【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

僕の阪急ブレーブス物語~

2013年05月17日 | 徒然日記


僕の阪急ブレーブス物語~

僕が小学生高学年の頃、パリーグでは阪急ブレーブスが最強であり最高に格好よかった。

そして僕は阪急ブレーブス子供会に属しており、毎シーズン何回かは友人と阪急電車を十三駅で乗り継ぎ西宮球場へナイターを観に行っていた。

当時、ヒーローが多かったこのチームにおいて、先ず忘れてはならないのが福本豊であろう。世界の盗塁王である。どんなにスゴイかと云うと、シーズン130試合だかで107盗塁という世界ギネス記録を持っているのである。

つまり、ほとんど毎試合盗塁しちゃうのである。そして走るのが分かっていても相手バッテリーは刺せなかったのである。

試合開始でサードかショート辺りにゴロを転がすとそのほとんどが内野安打となってしまうのだ。そして盗塁して2塁へ、その後、大熊かマルカーノが犠打で3塁へ。

これが必勝パターンなのであった。

そして3番にはかなり高打率の強打者・加藤ヒデジが控えており、力強かった。

ピッチャーは、山田と山口と足立の三枚看板であった。山田と足立はアンダースロー、山口は当時の速球王であった。

背番号は、福本が7、加藤ヒデジが10、山田が17、足立が16、山口が14であった。

その後、阪急にはブーマーや蓑田、石嶺、松永といったヒーローが現れる事になる。

僕が観戦した最も記憶に残る試合はと云うと、1978年9月10日の近鉄バッファローズ戦である。(ネットで調べた)

時の近鉄のエース、鈴木啓二はこの時すでに20勝に到達しており阪急の稲葉との投手戦、完封に抑え込まれていた最後の最後にあの代打王と云われていた長池トクジが逆転満塁ホームランを放ったのだ。

子供ながらに鳥肌がたったのを今だに忘れられないでいる。

因みに、僕が生まれた1968年は、阪急ブレーブスにドラフト1位で山田、ドラフト2位で加藤ヒデジ、ドラフト7位で福本豊という空前絶後の大豊作の年であったようである。

あの頃が僕のプロ野球絶頂期であり、何故かその後は今に至るまでプロ野球に興味を持つことはなくなってしまったのは、それだけあの頃が熱かったという事であろうと自己認識している…。

長池の逆転満塁ホームランブログ記事引用はココクリック!

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