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【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

白浜放浪2011GW 『 ガシラに始まりガシラに終わる~ 』

2011年05月05日 | 旅三昧!釣り三昧!
5月2日の早めの午後:

事務所にて仕事を切り上げ、一路白浜へ向かった。

暗くなる前に白浜に着いて、新調したアンカーを設置、ガソリンを給油しておきたかったからだ。



無事にそれらを済ませ、翌日からの釣りを思い描く。

シャウエッセンソーセージを焼いてビールを飲み、赤ワインを飲みながら、翌日の釣りを思い描いた。


5月3日:

いつもより早めの朝6時半、1人船に乗り込み出航した。波はべた凪、潮は大潮である。

アジサバカツオ3兄弟をその日の釣りの目標にしていたのだが、まだまだ水温が低いようで回遊してきていないようで、全く姿すら見れない。

仕方がないので底物を狙い、ポイントを変えながら竿を下ろす。行きしなに購入した携帯ラジオ(2000円弱)が1人の船上では正解であった。ラジオを聴きながら竿を下ろす。



まず型の良いガシラをゲット。その他、30センチ級のオジサンや大きめなササノハベラをゲット。小さい雑魚は逃がした。

昼に一度マリーナハウスに戻り、昨日スーパーで買っておいた辛ラーメンを食べ、プレミアムモルツを飲む。炊いておいた白ご飯に紀州梅ふりかけをかけて一膳食べた。ひとやすみ。

遅めの午後、もう一度海に船を出したのだが、釣りを始めて早々に雨が降り出したので、釣りを断念し帰還す。



これが初日の釣果である。魚をさばいた後、この日から合流することになっていたHOSODAさんを白浜駅へ出迎えた。

そしてマリーナハウスに戻り、ガシラは唐揚げに、オジサンとベラは塩焼にして2人で食べた。

しかし驚くはこの『オジサン』である。初めて釣って食べたのだが、これがかなりさっぱりした白身で美味かった。


5月4日:

朝5時半起床、海に出る。今日はエギ(疑似餌)でアオリイカを狙うというこの旅のメインである。



黄砂が舞う夜明けの太陽が美しい。船上よりパチリ。



べた凪の海、ここはと思うところに船を止めエギを投げる。しかし全くイカの存在が確認できない。

昼前に一時帰還。釣具を求めに田辺へ向かった。

遅めの午後、潮を見ながら海に出たのだが、午前中とは打って変わり、恐ろしいほどの風と波。とても沖に出れないくらいに船が海面を跳ねる。そして潮は驚くほど速く釣りにならない。沖に出るのは危険と判断し、入り江の島影で竿を下ろすも無念の結果となった。

2人意気消沈しながら港に戻った。

HOSODAさんが、メバル用のジグを使って、波止場から竿を投げたいとの事にて、オレも部屋にあった延べ竿&浮きセットを持って、近くの波止場に腰掛け竿を出した。

オレの延べ竿には、オキアミを小さく刻んだエサを用いたので、チャリコやコッパグレ、ちびガシラなどが掛かった。

ふと、ぼんやり何も考えずに浮きを見ながらぼーっとする釣りもいいなぁと思った。遠くで小鳥の鳴く声が聞こえる。波止場の海は波ひとつやってこない。静かな静かな水面であった。

突然、HOSODAさんが声を上げた!

『釣れた!』

見ると、そこでは考えれない大きさのガシラを手に満面の笑顔のHOSODAさん。生まれて初めてという船酔いから今日のイカ釣りに意気消沈を隠せないHOSODAさんのこの笑顔に、心から良かったと思った。

その夜は、親父に薦められた『小料理・まるかわ』へ。美味いカツオの刺身を食いながら2人酒を飲み語った。


そして今日、5月5日:

朝6時半に目を覚ますと、すでにHOSODAさんは船着場へ竿をたらしに出かけた後であった。コンビニにタバコを買いに行った後、船着場へ。昨日の2人の約束、それはそれぞれ5匹釣るという事。

さっそく船を出した。

今回最後のチャレンジである。今日はエギではなくエサ釣りである。出来る限りたくさんの魚を釣って、HOSODAさん宅のお土産にしようと思っていた。

結果往来、爆釣であった。

ガシラやその他の魚がガンガン釣れる。HOSODAさんの仕掛けもエサ釣りに変更したほうが良いと話し、2人してアタリを楽しんだ。

この日のガシラキングを釣り上げたのはHOSODAさんであった。

HOSODAさんの勝ち~ オレの負け~

そして帰路、渋滞にやられながらも2人は白浜の旅を終え帰ってきたのであった。

とても楽しい旅であった。

残念ながらアオリイカは釣れなかったけど、次への大きな目標となった。


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