隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

演劇 65幕 『劇団匂組 「まほろばのまつり」』

2024年05月14日 | 演劇

隊長が鑑賞した芝居・ミュージカル・古典芸能・演芸を、紹介する「演劇」の65幕(回)は、『劇団匂組 「まほろばのまつり』をお送りします。

 


劇団匂組 (わぐみ) は、第11回公演として、第三回宇野重吉演劇賞最優秀賞受賞作品『まほろばのまつり』を、5月22日(水)~26日(日)まで、「座・高円寺1」にて上演いたします。


劇団匂組は、劇団青年座・文芸演出部出身の劇作家 大森匂子 (おおもり わこ) が、自身の作品を上演する為、2010年に立ちあげた劇団です。


『まほろばのまつり』の概要;

信州木曽。平家の落人伝説が今なお残る榊村(架空の村)の榊まつりの日の出来事だ。
身重のありは旅芸人一座に捨てられ、それから15年。
日本は初めて迎える東京オリンピックに沸いていた。
ありは海野家の嫁として村に溶け込み、その夜産まれた赤子は、美しい少女となった。
旧家である海野家には姑の袈裟と、出稼ぎに行っている夫の宣治がいる。
更にもう一人。今年から夏季民宿を始めた海野家に、夏がすぎてもとどまっている斎藤。
素朴なだけでは生きていけない厳しい村の現実と、忌まわしい因習やしがらみ。
放浪と定住。
榊祭りの日。独りの農婦の(心の中の)革命のようなものを描いていく。
果たして、家を出ないノラは存在するのか?

 


会場:座・高円寺1
東京都杉並区高円寺北2-1-2 JR高円寺駅 北口徒歩5分
℡03-3223-7500
*土日・祝日の中央線快速は高円寺駅に停車しませんのでご注意ください。
*駐車場はございませんので、お越しの際は公共交通機関をご利用ください。


タイムスケジュール:
5月22日(水)19:00
5月23日(木)14:00  19:00
5月24日(金)14:00  19:00
5月25日(土)14:00  19:00
5月26日(日)14:00


チケット料金 (日時指定・全席自由・前売当日とも)
一般        4800円
土曜夜割引     4500円
学生割引(演劇養成所生含む) 3800円 ※ 学生証の提示が必要です
※ 未就学児入場不可


作:     大森匂子
演出・美術: 原田一樹

出演者:麻生侑里(海野袈裟)、本多真弓(海野あり)、紺野相龍(海野大造・村長)、永井誠(斎藤正志・助役)、和田裕太(海野宣治)、菊池百花(海野珠子)、飯沼りさ(郁子・女芸人)、生亀一真(英郎)、岡田千咲(女座長・農協職員)、小林もと果(ふき・もえ)、常深怜(精一)、西本亜美(美代・女芸人)、速名美佐子(八重・とめ)、福田治(村の駐在・旅芸人座長)、松井結起子(産ませお婆マツ・サヨ)、森島裕亮(弥吉)、由川信幸(基夫)。()内は、役名


チケット予約方法は、以下の通りです;

● 専用フォームでのお申し込み [24時間対応]

https://www.quartet-online.net/ticket/kvazqnv?m=0gddhch


● 劇団匂組   

メール予約  wagumiyoyaku@gmail.com

*メール予約の際は、「お名前(ふりがな)・券種・日時・枚数・ご連絡先」をお知らせください。

※当日劇場受付にて現金精算

それでは、ご来場お待ちしています。

 

 

 

==「演劇」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/e1e335843a7bf9f47fc197f5958cfbd8

1~50幕 省略

51幕 2020/9/18 『農園ぱらだいす~愛しのアマゾネス~』 下北沢・駅前劇場  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a55c8102c183f4bafd75b26de315bc76

52幕 2021/4/14 『変面ショー&琵琶演奏会』 日中友好会館  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2d715cd4b75f6a1c726d945bed800b74

53幕 2021/9/5  『劇団匂組「みすゞかる」』 中野劇場MOMO  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/57e4a032caa22c91d87899191e22f0a7

54幕 2022/3/25 『東京演劇アンサンブル「彼女たちの断片」』 伝承ホール  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/201b0b4f56f05f31e570fdfcab837f5c 

55幕 2022/7/6  『方の会「三姉妹-紅い花たち-」』 築地本願寺ブディストホール  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e747a9c8702246ecda6c76980c470a1b

56幕 2022/9/15 『三好美智子 和田幾子「女優二人の朗読会」』  お江戸日本橋亭  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/edfead108cb59d9f25da4ca938a3403c

番外編 2022/10/3 『訃報:三遊亭円楽さん』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a11329027ca4a4742bf2eb25f34105e5

57幕 2022/10/13『劇団匂組「みやこほたる」』 下北沢 OFF・OFFシアター  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ed65c2bb1296a43d8cd58299e36b4ec6

58幕 2023/2/9  『「笑点」新メンバーは、春風亭一之輔』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b5f83295c2d0f72edc141c85d7a41420

59幕 2023/4/26 『「笑点」公開収録に参加』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3642afb52b8daab230f55597e78d27ec

60幕  2023/8/14  『桂宮治独演会』 文京シビックホール 小ホール

61幕  2023/10/12 『劇団匂組 「本郷菊坂菊富士ホテル」』下北沢 シアター711 

62幕  2023/12/10 『劇団民藝「巨匠」』 紀伊國屋サザンシアター

63幕 2024/4/3 『劇団キンダースペース「新・復活 2024」』

64幕 2024/4/20 『劇団青年座「シェアの法則」』

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演劇 64幕 『劇団青年座 「シェアの法則」』

2024年04月20日 | 演劇

隊長が鑑賞した芝居・ミュージカル・古典芸能・演芸を、紹介する「演劇」の64幕(回)は、『劇団青年座 「シェアの法則』をお送りします。

 

 


3月30日(土)に、劇団青年座 「シェアの法則」を観に行きました。


「劇団青年座」は、1954年5月1日森塚敏、東恵美子、成瀬昌彦、天野創治郎、土方弘、中台祥浩、初井言榮、山岡久乃、氏家慎子、関弘子、ら十人の俳優によって結成。東京での本公演の他、全国の市民劇場・演劇鑑賞会でのロングラン公演、新劇交流プロジェクト公演など、劇団の枠を超えた交流など多彩な演劇活動を展開しています。


本作品の作者は、俳優・劇作家・脚本家・プロデューサーの岩瀬顕子(あきこ)。

 

 

青年座での初演は、2021年1月。また、2023年10月には、監督・久万真路(くま しんじ)、主演・小野武彦で、映画化されています。


演出は、青年座の須藤黄英(きえ)。


出演者:山本龍二、岩倉高子、佐野美幸、森脇由紀、若林久弥、宜野座万鈴(ぎのざ まりん)、黒崎照、須賀田敬右、逢笠恵祐(あいがさ けいすけ)、伊東潤、澁谷凜音(りん)。

 

 


あらすじ:東京にある築40年ほどの一軒家を改装して作られたシェアハウス。「トゥルペンハウス」と名付けられたこのシェアハウスの2階には大家の春山夫婦が住み、個室の5部屋には年齢も職業も国籍も異なるワケアリの面々が住んでいる。妻の喜代子は、定期的に住人たちと食事会を開いたり、それぞれの相談に乗るなど、まるで母親のように慕われる存在だった。その喜代子が怪我をして入院することになってしまう。

それをきっかけにしばらくの間、税理士で夫の秀夫(山本龍二)が妻の代わりを務めることになった。すると突然、家賃の大幅値上げを通告して、住民たちと対立してしまう。さらに息子の隆志(逢笠恵祐)が経営する飲食店が経営不振に陥りお金を無心に来るが、これを断り断絶を招いてしまう。


そんな時、喜代子が入院する病院から連絡が入る。そして。。。

 

会場は、六本木の「俳優座劇場」。当館は、2025年4月末日に閉館の予定です。

 

 

 

感想:シェアハウスと聞けば、若い男女が住み、恋に花を咲かせるトレンディな物語を想像しますが、真逆の年齢も職業も国籍も様々な面々が住んでいます。まさに、多様性の時代を象徴する物語です。


当初は、そんな入居者と、関係者のコメディタッチで、ストーリーが展開されていきます。ところが、それぞれに問題や悩みを抱えていることが、浮き彫りにされていきます。社会問題も、提起されます。


守銭奴のようだった、秀夫が徐々に心を開き、入居者と交流していく様は、人情劇でもあります。


キャストでは、テレビドラマや映画でも数多く見かける、山本龍二さんが、いい味を出しています。また、春山家の隣人・岩井富子役の岩倉高子さんが、昔はどこにでもいた、お節介だけど、心優しき隣人の雰囲気が溢れていました。


最後になりますが、都心にあり、地下鉄出口の真ん前と言う好ロケーションで、歴史のある俳優座劇場が無くなってしまうのは、寂しいですね。

 

 

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1~50幕 省略

51幕 2020/9/18 『農園ぱらだいす~愛しのアマゾネス~』 下北沢・駅前劇場  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a55c8102c183f4bafd75b26de315bc76

52幕 2021/4/14 『変面ショー&琵琶演奏会』 日中友好会館  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2d715cd4b75f6a1c726d945bed800b74

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54幕 2022/3/25 『東京演劇アンサンブル「彼女たちの断片」』 伝承ホール  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/201b0b4f56f05f31e570fdfcab837f5c 

55幕 2022/7/6  『方の会「三姉妹-紅い花たち-」』 築地本願寺ブディストホール  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e747a9c8702246ecda6c76980c470a1b

56幕 2022/9/15 『三好美智子 和田幾子「女優二人の朗読会」』  お江戸日本橋亭  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/edfead108cb59d9f25da4ca938a3403c

番外編 2022/10/3 『訃報:三遊亭円楽さん』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a11329027ca4a4742bf2eb25f34105e5

57幕 2022/10/13『劇団匂組「みやこほたる」』 下北沢 OFF・OFFシアター  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ed65c2bb1296a43d8cd58299e36b4ec6

58幕 2023/2/9  『「笑点」新メンバーは、春風亭一之輔』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b5f83295c2d0f72edc141c85d7a41420

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60幕  2023/8/14  『桂宮治独演会』 文京シビックホール 小ホール

61幕  2023/10/12 『劇団匂組 「本郷菊坂菊富士ホテル」』下北沢 シアター711 

62幕  2023/12/10 『劇団民藝「巨匠」』 紀伊國屋サザンシアター

63幕 2024/4/3 『劇団キンダースペース「新・復活 2024」』

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演劇 63幕 『劇団キンダースペース 「新・復活 2024」』

2024年04月03日 | 演劇

隊長が鑑賞した芝居・ミュージカル・古典芸能・演芸を、紹介する「演劇」の63幕(回)は、『劇団キンダースペース 「新・復活 2024』をお送りします。

 


今日は、既に四月三日。東京では、ようやく桜の開花宣言が出て、今週末が見頃かと言われています。そんな季節になりましたが、1ヶ月前の観劇の記事を遅ればせながらアップします。


3月初めに、劇団キンダースペース 「新・復活 2024」を観に行きました。


「劇団キンダースペース」は、1985年、オリジナル演劇の製作と上演という目的をもって、代表の原田一樹を中心に結成されました。創立以来、年間2本から4本のオリジナル創作劇を、製作・上演し続づけています。 


同劇団の作品は、『紙屋悦子の青春』 を記事にしています。


本作品の原作は、帝政ロシアの小説家・レフ・トルストイによる小説「復活」。

 

 


翻訳・脚色:島村抱月


上演台本・演出:原田一樹


音楽:和田啓


出演者:古木杏子、森下高志、狩野謙、伊藤勉、瀬田ひろ美、川野誠一、深町麻子、榊原奈緒子、関戸滉生(こうき)、ほか。

 

 

あらすじ:19世紀末帝政ロシア。ネフリュードフ公爵(森下高志)はある殺人の裁判に陪審員として出廷した。そこで目にした被告はかつて叔母たちの邸の使用人、カチューシャ(古木杏子)だった。十年前、カチューシャの知性と容姿に触れたネフリュードフは恋におちた。その後兵役についた彼は復活祭の休暇で叔母の家に寄る。強引にカチューシャを口説き関係を持つ。これは将校仲間との賭でもあった。後悔から金を渡し去る。カチューシャは絶望。妊娠が分かる。甥の将来を考えた叔母たちは彼女を放逐。カチューシャは私生児を生み、困窮から娼婦に。酒に溺れ、泥酔したところ仲間の陰謀で殺人の罪を着せられる。

 
法廷。カチューシャはネフリュードフに気づかない。関係の露見を恐れたネフリュードフは有罪に反論せず、陪審員誰もが無実を感ずるが、偏見も手伝いカチューシャは有罪。


大正三年、芸術座「復活」の稽古場。松井須磨子(古木杏子:二役)「カチューシャの唄」の適否を巡って稽古が中断。澤田正二郎ら俳優達と秋田雨雀ら劇団幹部が島村抱月(狩野謙)を取り囲み須磨子の増長を抗議。演出と抱月の「二元の道」にも反発が噴出、多くが脱退する。抱月には須磨子への負い目があった。本妻市子(瀬田ひろ美)が訪れ、離婚を拒否する。


トルストイ「復活」の場面。ネフリュードフはカチューシャの赦しを求め面会に、カチューシャは援助の申し出に不信を募らせる。再審請求も元老院が手続きの不備を理由に却下。カチューシャはシベリア送りとなる。ネフリュードフは周囲の反発を他所に彼女を救う決心を固め、彼女を追い詰めた身分制度も解体しようと自分の土地を小作人に分配。が多くの農民たちは土地を売り堕落する。ネフリュードフはカチューシャを追ってシベリアへ、それは自分自身を救う事でもあった。


大正七年、芸術座。海外公演も成功させて帰国した抱月だが猛威を振るっていたスペイン風邪に感染。稽古に出る須磨子を見送るが、その場で倒れ看る者のない中、絶命する。


シベリア近くの列車、ネフリュードフはカチューシャに結婚を申し出る。カチューシャはネフリュードフへの愛を自覚。だがシベリアで生きることを選ぶ。。。

 

会場は、東京・両国 「回向院」 に隣接する「シアターX(カイ)」。

 

 

感想:九年前のキンダースペース『新「復活」 ネフリュードフとカチューシャ』の再演なのだが、初演を観たことのない隊長にとっても、格段にスケールアップしたと思わせる公演でした。


その一端を感じさせるのが、舞台美術(佐々波雅子)。劇団の公演記録を見ると、初演の会場は同じ「シアターX」なのだが、舞台上に大きく段差を付け、そこがある時は、"ネフリュードフの屋敷” となり、また"法廷” となり、"監獄” となり、最後にはカチューシャたちがっシベリアに送られる "駅のプラットフォーム” になります。立体感のある演出が見事でした。


和田啓が、この作品のために造り上げたオリジナル音楽も、臨場感を増しています。シベリア鉄道のシーンは、まさに映画の一シーンを観ているかのような錯覚に襲われました。


俗っぽい表現になってしまいますが、古木杏子のカチューシャを演じる時の"体当たり演技”と、松井須磨子のクールな演技の使い分けも素晴らしかった。


ネフリュードフ役の森下高志の舞台は、何度か観ていますが、見る度に器の大きな俳優さんになっていると感じました。


唯一、理解できなかったのが、劇中劇としての扱い。本来は、大正三年、芸術座「復活」の劇中劇として、トルストイの「復活」が演じられるのなら理解できるが、トルストイの「復活」で始まり、途中に芸術座「復活」が演じられるのが、分かりませんでした。

 

尚、他の方の感想と舞台写真は、こちらでご覧いただけます 

 

 

==「演劇」バックナンバー ==
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1~50幕 省略

51幕 2020/9/18 『農園ぱらだいす~愛しのアマゾネス~』 下北沢・駅前劇場  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a55c8102c183f4bafd75b26de315bc76

52幕 2021/4/14 『変面ショー&琵琶演奏会』 日中友好会館  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2d715cd4b75f6a1c726d945bed800b74

53幕 2021/9/5  『劇団匂組「みすゞかる」』 中野劇場MOMO  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/57e4a032caa22c91d87899191e22f0a7

54幕 2022/3/25 『東京演劇アンサンブル「彼女たちの断片」』 伝承ホール  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/201b0b4f56f05f31e570fdfcab837f5c 

55幕 2022/7/6  『方の会「三姉妹-紅い花たち-」』 築地本願寺ブディストホール  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e747a9c8702246ecda6c76980c470a1b

56幕 2022/9/15 『三好美智子 和田幾子「女優二人の朗読会」』  お江戸日本橋亭  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/edfead108cb59d9f25da4ca938a3403c

番外編 2022/10/3 『訃報:三遊亭円楽さん』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a11329027ca4a4742bf2eb25f34105e5

57幕 2022/10/13『劇団匂組「みやこほたる」』 下北沢 OFF・OFFシアター  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ed65c2bb1296a43d8cd58299e36b4ec6

58幕 2023/2/9  『「笑点」新メンバーは、春風亭一之輔』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b5f83295c2d0f72edc141c85d7a41420

59幕 2023/4/26 『「笑点」公開収録に参加』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3642afb52b8daab230f55597e78d27ec

60幕  2023/8/14  『桂宮治独演会』 文京シビックホール 小ホール

61幕  2023/10/12 『劇団匂組 「本郷菊坂菊富士ホテル」』下北沢 シアター711 

62幕  2023/12/10 『劇団民藝「巨匠」』 紀伊國屋サザンシアター

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「落語・落語家・寄席」 記事一覧

2023年12月28日 | 演劇

隊長のブログ」では、落語落語家・寄席 に関する記事を、これまでに二十三席(回)アップしています。

 

 

取り上げた落語家は、落語家団体別に;


落語協会:林家木久扇、林家時蔵、林家たい平、春風亭一之輔、蝶花楼桃花、柳家さん若(現:柳家小平太)、林家木りん、林家あずみ、春風亭一花、金原亭駒平


落語芸術協会:故・桂歌丸、三遊亭小遊三、春風亭昇太、桂宮治


落語立川流:故・立川談志、立川志の輔、立川談春、立川ぜん馬


圓楽一門会:故・五代目三遊亭圓楽、故・六代目三遊亭円楽、三遊亭好楽、三遊亭楽生、三遊亭楽天、三遊亭らっ好


の24人です。

 

詳細は、下記の記事一覧をご参照下さい。


 
==「落語・落語家・寄席」 記事一覧== 

一席  2015/8/14 『談志の遺言 一期一会Ⅱ~立川談志 アジア紀行(中国 大連編)~』

二席  2015/10/4 『世界ふしぎ発見! ~立川志の輔が覗いた夢と可笑しみの国シンガポール~』

三席  2016/1/6   『ドラマ 「赤めだか」』故・立川談志、立川志の輔、立川談春

四席  2015/10/29『三遊亭楽天 二ツ目昇進披露興行』

五席  2016/2/24 『笑点』 故・桂歌丸、林家木久扇、三遊亭円楽、三遊亭好楽、三遊亭小遊三、春風亭昇太、林家たい平

六席  2016/4/26 『第1回 三遊亭楽天落語会』

七席  2016/5/25 『林家たい平独演会』

八席  2016/6/30 『東洋大学で落語の公演』 林家時蔵、柳家さん若、桂宮治、春風亭一花

九席  2017/2/19 『第二回 楽天・らっ好二人会』

十席  2017/12/17『オート3輪でぐるぐる 昇太のレトロを探そう』 春風亭昇太

十一席  2018/1/11 『三遊亭楽天 初笑い落語会』

十二席  2018/7/5  『訃報:桂歌丸さん』

十三席  2020/3/2  『新 鉄道・絶景の旅』 林家たい平

十四席  2022/1/22  『新美の巨人たち 末廣亭』

十五席  2022/10/3  『訃報:三遊亭円楽さん』

十六席  2023/2/2   『ドラマ「100万回言えばよかった」』 春風亭昇太

十七席  2023/2/9  『「笑点」新メンバーは、春風亭一之輔』

十八席  2023/2/25 『朝ドラ「ひらり」』 三遊亭楽太郎

十九席  2023/4/14 『~⽇本全国~桂宮治の街ノミネート』

二十席  2023/4/26 『「笑点」公開収録に参加』春風亭昇太、三遊亭小遊三、春風亭一之輔、林家たい平、林家木久扇 、三遊亭好楽、桂宮治

二十一席  2023/7/7 『新美の巨人たち ライオン』 林家たい平

二十二席  2023/8/14 『桂宮治独演会』 桂宮治、金原亭駒平

二十三席  2023/12/28 『新美の巨人たち 歌川国芳とアートな町・倉敷』 林家たい平   

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演劇 62幕 『劇団民藝 「巨匠」』

2023年12月10日 | 演劇

隊長が鑑賞した芝居・ミュージカル・古典芸能・演芸を、紹介する「演劇」の62幕(回)は、『劇団民藝 「巨匠』をお送りします。

 


現在上演中の「劇団民藝」『巨匠』を、観に行ってきました。


本作品は、『夕鶴』、『神と人とのあいだ』、『子午線の祀り』などで日本を代表する劇作家・木下順二さんが、ポーランドのテレビドラマに触発されて書き下ろした衝撃の現代劇に、劇団民藝がふたたび挑みます。


演出:丹野郁弓(たんの いくみ)


出演者:齊藤尊史(たかし)、神敏将(じん としゆき)、西川明、細川ひさよ、小杉勇二、花城大恵(はなしろ たいしん)、天津民生、橋本潤、ほか。


上演時間:約80分。

 

 

あらすじ:人気俳優(神敏将)が演じるシェイクスピア『マクベス』の初日の幕がまもなく開こうとしています。楽屋ではある演技をめぐって演出家(齊藤尊史)との議論になります。食いさがる演出家に、俳優はついに20年前に体験したある出来事を語り出すのでした。


1944年、ポーランド・ワルシャワ蜂起に対するナチス・ドイツの弾圧を逃れた人々が郊外の小学校に潜んでいました。命からがらその教室へ辿り着いた俳優は、女教師(細川ひさよ)、前町長(小杉勇二)、ピアニスト(花城大恵)、医師(天津民生)、そして老人(西川明)と出会います。


そこへゲシュタポ(橋本潤)が現れ、昨夜起こったレジスタンスによる鉄道爆破への報復として、四人の知識人を銃殺するといいます。老人の身分証明書には簿記係とあったため、彼は知識人ではないとして除外されます。だが彼は、自分は俳優であると主張、それを証明するために、ゲシュタポの前で、マクベスのモノローグを朗誦するのでした。。。

 

会場は、JR新宿駅から徒歩5分の「紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA」。

 

(同劇場ホームページから)

 

 

感想:物語の舞台は、1944年のポーランド。劇団民藝の初演が1991年(老人役:滝沢修)。そして解釈が難しい作品と言われているので、観劇前は身構えていたのですが、いざ始まると、時空を飛び越えて、その場所にいるかの様な、感覚に陥りました。


銃殺されるか否かという、極限状態の中で、“巨匠” と呼ばれてはいるが、実績もない無名の老俳優が取った行動。隊長には、老い先短い彼の自負心を賭けた、最後の名演技だったと捉えました。


セリフの中では、語られることはありませんが、進行中のウクライナでの戦争、パレスチナ・ガザ地区での惨状を、想起せざるを得ない舞台でした。

 

尚、劇団民藝『巨匠』の公演は、12月17日(日)までです。

 

 

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