『東大の門(その1)』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/780ae83bc27114fcd10db69f110a1817
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5番目の『東大の門』「農学部正門」がある “弥生キャンパス” を離れ、本郷通りと言問い通りの交差点を左折して、根津方面に坂を下っていきます。
この辺りは、弥生式土器の発見地と言われていますが、発見が明治17年でその後の都市化が進む中で発見地が特定出来なくなっています。
“弥生式土器発掘ゆかりの地”の石碑を右にまがって少し行くと、「浅野正門」があります。
「浅野正門」は、工学部と理学部の一部の建物がある “浅野キャンパス” へのメインゲートです。
“浅野キャンパス”へは、本郷三丁目ではなく、東京メトロ 千代田線の根津駅が最寄駅になります。
「浅野正門」の先には、7番目の「浅野南門」があります。
ここから、再び “本郷キャンパス” に向かって歩くと「弥生門」に到達します。
この「弥生門」から入ると工学部の建物が集まっています。
又、「弥生門」の近くには、立原道造美術館や弥生美術館がありますので、美術館巡りを兼ねて訪れるのもお勧めです。
「弥生門」から不忍(しのばず)通り方向に歩くと、7~8分で9番目の“本郷キャンパス”への入り口「池之端門」があります。
「池之端門」からは、東大病院(東京大学医学部附属病院)⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3e1f6532322d1618d145d8effd92481b が近く、以前は自動車 が通れました。
しかし、現在は東大病院 周辺の工事の為、「池之端門」は車の入構は禁止になっています(人、自転車は可能)。
「池之端門」からは、不忍池や上野の森が近いので、隊長も良く東大構内を抜けて、「池之端門」を利用していました。
最寄駅は千代田線の湯島駅です。
湯島駅からは、徒歩12~3分かかりますが、途中に旧岩崎庭園があるので、隊長のお勧めは、湯島駅から歩き旧岩崎庭園を散策し、「池之端門」から東大構内に入構してみてください。
「池之端門」から湯島駅方面に向かい、旧岩崎庭園の角を右に曲がると、さだまさしさんの曲で有名な無縁坂です。
無縁坂を上がると、東大病院に最も近い「鉄門」があります。
「鉄門」の由来は古く、東京大学の前身の一つである、江戸時代の種痘所に遡ります。
種痘所の門扉は厚い板を鉄板で囲い、鉄板の間を頭の丸い鋲釘で打ちつけ真っ黒に塗ってあったので、江戸の人々は種痘所を「鉄門」と呼んでいたそうです。
大正時代に門の前の民有地が構内に取り込まれたため、鉄門は撤去されてしまいました。
しかし、東大医学部創立150周年を記念して、2006年度に再建されたのが、現在の「鉄門」です。
「鉄門」を “本郷キャンパス” の塀に沿って歩くと、5~6分で11番目の門、「龍岡門」に到着します。
「龍岡門」は、“本郷キャンパス”のなかで唯一、一般車両の入構が認められている門で、都営の路線バス もこの門を通って、構内に入って来ます。
以前は大きな木製の門扉がついていたそうですが、交通の支障となっているなどの理由から取り外されてしまい、今では扉のない門となっています。
「龍岡門」を離れ、『東大の門』最後12番目の「春日門」に向かいます。
「春日門」は、その名の通り、春日通り沿いにあり、「龍岡門」の途中には、文京総合体育館⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a2ce156e02cd1471853df15cbb10399e もあります。
2007年に産学連携プラザの横に新設された、歩行者・自転車専用の門が「春日門」です。
しかし、現在は春日門教育研究棟 (仮称) の新設工事の為に、平成26年2月(予定)まで、残念ながら閉鎖中です。
こうして、『東大の門』全12箇所を巡るのにかかる時間は、1時間~1時間半です。
せっかく東大本郷地区に来られたのなら、門を見るだけでなく、構内に入り、散策してみて下さい。
キャンパス内にある15軒のレストラン、8軒のカフェ ⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5e5685108293adeace60117927fa1df2 を訪れて見るのも良いでしょう。
ブログで紹介して12箇所の『東大の門』は、“東京大学本郷地区キャンパスガイドマップ” に記載されている門です。
今回、本郷地区の3箇所のキャンパスを廻っている途中、何箇所かの出入り口がありました。
これらの出入り口には、名前もなく、“キャンパスガイドマップ” にも掲載されていません。
記事にも書きましたが、“本郷キャンパス” で2006年以降に新設・再建された門が、「懐徳門」、「西片門」、「鉄門」、「春日門」と4箇所もあります。
門が8箇所から12箇所に増えたので、『東大の門 (その1)』の冒頭に書いた様に、東大は以前よりも簡単に入れる様になりましが、マップに記載されていない出入り口から入ると裏口入学になるのでしょうか(笑
尚、“東京大学本郷地区キャンパスガイドマップ” は、守衛所にて無料で配布していますので、東大本郷に来られる際には入手して、構内の散策を愉しんで下さいね。