯島天神 梅まつり 間もなく終了』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5356062a0012ac6909ea56266b259a92

第125回 2022/3/28 『御朱印巡り「桜神宮・桜とメジロ」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3d4accc3ab5f73f2273851d265b768fa

第126回 2022/3/31 『長谷川町子美術館と魚友鮨』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8a227290aed7ffe6c484632cb4a1e164

第127回 2022/4/9  『御朱印巡り「延命寺」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/17f0093f82700c7f14420edcba65384c

第128回 2023/2/18 『Bーぐる「本郷・湯島ルート」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f2c2dbb344004ecbd724c7556595fb2b

第129回 2023/2/27 『湯島天神 第66回梅まつり』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3f1a80809fb5d471e695f69aad01ac89

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ペット・動物 41匹 『香香(シャンシャン)には会えず、力力(リーリー)は昼寝中』

2023年03月26日 | 北イタリア周遊記

「ペット・動物」に関する記事の第41匹(回)は、『香香シャンシャンには会えず、力力リーリーは昼寝中』をお送りします。

 

(昼寝中のリーリー:赤矢印)

 


3月は、WBC 「侍ジャパン」の活躍  に、日本列島が湧いた月になりました。


一方、2月には、上野動物園の「香香(シャンシャン)」と、和歌山アドベンチャーワールドの「永明(えいめい)」、「桜浜(おうひん)」、「桃浜(とうひん)」が、中国に返還され時のフィーバーぶりは、記憶に新しいところです。


そのシャンシャンに会いに行きましたが、会えず。父親のリーリーは、昼寝中だったお話しを。


東京都台東区にある「恩賜上野動物園」を訪れたのは、「上野の森美術館」で 『展覧会「兵馬俑と古代中国」』  を鑑賞した帰り道です。

 


せっかく、上野公園に来たので、返還前のシャンシャンを見ようと、午後1時少し前に入園したのですが、考えが甘かったです。


シャンシャンがいた、正門近くの「東園 パンダ舎(青矢印)」の前には、長蛇の列が。平日にもかかわらず、帰還前に見たいと訪れる人がこんなにも多いとは、予想できませんでした。

 


そこで、「西園 パンダのもり」に向かうことにしました。


途中、「上野東照宮 表参道」側  からしか見たことがなかった「旧寛永寺五重塔」を、間近(まぢか)で見たり、

 

 


「さる山」のニホンザル

 

 


を見ながら、歩みを進めていると、2019年11月に運行を休止した「上野懸垂線(モノレール)」の車両が、野ざらしの状態で置かれているのに、驚かされました。

 

 


東園と西園を繋ぐ「いそっぷ橋」の上から、「不忍池(しのばずのいけ)」  方面を見下ろすと、ここにも長蛇の列(赤矢印)が出来ていました。

 

 


列は、「西園 パンダのもり」の「真真(シンシン)」、「暁暁(シャオシャオ)」、「蕾蕾(レイレイ)」の三頭が見られるエリアに続いていました。

 

 


ところが、リーリーだけを見られるエリアに向かう動線には、誰も並んでいません。


そこで、りーりーがいる屋外放飼場に行ってみると、大の字になってお昼寝中でした。

 

 


西園から「動物園通り」越しに見える 「上野精養軒」

 

 


「フラミンゴ」

 

 


動かない鳥として知られる「ハシビロコウ」。この日は、珍しく活発に動いていました。

 

 


この後、「池之端門」から園外に出て、帰宅しました。

 

尚、「隊長のブログ」では、パンダを、これで 10頭(回)記事の中で、取り上げたことになります。詳細は、こちらの記事一覧をご参照下さい

 

 


==「ペット・動物」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/a6404fe72dc7d669f8c8da0916417ced

1~25匹  省略

26匹 2016/1/21  『何も食べなくなりました』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2f204e5edeb27babd49e053224493a07

27匹 2016/1/25  『14歳9ヶ月で天国へ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ae769630b7f1af0a3c75863db4bf2e2d

28匹 2016/1/28  『グリフィンを見送りました』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9ca4cdcc8562eb2729068689de961471

29匹 2016/2/15  『初めての月命日』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/47428cfe3488afebd370be51a6bc681c

30匹 2017/1/22  『回向院に葬って頂きました』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/09a5fda229575e338ec7f3b7c0ae8e73

31匹 2017/12/20 『香香(シャンシャン)  一般公開始まる』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bd667e8173cc4d9742cfa37091272090

32匹 2018/11/18 『パンダ虐待』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/61f8dfc808873e23d9420992a3d09af2

33匹 2019/4/15  『元気に育て“はっさく”』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6e333258ee0d4981b513f8aa978e55f4

34匹 2020/1/10  『青年になった“はっさく”と再会』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/56424dabbd732c03641cf9d0e12aedeb

35匹 2020/6/5   『“はっさく”サマーカットに』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1a178c9e7cf14d5e20352ea85313b6c4

36匹 2020/12/3  『転覆病に罹り二ヶ月 生き続ける金魚』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9e1f690f2a39c906d3462d51b6ad2c3c

37匹 2021/2/16  『発症から四ヶ月で天に召されました』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/cfc1ac66fc342261bc796320bbb2debe

38匹 2021/10/20 『世界一幸せなパンダ「暁暁(シャオシャオ)」と「蕾蕾(レイレイ)」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2d8a733979063c2c61bcf0c6e2aaeab4

39匹 2021/12/16 『広くなった新居に満足の金魚』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/40f3861372fd2dba7519681ca943191b

40匹 2023/2/1   『ポップアイから奇跡の生還をした金魚』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a7d1cb0c4b9b7051e5899389b3191e28

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする