隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

旅行記 第32回 『今年も江ノ島神社参拝』⇒

2019年12月03日 | 旅行記

国内を旅した記録「旅行記」の第32回は、『今年も江ノ島神社参拝』をお送りします。


今年も昨年に引き続き 、「広尾弁天講」(講元:北島義久様)の 『江ノ島神社団体参拝』 に参加させていただきました。


12月1日 (日) の午前8時に「さわやか信用金庫広尾店」前を、観光バス二台で出発 。今回の参加者は、62名だそうです。

 

 


去年は、“MINATOシティハーフマラソン” の影響で首都高速になかなか乗れませんでしたが、今年はすんなりと高速を走ることが出来ました。下道に降りてからも、「江の島大橋」手前で “湘南国際マラソン” の交通規制で若干ノロノロ走行になったものの、概ね順調で、昨年より45分も早い9時45分頃に、「江の島ヨットハーバー」手前の「藤沢市観光協会江の島駐車場」に到着することが出来ました。


徒歩7~8分で「弁財天仲見世通り」と呼ばれる参道の中ほどにある「岩本楼」に到着。「岩本楼」は、江戸時代までは岩本院と言われ、弁天社の本宮をあずかった一山の総別当とも言われる由緒ある院でした。弁天信仰が盛んだった江戸時代には、勅使、将軍、大名などの宿泊所として栄えました。

 

 

現在では旅館として営業されています。「歓迎広尾弁天講様」の看板が出ています。去年、隊長は宴会で踊らなかったので、直接「江島神社辺津宮(えのしまじんじゃへつみや)」に向かったのですが、今年は舞を披露するので、衣装を「岩本楼」に置きに寄りました。

 


参道に戻り、「辺津宮」を目指します。


「朱の鳥居」を潜ります。現在の鳥居は、昭和十一年(1936)山田流筝曲の家元・林敏子が再建・寄進したものです。

 

 

龍宮城を模して建てられた楼門の「瑞心門 (ずいしんもん)」から通って来た参道を振り返ります。江戸時代から今日まで変わらない幅1.5間(約2.75m)の参道。前回は人混みをかき分けて通らなければならないほどでしたが、今年は時間が早かったためか、まだ人通りが疎らです。

 

 

門を潜った先には、“江島神社ご鎮座1450年” を記念して奉献された「弁財天童子石像」があります。

 

 


険しい石段をさらに登り、振り返ると「片瀬海岸」が見えました。

 

 


「手水舎」

 


「竜頭」

 


「辺津宮拝殿」前に着いたのが、10時10分頃です。

 

 


今年も、参拝前に “茅の輪” を潜りました。

 

 

 拝殿に飾られている「邊(辺)津宮」の扁額。

 

 


拝殿左手の「神符守札(しんぷまもりふだ)所」

 

 


「銭洗白龍王」

 


年代を感じさせられる「水盤」

 

 


江島神社の末社「八坂(やさか)神社」。“建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)” が祀られています。

 

 


同じく末社の「稲荷社・秋葉社(あきばしゃ)」。

 

 


10時20分ころに、ご祈祷を受けるために講中全員で「社務所」に入ります。

 

 


昇殿祈祷後に、「奉安殿(ほうあんでん)」へ、神職の方に先導されて向かいました。

 


「奉安殿」は、旧神楽殿跡に建てられた法隆寺夢殿を模した八角形のお堂。現在の建物は、平成27年(2015)に改修されました。


堂内は、撮影禁止なので、江島神社公式HPの写真をお借りしました。奥右側の「八臂 (はっぴ) 弁財天座像」は、今年3月に国指定重要文化財に指定されました。本像は、鎌倉時代初期の作で、源頼朝が鎌倉に幕府を開く時、奥州の藤原秀衡調伏祈願のため、文覚上人に命じて造らせたと伝えられています。

 


左手の鎌倉時代中期の作とされている「妙音(みょうおん) 弁財天」は、別名“裸弁財天”と呼ばれるように、琵琶を抱えた全裸の座像で、日本三大弁財天のひとつとして有名です。


11時頃、「奉安殿」を出て、衣装替えのため、急ぎ足で「岩本楼」に戻ります。


正午頃に、宴会が始まりました。

 

 


「横山流羽衣会」の皆さんによる踊りが続きます。

 

 


隊長も、11月4日の発表会 で踊った「玄海太鼓」を、披露させて頂きました。

 

 


踊り疲れた隊長は、宴たけなわの最中ですが、一人抜け出して同館内の「弁天洞窟風呂」に入りました。

 

 


その昔、弁天堂として使われていた洞窟を生かして作られ、奥行は約20mあります。

 

 


洗い場奥には赤い鳥居が連なり、金色の「八臂弁財天」が祀られています。

 


他の入浴者はいず、奥から鬼が出て来そうで、熱い湯のはずなのに震えながら浸かっていました(苦笑


14時15分頃に宴会はお開きに。参道を駐車場に戻ります。


江の島の入口にある「青銅の鳥居」付近は、朝来た時は観光客が疎らでしたが、多くの人で賑わっています。鳥居は、延享四年(1747) に創建、多くの寄進者によって文政四年(1821年) に再建されました。

 

 


柱には、寄進者の名が刻まれています。利助、佐兵衛、庄五郎、など、まさに時代劇の世界ですね。

 

 


この日は、「江の島弁天橋」の袂(たもと)から、富士山が綺麗に見えました。

 

 


「藤沢市観光協会江の島駐車場」をバスが出発したのが、15時頃。一路、東京に戻ります。恵比寿駅前で、バスから降りたのが17時半頃。こうして、二度目の江ノ島神社参拝が終わりました。

 


==「旅行記」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/619e2d4e0638d6d11db6b03fbe07a87a

1~20回 省略

第21回 『高尾山飯縄大権現参拝登山』 2018年4月8日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e019d563b281f7252de2388c201d258d

第22回 『踊り子号で行く小田原・熱海 2日間』 2018年6月16日~17日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2d06de2cce60cb5f8f70a2275016574b

第23回 『灼熱の名古屋遠征』 2018年7月31日~8月2日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b188f979a210bf521ba9943106f46197
 
第24回 『「しまかぜ」で行く伊勢志摩 3日間』 2018年9月18日~20日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ebcbedcf6e93cb41c015496f4b4fb780

第25回 『江ノ島神社参拝』 2018年12月2日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/fba8099cd03597ad64f4da9690f5282d

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第29回 『今年も高尾山飯縄大権現参拝登山』 2019年4月14日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1cc1aae432d8983cbaa3315dc7f57d17

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