【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

琉球放浪2023梅雨明け 『 パヤオのマグロに総スカンの巻 』

2023年06月25日 | 旅三昧!釣り三昧!
琉球放浪2023梅雨明け 

今年は正月以来2回目となる雑魚釣り久米島遠征をこの梅雨の時期に決行。今回は昨年より遠征参加のマツモト兄、そして初めての参加となるシンジ兄との雑魚釣り隊3人遠征である。

今回はパヤオへキハダマグロを狙うべく釣行である。僕の個人目標は自己記録となる40kgと密かに設定していた。

今回のタックルはマグロキャストタックル1、マグロジギングタックル2、カツオキャストタックル1、SLJタックル1を用意した。マグロキャストにはPE4、マグロジギングには各PE3、カツオキャストにPE2、そしてSLJにPE1.2のラインを用いる。

2日間の釣行予定にて初日は我々3人に那覇からのジュンと親友ナカ、2日目はナカが同船する予定である。

ナカは先月を以て長年勤めてきたリゾートホテル久米アイランドを退職し、今月から久米島観光協会に事務局長として勤めるようになっている。

珍しく先月にデカい台風がやってきたりと内心ヒヤヒヤしながら天気図を睨んで待ったこの1週間程であったが、どうやら天気は我々の望む方向に向いてくれたようである。

22日朝、近畿地方は結構な雨。午前6時前に家を出て伊丹へクルマを走らせた。




雑魚釣り隊員3人は其々別のフライトにて那覇空港の空港食堂を集合場所とした。






僕らは沖縄そばで乾杯して久米島へ飛んだ。




久米島にてタックルの準備をし、居酒屋へ集合したのは6名。初対面の面々を紹介し和気藹々と酒を飲んだ。

釣行初日、はやる気持ちを抑えてパヤオに向かうもキハダからのアプローチはない。魚探には其れと思しき反応は出るのだが全く口を使わない。

途中、鳥が表層を飛ぶのでキャストすると自己記録更新のシイラがフィードポッパーに食いついた。しかし僕が追いかけてるのはコイツではないのである。




この日はシンジ兄が唯一1匹22kgのキハダをあげたのみ。それ以外はマツモト兄がジグをフォール中に中層で食いついたカツオの3匹という貧果となった。




しかし丸一日、300gの重いジグを水深200mから100 mまでシャくると身体がズタボロである。体力的にかなりハードであった。

この晩は「亀吉」にて3匹を捌いてもらい美味い美味いと食べた。






そしてシイラのフライはこの上なく美味かった。やはりシイラはこれに限る!断言




釣行2日目、この日も3箇所ほどパヤオを転々と動くのだが全くジグに反応なし。一体どうなっているのであろう。

パヤオでは、ナカが遠藤くんに勧められて取り付けたエピングにキメジがヒットしたのみとなった。

そして最後の小1時間は、島回りの水深50-100m界隈にてSLJをしたのだがこの釣りが今回の釣行の唯一の魚からのアプローチがある釣りとなった。

僕は2回もドラグを唸らせ走られて根擦れでラインブレイク。シンジ兄も2回魚に根に入られて上げること出来ず。しかし皆んなオジロバラハタなどの魚を釣り上げる事が出来たのであった。

久米島のSLJはPE1.2でも魚が強くかなり厳しいのであった。

惨敗の久米島釣行であった…

しかし雑魚釣り隊の面々を僕の久米島の仲間と引き合わせ、今後仲良くしていってもらえる事を思うと良い旅であった。天候も良く滞在中に久米島は梅雨から夏への季節の移り変わりを肌で感じる事が出来た。

こんな試練の釣行の時もあろう。次来る時はパヤオをメインにせず、島回りのインリーフキャスティングや根魚を中心に狙ってみたいと思っている。そして我がホームグランドである南紀白浜でこの借りを返してやろうと思っている。

帰りの朝、久米島空港へ送ってもらうナカのクルマの車窓から今年初めて蝉の鳴き声を耳にした。

久米島万歳!

釣りロマンを求めて〜






最新の画像もっと見る

コメントを投稿